紙の本
大学生の時に読めば良かった!!
2018/12/29 16:49
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投稿者:ぱるもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんで私は大学時代に、この本を読まなかったんだ!と、ちょっと後悔しました…そうしたら、もっともっと大学生活を楽しめていたかも…たっくんの不意打ちの言葉に、きゅんきゅんさせられました。私もこんな、素敵な大学生活を送りたかった。
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おしゃれで明るく好奇心旺盛な花は、なぜか恋愛が長続きしない。就職も決まり、文学部最後の年を謳歌する七夕の日、たっくんに出会うまでは…。
寝食も忘れるほどの重症数学マニアのたっくんに恋したばかりに、ふりまわされる花の、学園青春恋愛小説です。
花のように理系にはとんと縁がなかったので、理系男子の天然トンデモぶりには、おどろくばかりでした。
卒業して遠距離になってしまうけれど、二人の仲がうまくいくといいな。
近日、姉妹編が出るそうです。
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『「ダカーポ最高の本」2010』「女子読み恋愛小説第1位」に選ばれた作品。
舞台は京都です。
京都の大学に通う理系男子と文系女子との恋愛小説です。
文系女子にとって理系男子は未知の存在らしく、謎や不思議がいっぱいで理解ができないでいます。
人は自分が理解できないものに惹かれていくのかもしれませんね。
あたまの中は数学オンリーだった理学部数学科のたっくんもまた、いつも身近にいる女の子が気になりだします。
東京出身の彼女と関西弁との会話もテンポがよいです。
京都で大学生活を送っていたらこんな風に学生生活を過ごしていたのかななんて、過ぎてしまったからこそ懐かしく思い、空想してしまう、そんな小説です。
読んでいる間は京都の女子大生になれます(笑)
理系男子がとても素敵。京都の暮らしも良いなあと思える作品です。
Amazonサイトより
作品内容(「BOOK」データベースより)
「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も四年目を迎えた七夕の夜、わたしはたっくんと出会った。
文学部のわたしにとって、理学部数学科のたっくんは謎に満ちていて、彼が暮らす学生寮の友人たちもどこかキテレツな理系男子ばかり。ゆかいな彼らに囲まれて送るキャンパスライフは不可思議でにぎやかだけれど、たっくんとの距離はなかなか縮まらない。
やがてたっくんを夢中にさせている恋敵がわたしの前に現れ―。
かけがえのない学生時代と仲間たち、ゆるやかに育まれる等身大の恋。甘酸っぱい恋の記憶を呼びさます、たまらなくキュートな青春恋愛長編。
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またしても京大小説。
ありがちな恋愛小説も舞台がここ、出てくる人もここの人(イカ京:いかにも京大生)と思うと楽しさ倍増(*^^*) 桝形商店街とか目と鼻の先、ヘビーユーザーです。
主人公・花 文学部 ファッション、グルメetc興味津々
彼氏・たっくん 理学部数学科 数学命
私もいろんなことに興味あるけどそれは主に学問関連だし私も院行きたいと思ってるし、たっくんの方が気持ちはわかる気がする
あと花が欲望に流されるままなのを見ていて、文学部やったら宗教もちょっと学んだらどうですかと思った(笑)
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京大文学部4年生の主人公・花が、合コンで出会った理学部数学科の同級生たっくんに恋する話。
恋に落ちたのに理由はなく、正に運命的な出会い。
花は行動力を発揮したっくんに接近し、たっくんと同じ寮に住むヤマネとアンドウとも親しくなっていく。
花とたっくんの恋愛と、ヤマネとアンドウをくわえた4人の青春グラフティって感じ。
これまで「好きなものがたくさんあって好奇心旺盛」な性格のため恋人とうまくいかなかった花は、自分より数学が優先のたっくんに恋することで、恋人が自分を一番に見てくれないつらさがわかっていく。
花は要領がよくて明るい子のようだが、そのキャラが最後まで掴みきれなかった。
割とギャルくてチャラい学生生活を送っている節もあるのに、
全体として明るく素直な印象にまとまっていて、見た目はキモヲタ系のヤマネとアンドウとも親しくなるし、取ってつけたような感がある。
派手な学生要素はいらなかったんじゃないかと思う。
胸きゅんという評判の割りにあまり胸きゅんはしなかった。
私の好みとしては切なさが足りない。
胸きゅんというよりほんわか。
文化祭でたこ焼き屋をやったり、鴨川で花火をして遊んで、カップルに花火を打ち込んだり、卒業旅行に行ったり、大学生的な青春風景はすごくよかった。
大学四年生最後のモラトリアムな青春ストーリーとしては楽しめたけれど、2人の恋愛はうまく行きすぎな感があり、主人公が順調な就職活動の末に将来に悩むネタとかがありきたりな描写で終わって肩透かし。。。
『うさぎパン』がよかったから読んでみたけれど、
花になんともいえない優等生でイイコちゃんで勝ち組な上から目線空気を感じて、いまひとつ。
主人公を好きになれるかが物語にはまれるかの分岐点かもしれない。
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京都の大学キャンパスを舞台にした青春小説。理系の奴って不器用なとこあるけど案外もてたんだよなと思い出し、自分はチャラい文系だった遠い過去を懐かしむ。大学生活はなんだかんだいいよなーと思ってしまう!
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「キュートな青春恋愛長編」の売り文句に嘘は無かった!
キュンキュンします。
主人公は京都の大学に通う4回生の女の子。人数合わせで呼ばれた合コンで出会った数学科の男の子・たっくんに惹かれていきます。京都を舞台にゆっくり進む二人の恋と、仲間たちとの日々。
京都で大学生をやってた人は絶対、懐かしさで胸が一杯になるはず。
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恋のライバルは数学!
ほっこりする青春恋愛小説。
ハードカバーの方も読みたいけど…早く文庫化されないかな♪
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大学生活がこんなにも楽しかったらいいのになーと。面白くて個性的な仲間と一癖ある恋人と一緒に過ごす時間が羨ましい!けれど、大学生らしい将来の不安だったり、自分自身への不安が見え隠れしてあるのは共感できる。
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可愛かったです。キャラたちと読者の程よい距離感が保てる感じでした。
姉妹本はまだ文庫化してないのですね。
むぅー。
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久しぶりに恋愛物を読んだ気がする。
きゅーんと甘酸っぱい気持ちになりました。恋愛って、いいものだ。楽しいことも、悩むことも、苦しいことも、全部ひっくるめて。
展開的には先が読めてしまうような感じで「思いがけない」という感じはなかったけど、まあ「たっくん」があんな感じだし…(笑)
ヤマネくんもアンドウくんもいいキャラだった。
しかし私が一番きゅんとしたのは剛くん、かもしれない(笑)
ヤマネくんが主役のお話がハードカバーで出てるらしいので、それも近々手に入れたい。(本当は文庫がいいけど、でも早く読みたい気持ちもあるので)
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ほんわかとした恋愛小説。
主人公が好きになる理系男子が素敵。
まさに青春とゆうような恋愛の雰囲気で、映像化しやすそうな。
さらりと軽く読めるのがよかった。
ただ、この内容だったら小説より漫画で読んだ方が自分は好みかもしれないなぁと思った。
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イヤー。良かった!!
きゅんきゅんしたー。メインの花とたっくん以外にもヤマネくんとアンドウくんがこれまたいい!!
恋愛小説だけど、青春小説でもあり、京都のガイドブック的な感じとありなんともお得な本だ。
ほんわかして、良い本を読めたと幸せな気分になりました。
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序盤は中々入り込めずに、何度かあきらめかけました。
中盤からは、一気に盛り上がって、本当にリラックスしながらよめました。
しかしタックンの教授のキャラ、サイコーでした。
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気になってた本で、文庫になったのを機に読んだ。そしたら、何とも懐かしい気持ちでいっぱいになってふんわか幸せになりました。だって、ここに出てくる場所はほぼすべて行ったことがある。固有名詞もわかる。思い出が詰まっている。だからよけいリアルで。主人公みたいにファッショナブルではなかったが、学生生活の雰囲気もそのまんま。著者の生年を見るに、最低一年はキャンパスライフがかぶっているようだ。「活字倶楽部」のインタビューで、「(自作や森見作品の)理系男子はノンフィクション」て言ってたのに共感(笑)。 たっくんやアンドウくん、ヤマネくんみたいな知り合い、すぐ浮かんだもんな。いるいる。
あと、女子か男子か、どっちかが押さないと恋愛って始まらないんだな、と妙に実感。花の積極性が羨ましい。それと、やっば方言っていいよね。方言と青春は最強タッグ。タメ口で話せる関係、同級生の良さってのもあります。
男子サイドも読んでみたいような。ああ懐かしかった。