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これは小中学生向けの本で、全ての漢字にフリガナがふってあります。
図書館の新刊コーナーに置いてあるのをたまたま手にとって読み始めたら止まらなくなりました。
筆者の身に実際に起きたことを丁寧に書いてある感じが、とても良い本だと思います。涙が止まらなくなりました。
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<特に印象に残ったこと>
*数十年前までは、地域の大人が地域の事もの面倒をみRのは自然なことでした。年々、そうした「地域のきずな」はうすくなってきているといまれます。
しかし、震災をきっかけに、防災の観点からも地域の力が見直されてきています。
自分の家族だえではなく、近所の人や友たちの家族とも仲良くすることが大切ではないかと思います。
*地震を防ぐことはできなくても、地震について研究し、防災意識を高めることによって、災害による死を減らすことはできます。
これも人間の英知によってできることだと思います。
*人間は忘れやすい生き物だと聞いたことがあります。わたしたちは、津波の恐ろしさ後世になばり強く伝え、災害から身を守るための知恵
を積み重ねていくほかないと思います。
*震災した人~震災によって「立場」は弱くなりました。でも誰の心の中にも、立ち直るための「芽」のようなものがあると思います。
応援してくれる人からの助けと、本人の内にある自分自身の力で、元気を取りもどしていくことができると思っています。
*ただ、「がんばれ」以上にうれしかったのは、「がんばってるね」「がんばったね」という言葉だったように思います。安置所に通っているとき、親戚はよく
「がんばっている、がんばっている」と言ってくれましたし、葬式が終わって東京に戻ってきたとき、いろいろな方に「がんばったね」と言っていただきました。
*復興への道のりは長く、わたし自身は、まだまだこれからがんばらなければならないことばかりです。でも「がんばったね」という言葉が
次に進むための元気をくれたように思います。
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津波で別に暮らしていた家族(両親・妹)を亡くした新聞記者。私より少し年上かな。筆者の感情というよりあった出来事を淡々と書いてあり、客観的に読むことができた。小中学生ぐらいに向けた本(?)で読みやすくもあった。
3.11に直接その場にいなくてもこういう大切な人を亡くした人たちがたくさんいるんだろうなぁ、と思った。