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話の展開、つくりが面白い。
後味が悪くて、嫌な感じが残るのに
つい次の短編も読んでしまう不思議な本。
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意外な結末、が売り(*^_^*)の短編集。
「帰省」
かなり閉鎖的らしい村から東京に出てきた若い娘。悪い男に引っかかって、風俗?DV?と悲惨な日々を送っていたのだが…。姉と一緒に帰省する新幹線の中で、おいおい、もしかして??と思っていたら、その予想をも覆す一族の秘密・・? そう言えば、と巧みにに入れられていた伏線にも後で気付いたり。
「見守ることしかできなくて」
フィギュアスケートでオリンピックを目指す少女に偶然アイスリンクで出会い、恋をしてしまった少年。彼と彼女の若い世代らしいやりとりが可愛い&楽しい。でも、結末がそうくるかぁ~~!という驚き。タイトルに最後で頷いてしまう、というのも上手いなぁ、です。
「交番勤務の宇宙人」
これが一番好きだったかなぁ。文字通り、交番に勤務している宇宙人の話なんだけど、はるか三百万光年のかなたから、恋人を置いて地球に単身赴任中の宇宙人。(*^_^*) 凄い意気込みでやってきたのに、地球人というか日本人の危機意識のなさにはあきれるばかり。
そっか、地球上には随分と宇宙人たちが暮らしている、ってことなのね。迷子になったり、イタズラをしたり、それはとても可笑しいし、そんな風に同化しちゃってるという描き方が楽しいです。
ただ・・・・正直、オチが今一つ弱いなぁ、と思ったり、そのオチの後味の悪さで、そりゃなかろう、と思ったりのものもあり、凸凹感は否めないかなぁ。
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個々の話に全く関連性のない短編集は初めて読んだ気がする。
いつも通りの(爆)読後感が薄ら寒いのもあれば意外とほのぼの終わるのもあり。
誉田さんの作風の振り幅を1冊で堪能するにはいい本なのでは。
個人的には『見守ることしかできなくて』『あなたの本』が印象的でした。
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個人的感想としては誉田哲也作品としては残念な感じが…短編集です。
表題の「あなたの本」は展開がなんとなく読めてしまう感じでした。
短いからその中で完結させるのはある程度簡潔しなければならないからかな?
短時間でサクっと読むにはいいのではないでしょうか。
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星新一のショートショートを少し長くしたような感じ。
ブラックでキリッと引き締まったエンディングにドキッとします。
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誉田哲也と読んでいるとは思えない・・・。
意外な短編集。
ラストに【真実?】が現われる。んだ。
けど。
それぞれなので・・・。
ホッとしたり。
怖かったり・・・。って!
最後の『交番勤務の宇宙人』は良かった。よぉ。
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#読了。不思議(奇妙)話の短編集。最後の「交番勤務の宇宙人」はかなり面白かった(笑えたという意味で)。サントリーのCM、宇宙人トミー・リー・ジョーンズをついつい思い出してしまう。この設定でCM作ってくれたら面白くなりそう。
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憧れの都会で流されるままに暮らす女の血脈。深き森で暮らす原始人たちの真実。ごく普通の男子中学生の前に現れた天使の目的。父の書斎で発見した一冊の本に翻弄される男の運命。天才スケート美少女を見守り続ける少年の淡い初恋。すべてを手に入れたミュージシャンが辿り着いた場所。警視庁新宿署新宿六丁目交番に勤務する諸星巡査長の意外な日常―引き込まれるストーリー、予想外な結末を、堪能せよ(amazonより抜粋)
短編集です。
7つの短編集でしたが、その中でも「帰省」が面白かったです。
都市に憧れて出た女性が主役の物語。
街に憧れて出た女は不幸になる。
その言葉通り付き合う男性に暴力を振るわれ、風俗にいかされ、逃げてくるという展開でしたが。
その最後の「実は・・」というのが面白かった。
思わず、はにかんでしまうというか、やられたなって思ってしまいました。
このほかにも面白い小説はいくつもありましたが、一番印象に残っているのはこれかも。
あと誉田らしくない「見守ることしかできなくて」というのはちょっと異質だなって思ってしまいました。
ちょっとメルヘン。
誉田さんは勿論短編も面白いですが、やっぱり長編ですね!
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「あなたの知らない世界」的短編集。「あなたの本」と「天使のレシート」がよかったかな。でも誉田さんはやっぱ姫川シリーズが好きだな〜。もったいない。
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不思議な物語を集めた短編集。いくつかの短編は『ゾクッ』とさせられ、薄ら寒くなりしたが、最後の『交番勤務の宇宙人』ではホッとさせられました。個人的には『見守ることしかできなくて』がお気に入り
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最後の話でホッとできてよかった(笑)途中まではもう、うすら寒いというか、テンションが持ってかれる感じで、疲れてる時には読まないほうがいいような、と思った。
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7つの短編集。
どの話も設定が興味深い。
タイトルにもなった「あなたの本」も良かったけど、
「交番勤務の宇宙人」が私好み。
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ヒトリシズカと並行して読みました。
何時もの誉田さんの世界と微妙に違う世界でした。
一気読みできる作品でしたから、つまらないと言うのではなく、微妙に肩すかしされたと言うか、梯子の段を一つ外された様な感じが読後にありました。
一つの世界観が出来て仕舞うと脱け出すのが大変ですね。
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ブラックな短編集。7編収録。
「見守ることしかできなくて」は他のものと比べるとそれほどブラックではなく、予想しやすい内容ではあるけれど、一人称でテンポよく進んでいき好きな作品だった。他には表題作「あなたの本」もなかなかブラックな作品で好きでした。
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星新一のちょっと長めの短編みたいな感じ。
警察物に女子高生物、この人はほんとにいろいろな引き出しをもっているんだな。