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内容(「BOOK」データベースより)
“ももへ”それだけを書き遺し、仲直りできずに亡くなった父。それから母・いく子と瀬戸内の島に引っ越してきたももは、田舎の生活にも馴染めず、しずんだ日々を送っていた。そんなとき現れたイワ・カワ・マメの3妖怪!身勝手な彼らに振り回される中で、ももはいく子とすれ違い喧嘩をしてしまうが、直後、いく子が病に倒れて!?蘇る父の記憶。母を救うため嵐の中へ走り出すももに、奇跡が起きる―。心に響く家族の愛の物語。
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話の中の時間の流れと心の変化がうまくかみ合っていない感じがして、少し読みづらかった。実際に、瀬戸内海の島に住んでいるので、状況に違和感があった。お医者さんは、もっと近くにいますよ。
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小学5年生で読みました!全部面白いけど特に、三人の妖怪が、面白かったです。最後に、しずくが空に消えていったところも、面白かったです。
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最後に交わした言葉は「だいきらい」。仲直りできないまま、ももの父は事故で亡くなってしまう。遺されたのは「ももへ」とだけ書かれた手紙だった。母・いく子とももは瀬戸内の島へ移り住む。コンビニのない不便な生活。島の子どもたちともなかなか馴染めない。そんな孤独な少女が出会ったのは、なんと三匹の妖怪だった。一見おそろしくも憎めない妖怪たち。彼らとひとつ屋根の下一緒に暮らすことになる。妖怪たちの使命とはいったい何なのか。妖怪が見えない母との間で想いがすれ違う。嵐の夜、母・いく子にまで命の危機が迫る。そのとき、ももは……
家族愛と少女の自立を描く。沖浦啓之が七年の歳月をかけた渾身のオリジナルアニメ。
「気がつけば、私、ひとりじゃなかった。」
劇場公開を前に大学の講義の一環で映画を見させていただいた。この本は読んでません。
期待以上にエンターテイメント性に富んだ作品で楽しめた。イワ、カワ、マメの三妖怪がユーモラスでいい味を出している。島の風景の絵が美しい。
講義には沖浦啓之監督と石川光久プロデューサーがゲストとしてお越しくださり、貴重なお話を聴かせていただいた。
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幾度もCMが流れていただけに、あらすじで心惹かれていただけに、こんなにも胸糞悪くなるようなアニメ映画は久しぶりでした。
ネタバレありですので気を付けてください。
まず、妖怪たちに感情移入が一切できないのです。亡くなった人がきちんと天にあがれるようになるまでのあいだ、のこされた人たちを見守るために派遣された妖怪たちなのですが、どれだけ悪さをしても一切反省の色がない。しかもそれを追及される場面もないし痛い目に合う場面もない。窃盗という立派な犯罪なのですが、せめて凄く痛い目にあってもう盗みなんてしない!っていうような場面が欲しかったです。
そもそも彼らは昔罪を犯してその罪を償うために見守り組にさせられた経緯がある。それも含めればきちんと『反省する』場面は必須ではなかったのでしょうか。
ギャグもちらほらあって、笑いは出るのですが、其処で終わり。けしてあとをひくわけではなく、その場のノリで笑わせている感じ。同じことを延々と繰り返すのも……まあ、笑えるからいいんですが。中盤、手紙を送る場面でマメがしつっこくももへ迫る場面は辟易しましたが。
子供の物語に、大人の情事じみた存在を持ち出すな。郵便局の男性が、主人公の母親に『ほの字』(古いかww)なのですが、それをありありと持ち出されて吐き気がしました。これは子供(ももは十一歳という多感な時期)の物語であってこんな場面を用意する必要性が何処にあるのか?
最後に百鬼夜行、って、仲間がいるよ、って、何故いまさら? マメが天に書く手紙を悩む場面で幾人か出てきていましたが、彼らと関わる場面なんて全然なかったし、このためだけにどうしていきなりみんなが協力的になるのか?
なんだかともかく、すべてが薄すぎるように感じました。
妖怪たちの交流もなさすぎるし、仲間の妖怪たちが協力した経緯もだし、わざわざももが医者を呼ぶために走るのも。だったら妖怪たちが医者迎えに行ったらええやん。
母の声が優香さんということでしたが全然違和感がなく、凄いなあと思いました。
ところどころで言われる「ジブリの劣化」ですが、わたしはジブリのジの字も考えませんでした。ただただ感動ものを狙いすぎてはずしたカンのある作品だなあ、と。
▼ネタバレありの感想サイト
http://ameblo.jp/hbd16/entry-11223971189.html
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公開直後映画館に見に行きました。
とにかく風景描写がキレイで自分もいずれは島暮ししたいなぁと強く思いました。
肝心の内容もそれなりに楽しめましたし、ラストは目頭が熱くなりました。
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なんとなく映画の予告からイメージしたものとは違うような…
三匹の妖怪はこれで許されちゃっていいの?
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瀬戸内海の島が舞台ということで瀬戸内地方の本屋さんではよく見かける作品。映画化もされた。
「これで瀬戸内の島々の過疎化が少しでもおさまればいいのに・・・。
瀬戸内の島々に観光に来てくれる人が増えたらいいのに・・・。」
なんてことを考えながら手にとった本。
良い作品だった。
親子けんかのこと、なかなか友達の輪に入っていくことができない転校生の気持ち・・・、子どもの気持ちが上手に描かれていると感じた。
イワ・カワ・マメという三匹の妖怪も、良い味だしているのではないかと。
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映像と文字、映画と小説。それぞれ良いところがあり、どちらが好きか、優れていると思うか人それぞれ。この話しはたぶん映画の方が良いのだろう。
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ももの気持ちの成長みたいなのがよかった。
あと、
。。。。瀬戸内の島っていいねぇやっぱり(´ `*)
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この話は、ももとお父さんがケンカして、そのまま仲直りできずにお父さんが死んでしまうお話です。そのことがももの頭からはなれず、田舎へひっこしました。生活にもなじめず、しずんだ毎日を送っていました。3妖怪が現れて、とても役に立ってももは満足しました。
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人は、家族や周りの人に支えられながら生きているのだと改めて感じました。 亡くなったお父さんも、ずっと近くで見守ってくれているのだと思います。 多くの人は、大切な人を失って初めて、こうしておけばよかった・・・と後悔するでしょう。この小説を通して、少しでも身近な大切な人のことを考えることができました。
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一応ジュブナイルなのかな。こういうお話に弱いんです。
登場人物についてもっと掘り下げてもらえればなお良かったです。分量が少ないから仕方ないけど。
映画が原作らしいので是非見てみたい!
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軽快な文章でサクサク読める、良質な子ども向けストーリー。
クライマックスの描写も、画面の派手さが伝わってくる。
映画も見てみたくなった。
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「ももへ」だけが書かれたお父さんの手紙……が物語の肝。もっとあっと驚く種明かしがあるとよかったが、それでは大人向けになってしまうのでこのくらいがいいのだろう。
東野圭吾が大人向けに同じ話を書いたら、あっと驚く結末を用意した上で、お母さんの過去や夫を亡くしたあとの男性関係も捻った展開にするのだろうなぁ。
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「ももへ」
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昔読んだ作品を再読。
けんかしたままお父さんが亡くなったもも。陽気な三匹の妖怪を通じて突然変化した生活に適応していく少女の勇気の物語。
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宛名しか書かれていなかった手紙に最後は奇跡が起こります。
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