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『奇跡の教室』で書かれていたことが、本人によって具体的にどう考え、どんな風に「銀の匙ノート」を作って、どんな目的で授業に落とし込んでいたか、その際の生徒の反応などが書かれていて、理解が深まった。
『銀の匙』だけではなく、月1冊の課題図書を出していたことも初見。そこでは、ただ読むだけでなく、原稿用紙2枚程度であらすじ、内容をまとめさせる。さらに、よかった箇所、感銘を受けた表現、あるいは文中で述べられている考え方に賛成か反対かなども書かせる。感想でないところがポイントだろう。
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この橋本先生の授業を受けてみたくなりました。受験が最終目的でなく、学ぶことそのものが面白いと思える授業。先生自身、いろいろなことに興味を持ち、忙しすぎて死ぬ暇がないとおっしゃるような充実した齢のとりかたは理想だと思いました。先生の授業に関する他の本もぜひ読みたいと思います。
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受験のために勉強するのではなく、学び=遊びという考えにはとても共感出来た。学びの源は、自らの探究心からであり、一つのことをじっくり考えることは大切だと感じた。橋本先生の授業を受けてみたくなった。また、小学生くらいから、やり直したくなった。
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「すぐ役に立つことは、すぐに役立たなくなる」という言葉が印象に残った。表層の理解ではなく、同じものを何度でも味わえるような勉強をしていきたいと思う。100歳の著者にとても若々しさを感じた。人生の後半にまた改めて読み返したい。
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橋本武さんには前々から興味があって、読んでみました。
ちょっとこの本だけではまだまだわからない部分はいっぱいあるんやろなーと思った。広く受け入れられるように、あんまり深入りしていないような、そんな印象を受けました。
著者は二〇一二年七月で百歳、ということですが、そんな年齢でもこんな教育の本を書いていて、学びへの情熱がただただすごいと思います。
自由に、楽しむ、というのが橋本さんのテーマなのかなと思いました。
最後の対談は思い出話が多いので、少し必要性が伝わらなかった。
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この人は幸せだ。それ以外に確かなことは見つけられなかった。
この教育方針が無条件に正しいとは思わないけど、世界に興味が尽きないこの人は幸せだ。さらに本人が求めないにも関わらず(だからこそ?)他人や社会からも評価されて。灘が名門になったのはこの人のおかげだけではないだろうに。
それでも何もできなくなっていくのは辛いのではなかろうか。死ぬひまがないとは言ってもいつかその日は来る。
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「横道にそれる」ということが人生を豊かにするということは、色々な人が言っているが、説得力がある。
「教師の仕事というのは自分の人間性を生徒にぶつけること」だという考えにはっとさせられた。今までは教師と生徒を対等に考えたことはなかったけど、対等に考えて一緒に成長すればいいんだと気づいた。
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好きな事を好きなだけ、成り行き任せが生き方上手に共感。国語力がすべての基礎というのもいつも思っていること。こんな授業受けてみたかったなー。120歳目指してますますお元気で頑張ってほしいです。
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教育って何だろう・・・
「考えることを楽しもう」
そんな授業ができたら良いな。
学生は何のために学校に行くのだろう?
私は、もう忘れてしまいました…
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【自分がやりたことがやりたいようにできた、それが私にとっての成功だということです】
齢100才にしてやりたいことがありすぎて時間がたりなくて忙しいと。やりたいことをみると、なるほどそのとおりと思う。人間知らないことのほうが多く、生きている間にどれくらい知ることができるのだろう。
銀の匙という本を何十年と授業で使い、生まれ変わってもまたやりたいとおしゃっている。改めてすごい。
いつかこんな巡り会わせがあるのだろうか。
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国語力の向上のひけつが書いてあるだけでなく、子どもとやりあってきたことが書いてあっていい。教師が好きなんだなあと思う。
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平易な言葉でとても読みやすい。
簡潔、明瞭で著者が大切にしたかったことが心にしみてくる。
時代背景が異なり、全てを丸のみできないが、それでも人間成長にとって『考えること』の大切さを実践でもって知る良い機会となった。
灘校の自由な校風はいいとしても、学習指導要領を外れていく、著書の確信はどこにあったか、そこをもう少し深堀してほしかった。
最後の20~30ページには人間としての必須テーマが満載!
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灘高の伝説の教師(H24年7月時点で100歳 )が、「学び」について書いた本です。
特に印象に残っている点を以下に紹介します。
・遊ぶ気持ちで学ぶ
(子どもが遊ぶような感覚で学んでいけるように仕向ける)
・人は何歳でも学び続けることができる
・すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる
・上から何も言われなけれな、いやでも自分のなし得る最善の方法を考えて実践しなければならない
・教師が教師として自分自身を磨いていけば、その姿は子どもたちの胸に届く
・学びがあって成長し、成長したらまた新たに学びの場と出会う
・分からないままでもいいから、なんにでも疑問を持つ
・自分がやりたいことがやりたいようにできた、それが自分にとっての成功
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巷にある「~式」とかのノウハウ本とは一線を画す内容で、学ぶということの本質が伝わってきた。100歳を超える著者の考えも全然古くさい感じはなく、一気に読み終わった。「あそぶ気持ちでまなぶ」という言葉が特に印象的だった。いい本でした
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ううむ。
本書もそうだが、最近、「学ぶこと・勉強」について考えてみたり、本を読んだり、教えていただいたりして感じる印象は、どれも似ていて、近いものがある。と、思う。
そのことに興味をもち、もっと深く知ってみよう、と思うこと。
何をするにしても、考える。読む、書く。
それが教えることであれば、その人が懸命に努力を続けているか。
て、
視点で見ると、著者が結婚などは「なりゆき」に任せて、というのはちょっと不思議な印象。
まあ、その場その場の環境などのせいにするのではなく、常にその状況で真剣に取り組もう、ってことなのかな?んー…。
それはそれとして、本書を手に取っている人たちはきっと、教育に対して真摯に向き合っているか、そうしようとしている人たちだろう。
(そういう意味で言うと、みなさん同じように感じ、考えているのかな?)
自分も、努力を続け、もっともっと成長していこう。
と、思います。