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なかなか素敵なファンタジー。蛍の短く尊い一生から、人間の生き方を語る青天狗と伸太郎さんの会話が印象的。”蛍は最後の最後まで光を放ち続けるんじゃ。手を抜かず、天命に逆らう事もなく、己の身が果てるまで・・・”神がそれぞれに与えた『一生』という尊い時間をそれぞれが今を一生懸命に生きることで全うする大切さを伝える語り。また、さえ子ちゃんが言う”蛍は短くても一生懸命に光れば幸せになれることを知っている。蛍みたいに強くなりたい。”というのは彼女の強い決意の表れだった。強さとは優しさ。私も強い人間にならなきゃね♪
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私がだいすきな本。
かすかな記憶だと初めて自分のお金で買った本。
その時なにを思ってたかは分からないけど間違いなく一瞬で惹かれて手にした本。
本を読む楽しさを教えてくれた本。
いつも異世界へ連れて行ってくれる本。
なんか、ずっとずっと大切にしていたいって思う本。
運命の本。
世界観に一気に引き込まれる。まるで私がそこにいるように。そのくらいこの本は表現が素敵で、自然をその人を想起させる。
今を楽しむこと、そんな陳腐なひと言では表せない。
今を全力で生きること。今生きてる時間は未来にとって意味がないものではないか?そう思うときがある。でもその今っていう時間は間違いなく存在していたし、存在し続ける。だから、今を全力で生きる。
2020年 16冊目
『虹色ほたる』
小学校の時に初めて自分の貯金で買った(たぶん)思い出の本であり一生大切にしたい本。
自分も一緒にタイムスリップしてるかのように、色鮮やかで生き生きとした情景が頭の中でくっきり浮かぶ。今を全力で生きようって思える一冊。 https://t.co/oFRvY8cX3w
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事故で父を亡くしたユウタは、父との思い出の地に1人でいくとダムで沈んだ村に迷い込む。奇跡に次ぐ奇跡で、児童書としてはいいかもしれない、大人が読むにはチープさが否めない。村の長老?や不思議なおじいさんの話し方や、さえこの親の変わりようとか、とにかく、どれも浅い描き方が目についてしまう…。小学生向きのファンタジー。
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小学6年生のときに読んだ本。
田舎の懐かしい風景だとか、ちょっとファンタジーがまざった世界観が好きだった。
朝読書の時間に夢中になって読んだなぁ。
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言うことなしのエンディングでした!
涙無しには読めない、命の貴さを教えてくれる本当に素晴らしい本です。
主人公の考え方や話し方がいかにも小学生らしくて作者さんの文才が感じられました。
人との繋がりがとても愛おしく、大切なものに感じられる物語だったので、読んでいる最中「コロナが収まってみんなで楽しく過ごせる世界になればいいのになあ」と考えずにはいられませんでした。
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一年前に交通事故で父親をなくしたユウタは、小6の夏休みに一人、父との思い出の地を訪れていた。よく一緒にカブトムシをとりに来ていた山奥のダム。今は使われていないそのダムで、ユウタは突然の雷雨に襲われ、足をすべらせて気を失ってしまう。やがて目覚めたユウタの目の前には、一人の小さな女の子とダムに沈んだはずの村が…。タイムスリップした三十年以上前の村。かけがえのないもう一つの夏休みの、はじまりだった。
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昔買って読んだきり、10年以上経って改めて読んでみた。
ファンタジーな部分や都合の良い展開に少し引っかかってしまう自分に、純粋な子供の頃との違いを思い知らされ切なくなりつつも、最後のシーンでは泣いてしまった。
子供の頃に読んだ時のわくわく感、大人になって読んだ時の懐かしさ、読む世代によって感じ方も少し変わるかもしれない。10年後にまた読みたいな。
※真夏の暑い日にセミの音を聞きながら読むのが至高でした。。
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夏休み こんなふうに思いっきり遊びたい
こんな風景で過ごしたことはないけれど。
夏を満喫するってこんな感じ?
わくわく、そして短い夏
消えゆく村
余命
儚い少女
美しく儚い
まさに蛍
日々の生活が思い出が故郷が、なくなってしまうってどんなだろう
ストーリーよりも
実際にこのようにダムに沈んでしまった集落の方々を思ってしまい胸が痛くなりながら読んだ。
そういえば
まごまご嵐という番組で
もうすぐ消える村で
大野くんが絵を描いてた
のを思い出した
映画も見てみようかな?
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昭和の田舎の夏休みに突然放り出されたような感じだが、自分(40代)やそれ以上の年代にはノスタルジーも相まって余計に感情移入できるかも。
アニメも見たが原作のこの作品も好き。切ない。
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◆あなたの「心の故郷」はどこですか?◆
ひょんなことからケータイもない時代にタイムスリップした小学生のユウタ。不思議な少女と出会い、二人はダムに沈んだ深山井村の最後の蛍神社夏祭りに参加することになる。亡き父との思い出を込めて作る灯籠。花火大会の浴衣。伝承の虹色蛍。祭りに懸けた大人たちの想い。物語のターニングポイントである祭りが終わった時、子ども達は何を見つけ何を得たのか。蛍舞うこの祭りに、切なさと、きっと懐かしさを感じるだろう。
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最初は、なかなかのめり込めなかったが、後半は一気読み。
この人の小説は、命の大切さをいつも子どもたちに大きな選択をさせることによって教えてくれる。
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父を亡くしたユウタは、タイムスリップしてしまい、ダム建設によって沈んだ村で過ごす夏休みの話。物語の最初から最後まで感動しました。時空を超えた古の儚い縁。ユウタが村で過ごした一瞬一瞬は縁で結ばれていたんじゃないかとも思う。
読んだことのない人にお勧めしますっ!
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何でもかんでも飽きやすく同じ本を開くことがほぼ無い私が何回も何回も開いて世界に浸ってしまう大好きな本です。夏休みのワクワクや友達や家族との関係、何度見ても驚くような展開、青春に戻れるような本なのでぜひ皆さんにも読んで欲しいです。
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大人になってから読みましたが、子供の頃に帰ったようにワクワクドキドキしながら楽しめました。
夏休み感満載で、夏を感じるのにもぴったり。
また、ただの青春物語ってだけではなくて、SFファンタジー要素もあり、ちょっぴり不思議な体験に胸踊りました。
人生における、どう生きるべきかというような教訓とかもしっかり盛り込まれているので良かったです。
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夏休みの読書感想文課題図書っていう本。
夏っぽい小説が読みたくなって評価だけを頼りに読んでみたけど、挿絵の雰囲気や文章、物語の展開含めターゲット層の小学生が読むには良い本だと思うけど、さすがに大人の自分には合わなかった。
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あることをきっかけにダムに沈む前の村に訪れることになった主人公。父を亡くしたばかりの傷心の少年が、無くなったはずの村で出会った同年代と紡ぐ物語。再読したい