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この人が、五島の教会建築を支えた人なんだなぁ。
福岡の大刀洗町にある「今村教会」は煉瓦造教会の頂点を
極めたと評されている教会だそう。
機会があれば、ぜひ見てみたい教会のひとつだ。
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キリスト教禁制が解かれて、やっと天主堂が建てられるようになった頃に、腕をふるった名建築家・鉄川与助がてがけた教会建築の写真集。与助はキリスト教徒ではなかったことにおどろき。信者たちがそのいちずな信仰によって、石を切りだし、木材を運んで、建築を手伝い、お金も集めたことは、すごいと思いつつ驚きはしないけれど、この花の天井やステンドグラス、祭壇上の見事な造形などの設計図をひいた人の情熱が、信仰によるものではなかったことに感嘆。日本の職人はすごい。
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全国に1006棟ある教会のうち、長崎県には五島列島を中心に133棟(13%)が存在するという。そのうち30棟の教会の建設に携わったのが、本書の鉄川与助=棟梁建築家である。明治生まれの鉄川与助が、明治・大正時代に手がけた教会建築が、カラー写真で紹介されている。
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-2023.05.11読了
明治40年の「冷水教会」にはじまり、
大正.昭和40年頃までに、35の教会建築を設計施工したという、鉄川与助。
1959-S34-年、原爆で倒壊した旧浦上天主堂の再建も彼あってのこととや。