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日常のちょっとした出来事を推理しながらお話が進む恋愛ミステリーです。
恋愛なのに、ミステリー?というところが意外性があって面白そうなのと、
表紙が可愛くて手に取りました。
話の流れとしては、主に、
花屋で働く智花さんがお客さんと接する中であったことを、
同居している小説家の嘉信さんに話して
どういう理由や事情があったのか推理している。
(それだけではないが)
お互いを大切にする恋愛をしていて、
強い感情で恋する というより、
大きな愛情で相手の幸せを思っている 愛 という風に感じます。
2人の求めるものが似ているのだとは思いますが、
こんな風な、時には喧嘩をしても、相手を大切にし続けられる恋愛に
やっぱり憧れてしまうなぁ・・・・・・
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花屋で働く桜井智花は、一緒に暮らす小説家の嘉信からその日あった出来事をよく聞かれる。
智花の働く花屋には時折、不思議なお客が訪れるのだ。
その謎を解明したがる嘉信は、彼のいう推理を働かせるのだが……。
2014年5月21日読了。
毎回、嘉信の推理がネガティブなものばかりのため、智花が少しずつ違和感を覚えていく形で連作が進んでいきます。
途中でちょっと失敗だったかなぁとも思ったのですが、最後まで読んではじめてこの作品の良さが理解出来るという作品。
松尾さんのお話は少し変わった設定のものが多いように思うのですが、これは普通のどこにでもいそうな恋人同士のお話。
そういう面でも新鮮でした。
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花屋に勤める彼女が小説家の彼氏に今日の気になる出来事を話し、その真相を推理する日常系ミステリ
ただ、通常の日常系ミステリとも違って、その推理が正しいかどうかは不明
う~ん、何とも消化不良な小説だなぁ
推理の妥当性がどうも怪しい
「確かに!」と思える証拠もないし、推論に推論を重ねてるのでどうも納得できないんだよなぁ
あと、彼女も気にしているように、人の悪意の推理してるのは気分のよいものではないよね
それと、その悪意だけど、そもそも花を贈ろうとしている時点で悪意を持ってる人ってかなり確率が低くなると思うし
そもそも、花に意味を込めるとかって今どきの人はあまりやらないんじゃないかなぁ~と
ま、いいけどね
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日常で起こる少し不自然なできごとから妄想を膨らませて会話を楽しんでいる1組のカップルの会話が楽しい。できごとが解決したり、妄想のままで終わったり、、というのがリアルな感じでよかった。
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街中で見かけた不思議なことを作家の彼が推理します。
いろいろ推理しますが、実は正解がわかりません。
ちょっと見かけただけの出来事のその後が
わかることの方が少ないとは思うけど、
正解がわからないままなのは若干もやもやします。
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てぃーぬオススメ本
時間をかけて、ようやく読み終えました。
ちゃんと読んでみると、一緒に暮らしてある程度経った男女ならこんな感じもありそうかなと思いました。
後半にちょこっと出てくる轟さんが思いの外良いことを言うなあと言う感じ。
ふわふわとしつつ、最後はほっこりしたかな?
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智花が働く花屋に来るお客の謎を「一緒に暮らす小説家の嘉信さんに話すと、彼は意外な推理を語り始めるのです。それが、素直にうなずけない話ばかりで-。ほろ苦くて、でも温かい、連作恋愛ミステリー」って、推理というより勝手な作り話ばかりで全く納得できる部分がなかったんですけど?
「大人になって花屋になりたいという子は体育が苦手で引っ込み思案」「そういう子は思い込みが強く根に持つタイプ」とか、よくまあそんなに決めつけられるな。
智花と嘉信が魅力的なキャラクターだったらまだ我慢できたけど、嘉信なんてネガティブなことしか言わない。
どこがほろ苦くて温かいのが教えてもらいたいです。
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謎解きというより想像か妄想に近いけど、そんな話をしながらの微妙な心の交錯が儚げに描かれる。その機微はあまりに繊細で、きっと素直 (あるいは純真) な気持ちになって読まないと、折角のフィナーレが台無しになってしまうと思う。