紙の本
あらすじ
2012/04/05 14:21
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投稿者:海王社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「俺の下でどう啼くのか―見てみたい」バーのオーナーをしている天海は、恋人を亡くしてから恋愛とは疎遠の日々を過ごしている。頻繁に店に訪れる探偵・杉崎に口説かれ続けても、酔った客の冗談だろうと笑顔であしらっていた。第一、彼と自分とではどうもなりようがない。―いくら魅力的な男だろうと。天海も杉崎も、相手を「抱きたい」側だからだ。それなのに「試してみればいいだろう?」と杉崎は強引に押し倒してきて…!?
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帯に「攻め×攻め」とあったのですぐさま手にとったのですが……正直、期待外れでした。
タチの経験しかないゲイの主人公に、お前が好きだから抱かせろとノンケの男が迫る話――そう聞くと確かに攻め×攻めっぽいと思うのですが、この本の受はそもそも攻っぽくなく、むしろどう見ても受のイメージが最初からありました。
「貴方を抱きたいとも思わないし、抱かれることは想像がつかない。でも好き」という主人公の主張には思わず「小学生か!?」と突っ込みを入れてしまいます。
「自分で自分の考えが分からない」と言う主人公の視点で描かれているので、読んでいる側も支点が見つからず視線をうろうろと彷徨わせる結果に。
身体はともかく心は最初から落ちているに近いので、「タチしかしたことがないのでネコになりたいと思えない」という言い訳が形式的な主張にしか聞こえません。
リロードのような攻め×攻めを期待している人には物足りないと思います。
また、同僚が死んだ元刑事の探偵など、別の作品で見たことのある設定もちらほら出てきて気になりました。
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攻×攻の謳い文句に読んだけど
「どっちがどっちでもいいじゃん」が正直なところ。
それより恋人かつ叔父を亡くして3年、
天海が新しい恋へ踏み出すさまを丁寧にしっとり描いてるところがよかった。
最中に亡くした恋人との情事を思い出すさまが好きw
恋人との馴れ初めこそ、描いて欲しかった気がしないでもないw
続編あるならぜひリバでw
小山田あみさんのイラストが素敵ー
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一応攻め×攻めみたい。
一途に愛していた恋人を亡くした天海は探偵でバイの杉崎に口説かれ続けている。
抱きたいと言われ自分はタチだから無理と断ったのだが…。
天海と恋人の過去がもっと詳しく書かれていたら良かったのに。
天海と恋人のHの様子とか恋人はなんで死んだのかとか?