紙の本
痛さと切なさと
2021/08/07 07:52
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長夜の契りの続編
一巻よりさらに重みと切なさが追加されている。
相撲取りと絵師の話
これ・・・すごい。
相撲取りの色気ダダ漏れと
心根のまっすぐさが胸に痛い。
盗賊兄弟の話
これまた切なすぎです。
海賊の話
これまたすれ違いの切なさだ。
髭をそると「あんた誰?」的な草薙と
新妻の千載にちょっときゅんです。
どれも切なさにうるってしてしまいます。
千載の存在の秘密も
草薙の過去も語られてないので
続刊希望です。
ちなみに前巻もそうでしたが
表紙外すと激萌えでくらくらしてします。
電子書籍
和製ファンタジー
2016/03/20 10:25
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投稿者:SUI - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の他の作品を見て、ここまで濃い絡みは求めてない!とNGだった人も(昔の私だ)、この作品は読んでみてほしいです。主人公の見た目は美少年だし、BLというより和製ファンタジーものとして楽しめます。
剣豪と、座頭の千載が旅をする中で、ドラマに遭遇していきます。千載は願いを叶える代わりに、契約者の魂を喰らう、魂喰らいです。魂を喰われ、二度と転生できなくても叶えたい願いは、主に復讐だったりなのですが、決して自分のためではなく、愛する男のため、というのが切ない。
エロという意味では、この2巻では相撲取りが受けで出てきます。イケメンなので普通にありでした。あと、2巻の各話では、総じて受の暴行シーンが出てきます。
3巻では千載自身の事情が出てくるかなー。剣豪と千載の関係もすすむかなー。千載はまだ謎だらけですが、剣豪には安心して甘えている感じがいいです。
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まだ千の謎は解けぬままの続編。
今巻もとても良かった…
岡田屋さんの描く男同士の愛は、深く強く潔い。
一話目の力士と絵師の話が、何とも言えず美しかった。
素質ある力士の【北龍】を描きたいと彼の錦絵を描いた絵師の【浪江】
自分の絵を描く浪江を訪ねてきた時の北龍の笑顔ったら…!!
表情だけで読み手に北龍の情が伝わってくるし、その読者の目線は浪江と重なってるのも見て取れる。
浪江が描きたい北龍の魅力が滲み出るような1コマ。
帯の【BLは越境する!!】の煽りは誇張でも何でもない、本当に深く深く深い作品。
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https://twitter.com/#!/saharaxxx1/status/196974028488052736
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新刊キター! どれもいい話です。泣ける。帯の「女子は慟哭。男は昂る。BLは越境する!!」はナイスコピー。
まさか力士がBLのネタになるとは。どす恋ジゴロよりセクシーな力士が出て来るので私的にはオッケー。BL苦手な男性も読んで欲しい。
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は~、泣いた。泣かされました。
座等の千載と流浪の剣豪、主税の魂の旅路第2弾です。この世では結ばれない恋の物語に心を揺さぶられる骨太なストーリー。こんなの描けるのは、岡田屋センセならでは。他の人には絶対にない強烈なカラーがあります。胸にずっしりきました。
特に1話目の心優しい力士の話には涙でした。力士を主役に持ってきてBLを描くという離れ業?なのに、美しい話で素晴らしいです。絵柄だけだと肉体関係重視なガチムチでゲイ向きに思えるけど、実はとてもピュアで深い愛情が絵師と力士の間に存在しているところに胸を熱くさせられるのです。
愛情というよりは魂の深淵をも感じさせた、第3話の海賊の話もよかった。中編程度の長さで読み応えがありました。愛するがゆえに過ちを犯してしまった佐紀螺の悔恨と、全てを悟って許し、詫びる佐布浪。最後は千載によって魂の平安を得ることができて切なくなりながらも安心でき、ほっとさせられます。
ハピエンじゃないけど、ハピエンと同等の読後感なのが不思議です。
今回も千載の過去は謎のままでしたが、カバー下が素晴らしすぎて思わずガン見!!すごい、エロい、きれい。
今回も愛ある濡れ場は少なかったんですが、その中の数少ない愛あるシーンには濃厚な情念が感じられて、切なくも印象的でした。
おまけペーパーは、主税のおっさん紙相撲と主税おっさん着せ替え人形の2パターンがあります。
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「女子は慟哭。男子は昂り、BLは越境する!!」という帯のアオリのとおり、なんともスタイリッシュな時代劇BL…!!
流浪の剣豪・草薙(攻め)と願いを叶える代わりに命を食らう座頭・千載(受け)が、命と引き換えに様々な願いを叶えて旅するお話
悲しい過去や切ない思いを抱えた人たちが、誰かのために自分の命を売ろうとする様が、読んでいて辛いんだけど、とてもいじらしくもある
帯に釣られて良かったと思える作品でした
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2012/05/16
【超好き】千と草薙の旅、第2巻。 ふぅー読み終わっちゃった。 悲恋づくしなのにこの切なくも清々しく浄化されちゃった感はなんなのだろう。 前巻より濡れ場が増えて艶っぽい雰囲気増し増しなのもグッジョブ!! あぁーこの物語は続くのかなぁ? もっと読みたい…もっと千の後ろ姿(背中~尻+ふんどし)を拝みたい。
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ふだんあんまBL棚は見ませんが、「ひらひら」の岡田屋さんの作品ってことで。と思ったら続編を先に読んじゃったよ。巻数表示みたいのが無いから……。
主人公が妖力を持っているという設定だけあって、思ったより幻想的な話だった。この切なさは何だ!
……力士がこんなに色っぽく見えるとはねェ。
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待望の続刊!
幻想と現実が入り混じった不思議な空間。
話もどれも切なくそれぞれのヒトの¨気持ち¨がひしひしと伝わってきます。
千載は相変わらず美しい・・・あのダダ漏れな色香はなんなんだ!!
草薙の○○無し姿もかっこよかった~!
満足の★5
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あああ今回も切なかった…特にラストの海賊話は泣きました(oTヘT)o
他の誰かを怨むより、己の犯した罪を悔む事の辛さは計り知れない…そうやってボロボロになりながら生き長らえてきたサキラの15年間を思うと胸が苦しくなります。最後兄弟がやっとお互いの本当の気持ちを知り分かり合えた時、サキラが言うんですよね、契約するのは今だ!今がいいと…。その瞬間、兄弟仲睦まじかった頃の子供時代に戻ってやっと魂が成仏したのでしょう。絶望的な最期ではなく希望の光に満ちた、なんて美しいラストシーン!
それを見守る千と草薙。前回に増して阿吽の呼吸といいますか、いいコンビになりましたね。これから明らかになるであろう二人の過去編が楽しみです^_^
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読みました
全体的にシリアスめ
お相撲さんの話がかわいそうだった
全体的にみんなかわいそう
泣きたい人におすすめです
次の巻も買っちゃうだろうな
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岡田屋先生の漫画は、相変わらず骨が太くて良い漫画 このシリーズにいたってはあんまりBLっぽくないところもさすがだな~っておもいます
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2巻で終わりじゃないんだ。1巻より千載自身の不思議テイストは少なくなった様な気がしますが、そのぶん人間の愛憎・世の営みがますます濃厚に容赦なく描写され、心に圧し掛かる重みも増したと言いましょうか、来る物すごいです。
力士、盗賊、海賊の3話ですが、第1話の相撲取りの話、力士がこういうジャンルの話に取り上げられるのは珍しいのでは?。さて、この二人の旅はどこまで続くのでしょうか。
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一巻が一巻完結としても全体的に綺麗な構成だっただけに、この二巻目の、続刊が出ないことには単なる蛇足にしかならない締まらない感じには困りました。一話一話は好きなんですが、一部似たパターンも続きがちといいますか。それなのに長らく続刊刊行未定みたいですし……出すなら二、三巻同時発売とかのが……なんて。
まだ続きが出ることに希望を持っていても良いのでしょうか。待ってます。