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宮城の村井県知事のことは当時の松本復興担当相との会談の一件ではじめて意識しました。あのとき多くを語らなかった村井県知事が被災地のこれまでとこれからを語っています。
知事は地震発生からわずか16分後の自衛隊への出動要請や住民への明確なメッセージの発信など指揮官としての強いリーダーシップを発揮し、今は東北の復興に心血を注いでおられます。
断片的な情報だけではわかりにくい被災地の現状と今まさにすすめられている復興と今後のビジョンが、東北を牽引する力強いリーダーの一人である知事の言葉でしっかり伝わりました。
もうすぐ震災から一年。これまで以上に東北を応援していこうと強く思いました。
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村井嘉浩宮城県知事が筆を起こした宮城の震災からの復興、展望。
陸前高田市長の本と比べると、どうしても事務的な書き方に見えてしまいましたが、やはり陸前高田市長同様、助けられたはずの命が救えなかったことの自責の念を綴っておられます。村井知事は、他の口だけの政治家と違い、信念を持って震災復興の陣頭指揮に経っておられ、ここでは行政の長としての責任や考え方を率直に書いておられます。テレビや新聞が伝えきれない事実を細かく書いており、もっとも被害の大きかった宮城県の様子がよく知ることができます。ちなみに知事はこの本の印税を辞退されたそうです。
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TVでは多くを語ろうとしない、村井知事の復興への思いが語られている本。松本龍氏との“あの真相”は必読。