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集団として規律があり、いじめがなく、助け合いながら自律的に学習や活動に取り組むような「理想の学級集団」に育て、維持するにはどうすればよいか、という点について解説したもの。Q-U式というアンケート結果から学級の状態を診断し、対処法を紹介している。
実はこういう本を読んだのが初めてで、当然著者の本を読んだのも初めてだったので、結局Q-Uの何たるかが分からないまま終わった。シリーズものならそういう風に書いて欲しいし、前提知識が必要ならこの本を読めという指示もしておいて欲しい。
とはいえ、集団が発達していく、ということをよく理解し、発達段階に応じたリーダーシップを発揮していくという考え方はとても分かりやすかった。また、ルールの確立だけではだめで、リレーションの確立というのも目指すべきだということもよく分かる。学級ごとに「色」があって、授業がやりやすい・やりにくい、教室がきれい・汚い、勉強ができる・できない、などの違いがあると思うが、こういった感覚的な経験が実証的に解説されている点、解決法を提示してくれている点が興味深いと思った。(13/02/09)
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4/28TBSの"夢の扉"という番組を観ていたら、この方が出られていました。教育に関する本は好きなのでどんな本か読んでみようかと思いました。
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学級を客観的に見られて、なるほどと勉強になる。うちのクラスはなれ合い型だったなあ。特徴が見事に一致。
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クラスでQUをとり、ゆるみの見られる集団だっため
どうすればよくなるのか詳しい方法を知りたかったから本を購入。
「集団発達の段階に沿ってスモールステップ」という言葉が一番残った。
みんなで気持ちよく生活するには納得したみんなで作り上げたルールが
必要なんだなぁってこの1年間を通じて痛感した。
なんだろう、相手を想った共通行動様式とでも言えるのかもしれない。
「学級目標を達成するためにみんなで守るルールを設定する」
という言葉が書かれていた。
これは11月ごろにある子が面談で行った言葉そのままだった。
人の力、子どもの力はやっぱりすごいなと思う。
そして学ぶものは自分の職場にたくさんあるんだと改めて思った。