投稿元:
レビューを見る
ヘルダーリンについての話ばかりの本だったように
記憶していたんですが。
確かに、特に前半は、ヘルダーリンに関する記述が
多いと言えば多いけど(←川村調^^)、
明らかに通奏低音はヴァルター・ベンヤミンでした。
あとはゲーテやらカフカやら。
「シンボルとアレゴリー」の差異についての記述も
ちょっと毛色違いで面白かった。
一応、題名にも含まれているだけはあるのかな。
記憶していたより、孫引きが多くて、ちょっと寄せ集め的感アリ。
ま、言っても、「だったら自分で原本見るし」とは
とても言えない類のものが多そう(和訳なさそうだったり
稀覯本だったり)なのも事実ですが ^^;