投稿元:
レビューを見る
911の1年後に描かれ、NYの消防士たちに捧げられた本だけあって、今までになく、アメリカ的な所がところどころにみられるのが、ちょっと微妙っちゃ、微妙。
ヴァルデマールとは、アメリカがモデルなのだということをも、強く感じる本。
前編は、そうでもないけど、テドレル戦争のあたりは特に。
ファンタジーはファンタジーとして楽しみたいっていうのが本心なので、そういうのはちょっと…まぁ、まだ1年後なので、アメリカがイラク戦争に泥沼化していくことが分かるはずもなく。
よきアメリカ、よりよき善を目指す世界、理想を目指す国として、描かれるヴァルデマール。
よそ者アルベリッヒからみたヴァルデマールは、敗戦後の日本人がみたアメリカに近いものがあるのでしょう。
若きセレネイが、エルスペスに予想以上に似ているし、タリアの物語で、タリアのよき友となるジェイダス、タリアの前任者である、タラミールなど、名前だけは見ていた人が若くいきいきしてる!
アルベリッヒも若いよー!
思ったよりかっこ良く描かれていてびっくりさ。
冷徹な武術教官のイメージが強すぎて。
セレネイが夫に命を狙われて、アルベリッヒが助けるエピソードを何回も聞きますが、そこまで話は進まなかった。残念。
次では触れるのかな?
次はアルベリッヒの恋だって。楽しみ!
その前にカラルの物語でないかなーヴァルデマールの嵐の2部。
中央公論のほうがペースが早いから、こっちが先にでちゃうかな?
何気にヴガンティス、好きなようです笑
シンエイインの女神よりも茶目っ気たっぷり?笑
投稿元:
レビューを見る
わあああ、よかった!
なんかもう139~140ページでは泣きそうになった…こういう精神状態が異常であることを踏まえて、あえてシフトするって。
それだけに、テドレルの子供たちのシーンで平衡がもたらされるのが心地よい。
アルベリッヒはもう一作あるそう。楽しみ!
投稿元:
レビューを見る
テドレル戦争の時期、セレネイの即位まで。
創元推理文庫の「太陽神の司祭」を先に読んでおくと最後にニヤリとするかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
最後の方はちょっとだれちゃったかな。
共に歩むものを失った使者がどうなるのか等あり、それなりに面白かった。
次の作品もこの後のものになるのかな、楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
戦争は激化してきた様でしたが、何分、アルベリッヒが軟禁状態なので、読んでいてもさほど圧迫感はなく、淡々と進みました。(アルベリッヒはイライラしていたけど…)
ワザワザ出向いた前線も結構淡々と、私的にはアッサリ終わってしまった感じです。
残虐なシーンも無かったと思います。
ただ、後半は涙ぐみました。
次巻のアルベリの活躍が楽しみです!