0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:cocoa - この投稿者のレビュー一覧を見る
購入のきっかけはCDの朗読がやくしまるえつこさんだったので購入しました。
本の中身はグリム童話でした。
人魚姫は文房具灰かぶりはフルーツをテーマに描かれていました。
絵がかわいらしいですが少し残酷なところもあり見ていて楽しかったです。
やくしまるえつこさんの朗読CDも良かったです。
買って良かったと思います。
投稿元:
レビューを見る
漫画家の今日マチ子が絵を描き、相対性理論のやくしまるえつこが朗読するユニークなコラボ絵本。収録されているのは「人魚姫」と「灰かぶり」(シンデレラ)で、「灰かぶり」の方はよく知られているシャルル・ペローのバージョンではなく、グリム童話なので、多少残酷な童話になっています。
今日マチ子の絵は、「人魚姫」は文房具、「灰かぶり」ではフルーツをモチーフにしていて、人魚姫がセーラー服を着ていたり、灰かぶりをいじめる姉たちがさくらんぼだったりと「センネン画報」の世界から抜け出してきたような独特な世界を展開しています。文章と絵に微妙なずれがあったりするのも楽しいです。
その上にやくしまるえつこの透明感のあるウィスパーボイスが乗って唯一無二の独創的な雰囲気を作り出しています。
絵も朗読も本当に素晴らしいのですが、少し気になるのが値段が高いところ(1,890円)。CD付きとは言え、もう少し控えめだと嬉しいのですが。
《追記》
この書籍、iPhone/iPadアプリ版も発売する予定だそうです。
漫画と音声のミックスという性質上、アプリの方が適しているので、iPhone/iPadユーザーはアプリの発売を待つのもありだと思います。
投稿元:
レビューを見る
童話”人魚姫”と”灰かぶり”を
今日マチ子さんが絵と文、
そして、やくしまるえつこさんが朗読をするという、
聞いただけで胸躍る作品である。
そして、驚くのはその世界。
童話のできた時代の設定を変え、
現代らしき時代、しかし、何処でもない世界を
少年と少女、学校、制服という日常に落とし込んでいる。
それだけでも十分に驚くが、
そこにやくしまるえつこさんの朗読が加わると、
心の中に水が浸透していく。
絵本と朗読という手法は目新しいものではない。
しかし、このお二方が作り出す世界は全く観た事がない世界だった。
投稿元:
レビューを見る
本編のお話とイラストのみ読了。
CDはきけず、残念。
しかし、今日マチ子先生の絵はおとぎ話の本質をとらえた迫力をもって迫ってくる。
死ぬかと思った。
次もまた出すみたいで、楽しみだけど恐ろしい…
投稿元:
レビューを見る
今日マチ子×やくしまるえつこ。
なんて素敵な二人が共同しちゃったんだ、という嘆息。
現代版人魚姫とシンデレラですね。
今日マチコの可愛らしくもシュール、甘く切ない描写が、少し中2でおセンチな哲学を呼び覚ます。
結構好きです。
画が、少しだけ市川春子とか、さよポニとかに似ているかな。
ひとつ不服なのが、なぜ今日マチ子のマンガはどれも高いの?
買うのが躊躇われます。。。
投稿元:
レビューを見る
2012年発表。
ロックバンド(ユニット?)、
相対性理論のヴォーカルである
やくしまるえつこと、
「センネン画報」でお馴染みの
人気漫画家・今日マチ子がコラボした
絵本と朗読CDがセットになった朗読絵本。
本屋をブラブラ探索中
可愛い表紙に惹かれて
ページを開くと、
夏の夕涼みに
縁側で飲むラムネのような
清涼感120パーセントのイラスト。
「へ〜、今日マチ子さんって、
絵本も描いてるんや〜」
って感心してたら、
CDも付いてて
なんとなんと、語り手が
あのやくしまるえつこさんではないですか(汗)
どちらも興味ある人だったので
掘り出し物を見つけた気分で
飛びつきました(^O^)
絵本と言っても
コマ割りもある漫画風な構成。
グリム童話の
「人魚姫」と「灰かぶり(シンデレラ)」を現代風にアレンジし、
やわらかで可愛いイラストで
コーティングされた、
残酷で甘美な毒の実。
(自分はシンガーソングライターのCoccoの描く世界観とダブりました)
そうくるか〜と思わせる
今日マチ子さんによる
新しい解釈が見事です。
そして
エッチな脱力系ボーカルが魅力の
やくしまるさんによる
甘いウィスパー朗読(笑)がまた、
今日マチ子さんのイラストに
コレ以上ないほど
ピッタンコなんです♪
余談ですが
島国という閉鎖的環境で育ってきた日本人の感覚からしたら、
残酷なものや
怖いもの、性描写などは
子供に見せるのを
極力避ける傾向にあるけど、
(とにかく隠せ!っていう、臭いものにはフタをしろ的発想)
暗闇を知らなきゃ
光の明るさは分からないんですよね。
絵本や童謡、童話なんかも
本来残酷さを平然と
表現してきたし、
そもそも少年少女期には
無邪気な残酷さや
性への感心は当たり前の心理。
隠したり避けることが
逆に子供たちの興味を惹いたり、
痛みを知らないから
他人に残酷なことができたり、
臭いものにはフタをしろ的発想からは
何も生まれないことを
いい加減気づくべきなんじゃないかな(^_^;)
そういう意味でも
年代を問わず読んで欲しい
甘く切なく
残酷な絵本です。
投稿元:
レビューを見る
美術館で見かけて購入
今日マチ子さんの漫画を、えっちゃんの朗読で読めるしあわせと言ったら!・・・たまりません
投稿元:
レビューを見る
お話はわりとそのまんま?なのに
絵がぜんぜんちがくておもしろい
ちがくてというか、絵によって全然違う解釈というかテイストというか世界になってる
かわいい