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古代から中世、近世までの細菌発見以前の病気に関する人々の考え、知識。
細菌が発見され、ウイルスの発見以前のこと。
ウイルスが発見され、DNAの解析がなされていく現代のこと。
さらに、新しい研究や話題などが、わかりやすい内容で書かれています。
思いがけないウイルスの働きが解明されて、生命の神秘に驚きです。
人間が利用しているウイルスも多いが、まだわかっていないことも多い。
変化するウイルスの脅威、長期的な影響など 今後の研究にも目が離せない!
5/26 新刊棚で見つけて借りる。6/10 読み始める。6/13 読み終わる。
内容と著者は
内容 :
ウイルスのことを病気の原因で危険なものとばかり考えていませんか?
がんと闘うウイルス、細菌を食べるウイルスなど、
生物の行動や生命の進化に大きな影響を与えてきたウイルスの存在意義を明らかにします。
著者 :
1931年生まれ。東京大学名誉教授。日本ウイルス学会名誉会員。ベルギーリエージュ大学名誉博士。
著書に「エマージングウイルスの世紀」「ウイルスと人間」「史上最大の伝染病牛疫」など。