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著者は、コマツのV字回復を実現させ、HBR誌でCEOランキングにて日本人最高位に評価された関根正弘氏である。
どのようにして低迷していたコマツを蘇らせて現在のコマツに育て上げたのか。
「リーダーにとって必要な仕事は人心を掌握し、衆知を集め彼らに全力を尽くして働いてもらうことだ」(『はじめに』より)
働いてもらうには彼らを動かす言葉が必要だ。つまりは、タイトルにある言葉力が鍵となる。
ぜひ、自らの目で坂根氏の言葉力を味わっていただきたい。
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リーダーには言葉が大事だという内容だけど、言葉の使い方の本ではない。言葉の力で相手が納得し行動してもらうには、事実正しくとらえて隠れている本質を見抜く必要があるし、それらを伝える端的でわかりやすい話が必要だし、その言葉と変わらない行動も必要であるとのこと。
この本の中で一番気に入った言葉は、「上は下を見るのに3年かかるが、下は上を見るのに3日もあれば十分だ」
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■リーダー
1.リーダーにとって言葉を「語る」より先に、まず重要なことは「見る」ことである。
2.着眼大局、着手小局。
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実行が伴って始めて社員たちはリーダーの言葉の本気度を確認する。
鈍才と天才の差はファクトの把握力 隠れている本質は?
本当に見つけなければいけないファクトは強み。なぜなら、強みを磨くことで差別化が生まれ、顧客は強みを選ぶから。
着眼大局 着手小局
今起きていることの本質を端的に表す事実を一点だけ、オリジナリティーのある表現で表す
小刻みな実行はNG
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非常に読みやすい本です。著者自身、講演が分りやすいと
言われるそうですが、この本でも、読み手の理解を促す
ことを意識した文章になっているなぁと思います。
問題の本質や物事の対局を「見る力」
聞くものを腹落ちさせ行動を引き出す「語る力」
言葉を言葉遊びに終わらせずに行動と実績を
ともなわせる「実行する力」
この3つの力を知行合一で高めてこそ、はじめて
「言葉力」が備わるのである。
うーん、含蓄のある言葉ですね。
山田ズーニーさんは、「自分のメディア力を高める」
ことが、想いを伝える要素のひとつとして重要だと
表現されていましたが、上記の3つの力の実践が、
まさにメディア力を高めることに直結するのでしょう
ね。
この本で紹介されていた下記の言葉も、とても素敵だ
なぁと思います。
・『言う』を『成す』と書いて『誠』
・企業価値とは、社会というすべてのステークホルダー
から得られる信頼度の総和
・結局のところ社員は、前を歩く人の背中と、その人が
残した仕事を見て育つ
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どうすれば下が付いてくるかコミュニケーションと行動が大事。米国会計は原価を固定費と変動費にわけてある。社員に固定費が高いと言う事実をグラフで見せて伝えた。
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「リーダーの仕事とは、人心を掌握し、衆知を集め、彼らに全力を尽くして働いてもらうことだ。そのためには、進むべき方向と各人のなすべきことを言葉で示し、それに心の底から納得してもらわなければならない。そのための道具は、つまるところ言葉しかない。
リーダーにとって、言葉は命なのである。」
この書き出しで、引き込まれて読みました。リーダーの言葉は命である、というコマツの経営者の言葉をじっくりと味わい、考えさせられました。
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坂根さんの強いリーダーシップには感動しました。トップとしての姿勢、考えで企業が生まれ変わるのですね。「言葉力」の大切さがわかりました
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コマツの元社長、坂根さんの著。
リーダーシップ、マネジメントについてとても参考になるフレーズが多かった。
「上は下を見るのに3年かかるが、下は上を見るのに3日もあれば十分だ」との言葉にドキリ。
常に見られていることを改めて意識した。
後は五ゲン主義。
現地、現物、現実、原因、顕在化。
現地現物の更に奥深く追求する、とてもいい言葉だと思った。
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コマツグループの坂根正弘さんの著書。
「V字回復の経営」は以前読んでいたけど、この人の本を読むのは初めて。
「V字回復の経営」の人とやっぱり各視点が異なるから面白かった。
・大きな手術は一度
・数字を持ってしめす
・商売の基本サイクル
が「V字回復」での主な(今の私の記憶に残っている)ポイントだとすると、坂根さんは(これも私の印象に特に残った部分だけど)
・知行合一
・現場で鍛えた言葉(=言葉や説明は昇華する)
・本質をつかめ
すみません、締りのないレビューですけど。
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コマツ会長 坂根さんの「ダントツ経営」とセットで読むと、知行合一の本質がよくわかります。
・五ゲン主義…現場、現物、現実、原点、顕在化
・「着眼大局」「着手小局」
・「不正をゆるすな」より「不正を隠すな」
口下手の苦手意識を逆手にとて、あきらめず自分の言葉に置き換えることの大切さを感じました。
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全体集会を今も継続していることは素晴らしい。モノ作りの会社のやるべきことを実践している会社であることがよくわかる。
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尊敬する経営者のお一人の坂根さんの著者。
見る、語る、実行する、の三位一体の重要性を見事にまとめられています。
『リーダーの仕事とは、人心を把握し、衆知を集め、彼らに全力を尽くして働いてもらうことだ。そのためには、進むべき方向と各人のなすべきことを言葉で示し、それに心の底から納得してもらわなければならない。そのための道具は、つまるところ言葉しかない。リーダーにとって、言葉は命なのである。』(はじめにより)
何処ぞのブラックな社長は爪のアカを煎じて飲んでほしいものです。
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自慢話が多い、題名と中身がイマイチあっていないことから、いいことは言っているけど、心に入って来なかった。飴と鞭がcarrot and stick approach で通じると知ったのは良かった。
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・行動の指針を言葉で示すとき、「お客さまの満足度を高めよう」では抽象的すぎる。それよりも、「新車の納期より、補給部品の交換を優先する」と言えば具体的でわかりやすい。わかりやすい具体的な言葉で支持をすることで、行動が徹底されるのだ。
・リーダや経営者にとって大切なことは、何度も同じことを繰り返していうことだ。
・「言う」を「成す」と書いて「誠」