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刑事・鳴沢了シリーズ外伝。短編集。
シリーズ本編は鳴沢の一人称で語られているが、こちらは第三者の目をとおして彼の姿を描いている。シリーズでおなじみの面々以外に、別シリーズの主人公・高城賢吾も登場。
巻末の”著者に聞く”で、「この七人が見ていた鳴沢は、あなたの見ていた鳴沢と同じでしたか?」という著者からの問いかけがある。わたしの答えは、「若干違う」。もう少しナイーブな印象をもっていた。口数が少なくて思い立ったらすぐに行動する鳴沢は、はたから見るとこんなふうに思われるのかもしれない。
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警察を辞め私立探偵となった小野寺冴。閑古鳥が鳴く事務所に元相棒で警視庁に勤める鳴沢了から、俳優の息子・勇樹のボディガードをしてほしいという依頼がくる。破格の報酬につられ引き受けるが…(「不変」より)。鳴沢にかかわる七人の目を通して「刑事として生まれた男」の真実を描き出す。
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鳴沢了シリーズの中で、1番良かった♪
結婚してからの鳴沢の変化が人間味あって
読んでてホッコリしました。
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著者の主なシリーズの中で、唯一未読なのが、この鳴沢了のシリーズ。
番外編ともいうべき本作は、鳴沢を取り巻く人たちの視点で書かれている。『瞬断』では、別シリーズの主人公高城賢吾の視点で描かれている。『不変』では、大友鉄の名前も登場する。
本編は、鳴沢の一人称視点らしい。
レビューによると、番外編とは少し違う人物設定のようで、遅ればせながらこのシリーズ読んでみようかな。
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鳴沢シリーズの番外編という位置付けで、鳴沢を取り巻く人からの視点で描かれた短編集。
鳴沢という特異なキャラクターが、さらに興味深いキャラクターとなって、もう一度シリーズを読み返したくなった。