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今までは乗り物を主体に香港を紹介してきた著者が、今度は道路に着目。
道そのものだけではなく、風景としての道にかかわるものも。
新発見の香港。
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ジャケット買いしてしまった本。香港にまつわる物語かと思ったら、道や街にあるものの歴史や文化を紹介する内容でした。横断歩道やポスト、消火栓まで説明してくれる程の詳しい説明があり、地理の教科書みたいでした。
自分のように香港に行ったことない人には、内容が細かすぎて、ややとっつきにくい内容でした。
【気になったものメモ】
・快速エスカレーター…都心部での速さは日本の1.4~1.6倍。
・竹棚…建物の工事に多用されている作業員の足場。
・金魚屋街…通菜街を北に行った場所にあり、夥しい数の金魚入りビニール袋がある。
・ピークトラム…香港最初の動力付交通機関
・半山區、山頂…半山區は香港島の高級住宅街、山頂には点々と建物があるだけ。
・香港街道地方指南…ガイドブック。
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香港の道をキーワードに風景や歴史を紹介。
広東語、英語、中国語が複雑に絡み合った通りの名前の由来がてんこ盛り。と同時に植民地や埋め立てによる政治的・地理的要因も関係してきて、正にカオスな香港を丸かじりできる内容。
とは言え、行ったことが無い人や、数回行った程度のビギナーにはかなりマニアックな内容なのは致し方無いか。相当なリピーターか、道や歴史に相当興味がないと苦しいかも。
植民地時代は女王陛下の土地だったのが、変換後は国のものとなったという、土地に関する考え方が日本と全く違うところがまた面白い。