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刑事・鳴沢了と、他作品の主役(警察関係者)が
七つの物語に登場して、完結編「久遠」以後の
彼のその後を…描く。
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久しぶりの鳴沢了。
なんだかんだ言っても近くにいる人たちは鳴沢のこと好きなんだよね。
迷惑なときもあるけど、頼りになるやつなんだよね。
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大好きな 刑事・鳴沢了シリーズ最新作です。
今回は初の短編集。
著者である堂場瞬一氏の他の作品
(「警視庁失踪課 高城賢吾」シリーズなど)
の登場人物と鳴沢了がからみます。
これはファンにとってはたまらない1冊ですよ。
初めて鳴沢了シリーズを読む方は、
鳴沢シリーズの第1作「雪虫」から
順に読んでいった方がより楽しめると思いますね♪
1.雪虫
2.破弾
3.熱欲
4.孤狼
5.帰郷
6.讐雨
7.血烙
8.秘匿
9.偽装
10.久遠
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愚直に信念に従って突き進む刑事さんに、家族ができてちょっと不器用な優しさが芽生えた♪という感じのストーリーが多く、キャラクターに愛着が持てました。
詳しく知らなかったのですが、シリーズものみたいなので、他の作品も読んでみようかと思います!
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ファンならば楽しめる。通常は主人公・鳴沢の一人称だが、これは他人視線で鳴沢を語る三人称。おかげで鳴沢のバカっぷりが際立って面白い。
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鳴沢了シリーズで一番面白かった。…という感想は作者にとって嬉しいかどうかわかりませんが、そう思いました。
鳴沢が主人公じゃないにも関わらず(むしろ、そうだからこそ)鳴沢という人間にフォーカスが当てられていて面白かった。
作者があとがきに書いていた「あなたが今まで見ていた鳴沢と同じか?」という質問に対しては、「結構違いましたよー」と答えたい。ここまで難しい人じゃないと思ってたから 笑
もし作者にこっちから質問できるなら、冴の話のラスト一行は驚いたんですけど、コレ、思い付きで一行足したわけじゃないですよね?と聞きたい。本当にかなり驚いた。
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鳴沢了シリーズの集大成?
7人の視点から描かれる鳴沢。
結婚して少し丸くなり人間的。でも、相変わらず仕事や自分には厳しい。
この男のいるところに事件あり。関わってる周りの人間もやはり味がある!
2014.9.7
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10作で終わった(と思っていた)鳴沢了を別の人物から観たかたちで描いた作品。
あらあら、別の作品とのコラボなのかしら、それぞれの作品は同時期に存在するというアピールなのか、興味深い。
今後、繋がりがあるということなのか。
相変わらずとことん刑事というか、堅物というか…
ただ、やや丸くなった人間味に少しほっとした。
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久し振りの鳴沢シリーズは外伝でした。
別シリーズも含め、過去の登場人物たちがそれぞれの視点で鳴沢を語る短編集という趣向は、本編が鳴沢の一人称で書かれているだけに斬新です。
鳴沢からすれば当たり前に筋の通った行動をしているつもりであり、本編ではいちいち理屈をつけて語られていたものが、こんな風に視点を変えてみたら単なる融通の利かない変わり者の暴走でしかないことを改めて気付かされた。一方で、それぞれの語り手が鳴沢に対して抱いている印象が、関係性によって微妙に違うところも面白い。
そういった意味で短編集ならではの良さを存分に活かした作品だと思う。
シリーズ本編より本書を先に読んでしまうような羽目にならずに良かった。
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“刑事・鳴沢了”のスピンオフ?な短編集。
例によって、1編ずつレビューを。
【瞬断】
堂場瞬一は、短編も面白い!!!
本短編集は、堂場ファンになじみのある7人の視点から見た鳴沢を描いた一冊・・・という事前情報はあったけれども、ここでの“高城”の登場は、予想はしていてもやっぱり嬉しいね。
筆者の人気シリーズ2本の主人公が介して、どちらの味も殺さず、どちらの良さも描き上げた良作。
※明神への視点が・・(笑)。
【分岐】
“今”の視点から描かれた、鳴沢の“変化”(笑)。たしかにね……。
【上下】
“海くん”登場。本編の頃から好きなキャラだったから、ニンマリ(^-^)v。
悩む海くんに鳴沢が助言……という流れだと思ったのは、まあその通りだったが、ミステリ要素もイイ感じにミックスされていて◎。
【強靭】
最後の一行がイイね。
「少なくとも、3人は。」
城戸検事の話、もういくつか書いてくれればいいのに……。
【脱出】
…何故バレてた?…都合良く地下室?…証拠物がある地下室に、なぜ閉じ込めただけ??? …素手で折れる程度の強度のレバーで、素手で開けられなかった鉄扉が開けられるものなの?
堂場作品でここまでツッコミどころが目についたのも、珍しい(苦笑)。ちょっとだけガッカリな一編。
【不変】
冴の最後の一言は無粋だとしても……ちょっと小洒落たラストシーンが◎。
しかし……他のレビューにも書かれているが、自分も優美より冴の方がいいと思う(笑)。
【信頼】
いいなあ、こういう父子。
血の繋がらない息子をここまで全力で守り・愛せる主人公と、彼を心から信頼する勇樹との“絆”は、本編シリーズを読んできた分、深く心に沁み入る。
“総評”
やっぱり、堂場瞬一にハズレ無し(^-^)v。
……ああ、これで、ホントの本当に、鳴沢了の物語を読み尽くしてしまった。
達成感よりも、一抹の寂しさが……。
★4つ、9ポイント。
2013.10.28.了。
【再読】
基本、ミステリを再読することは無いのだけれど…買い置いた本を切らしてしまってなんとなく一篇だけ読んでみよっかと開いてみたら、止められなくなった(苦笑)。
3年ぶりの再読は…意外に細部を忘れていて、わりと新鮮に読めた♪
「信頼」で描かれた父子愛には、やはり泣かされて(苦笑)。
たしか、近ごろ刊行された雑誌に載った堂場さんの短編が“鳴沢了、登場”と銘打たれていた記憶が・・・。
読むべし。
★5つ、10ポイント。
2016.11.02.再読。
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まだ何冊か読み飛ばしが有るのが辛いです。ブクログで検索しながら古本屋さんに行くのですが、うまく読んでない本を見つけ出すのがわからない。いい方法はないものかとイライラしております。
ブクログでシリーズ物で自分登録していない本を検索してくれないかなぁ〜
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第3者の視点からの鳴沢了。
短編集でしたが、予想に反して良かったです。
このストーリー展開の方が面白いかも。
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堂場瞬一、刑事・鳴沢了シリーズ、最終章?「外伝」
面白かったです。了に関わった7人の視点でそれぞれが了をどのように見ていたかが分かるような気がします。
それぞれのストーリーの最後は思わせぶりな感じで終わっており、「この後は皆さん想像してください」っ的な終わり方です。
「瞬断」は高城賢吾(警視庁失踪人捜査課刑事、この人のシリーズもあります)の視点。
「分岐」はかつての同僚で静岡の寺の副住職をしている今敬一郎。
「上下」は新潟県警の以前の部下で了を慕う刑事。
「強靭」は小説家から新聞記者に転身したが、その後退職し小説家になった長瀬龍一郎。
「脱出」は西八王子署の相棒で、鳴沢ストッパーと言われる藤田心。
「普変」はこちらも元同僚で警視庁を退職後私立探偵をしている小野寺冴。
最後の「信頼」は了の恋人内藤優美の息子の内藤勇樹。優美とは長い間結婚に踏み切れなかったが、了の子どもができ、ようやく結婚したが、勇樹はアメリカで俳優として活躍し、優美はニューヨークで弁護士になるための準備をしているため、年に数回しか会うことがない。
1巻目から読んでいくと、了の心と考え方が少しずつ変わっていく様子が分かる。一人狼で突っ張っていた了が仲間と家族ができ少しだけ角がとれた感じになってくる。それでも了は了で、自分を信じてこれからも刑事をしていくのだろう。
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大友鉄の名が出てきて、思わずニヤリとしてしまいました。
鳴沢了、大友鉄、タイプは全然違うけど
どちらも魅力ある人物です。
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久々に鳴沢了シリーズを読む。もっとも後に書かれた短編集。これで手持ちの堂場作品はすべて読了した(はず)。しばらくは他の警察小説にしよう。