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さだまさしさんの自伝的実名小説。
さださんの小説だから、そこかしこに愛が溢れているんだろうけれど、何故か今の私と波長があわなくて、集中できなかった。残念に思いながらも早々に断念。
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先にレビューで校正がお粗末、と読んでいたので不安だったけど、
大丈夫。中身は、思いは伝わった。
あまり熱心ではないけど、まっさんのファンでよかった。
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長崎弁が懐かしすぎる
最後はちよっときてしまいました。
良い本です。
おすすめはやめときます。
長崎人にはおすすめ
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http://sgk.me/GAlGwq 笑いと涙あふれる、さだまさしさんの実名小説です。
2012年4月10日、還暦(60歳)を迎えたさだまさしさん。
昭和30年代、カステラの香りに包まれた長崎の雰囲気が素敵です。
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さだまさしのお父さんはなかなかの「傑物」でした。
文体は非常に読みやすく、一気に読みました。
お父さんのエピソードはかなり惹きこまれます。
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さだまさしさんの作品としての内容よりも、先ず、校正(?)が酷すぎます。
ふだんあまり気にしたりせずに、少々の誤字や脱字は読み飛ばしますが、本作はあまりにも目につき、作品に浸ることが難しいほどでした。
・数値の単位が変わる『PSA値 PPSA値』 (誤植?)
・『僕たちにはには父のその姿が~』 (にはには?)
・段落初めの一字落とすところが、二~三字分ぐらい落ちてる
・脱字は方々に・・
これはさだまさしさんの問題ではなく出版社の問題だとおもいますが、こんなことで作品の評価がかわったりしたら寂しいかぎりです。
内容的には、わたし自身仕事上で幾度かお会いすることがあった、父・佐田雅人さんの人柄を上手に書かれた逸品だと思いました。
息子にこのような追悼作品を書かす父を羨ましくおもいながら、読み終えました。
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さださんのお父上を見送るまでの初めての自叙伝。
作家デビュー作の「精霊流し」はベースはご自身のことですが、
あくまでも自叙伝的フィクションでしたので、
本作品は本当のノンフィクション自叙伝になっています。
私も一度コンサートホールのロビーでお見かけしたことがあったのですが、
好々爺的な穏やかそうな人だとばかり思ってましたが、実際は全く違ったんですね。
数々の武勇伝を持ちながらも、誰からも愛される仁徳を持った人。
ノンフィクションなので、泣かせる展開に敢えてしていないのでしょう。
これまでの作風とは少し違いますが、その分数々の武勇伝に現実感があります。
この本を読み終わった翌日、私も父親を亡くしました。
素直に泣けなかったさださんのお気持ちよく理解できました。
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さだまさしさん、好きです。
けど、「精霊流し」も「解夏」も「眉山」も読んでいません、映画も見ていません、「かすてぃら」が初めてです!
父との別れまでの10日間ほどを描いた自伝的小説。過去の思い出を差し挟みながら、ゆっくり時間が流れていく。不思議なくらい淡々と。別れの日も、茫然自失になるわけでもなく、大泣きして取り乱すわけでもない、そこが逆にリアルで、実際の死との直面はそんなものかもしれないなぁと思う。頭の中で余計なことばかり考えていたり、やけに客観視する自分がいたり。やっぱり残された私たちは生きているから、しゃべるし、笑うし、ご飯を食べるんだ。
お父さんはまぁとんでもない人だけど、やっぱりさださんにとってはかけがえのない父で、お父さんへの愛情が伝わってくる。個人的には、柴田先生のキャラクター、好きだなぁ。
父との思い出のそこここに出てくるカステラをタイトルにしたところ、うまいなと思う。
”親という生き物の本能的な喜びは「子どもにたらふく食べさせられる」幸せの中にあるのかも知れないと思う。”
「カーネーション」のお母ちゃんも、いっつも家族や友達のご飯のことばかり気にしていたなー。
”僕は南の海が大好きだが、この父の一言で以後「同胞の玉砕した島」へは遊びに行かない、と決めた。
行くときには観光ではなく、慰霊の旅でなければならない、と。”
やはり、戦争をしていたという事実、歴史は、実際に体験した人たちから話を聞かなければ、私たちは「知る」ことはできないのだと思う。
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おもしろかった。長崎弁がとてもいい。
前に読んだ「アントキノイノチ」もおもしろかった。ハズレがない感じがする。他の本も読んでみたい。
さださんのコンサートには2回行ったことがある。そのときに映画製作で借金を作り、その返済のために、他の歌手より多くのコンサートを行っていると聞いた。でもその借金が28億円だったなんて‼
さださんの中には、たくさんの物語が眠っているはず。長生きして、もっと本を書いてほしい。
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さださんの本は全部大満足
もう種切れかと思っていたところでした
この父がいてこの子あり
すごいお父さん すばらしいお父さん
泣かせるところで笑わせる
やはり落語家の素質あり
ノンフィクションの強み
土地売買 橋の通行料 駐車違反キップ・・・
いや~ どれも面白すぎ
一気に読みました
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さださんの お父様の最期の時を
描いた自伝的小説。
さださんの小説は大好きですが
これは リアリティーがありすぎて
少し辛かったです。
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著者初の自伝的実名小説。さださんのイメージと違って、破天荒なお父様のようであった様だが、優しくって皆さんからも愛されていたんだなと思う。お話の中では痛快なお父さんで笑わせてもらった。ヤクザの親分にも伯父貴と呼ばれ、しっかり弟さんにも勘違いされてるには笑った。最期は「それがあなたの人柄でした。」で涙、誘われた。読了後『親父の一番長い日』の歌が聞きたくなった。
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ただただ号泣。さだまさしのエッセイではないのか?と思うくらいだけど、TRC的にはフィクションらしいのが謎。
父に長生きしてほしいなあ、もっとたくさんしゃべりたいなあ、と思った。
さださんが最後で泣けてよかった。
明るい父親像がコントラストになって、さらにやりきれない気持ちになったけど、別にさださんの父親のような人じゃなくても、愛情がある限り、どんな人でも愛すべき父親なんだなあ、と思う。うちの父も。
死なんか慣れられないよ。感じないふりしかできない。
だって寂しくて悲しいのだもの。
大往生を見とりたいなあ。
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さだまさし氏の「かすていら」を読みました。
さださんのお父さんの実際のお話。
なんとも豪快な、でも実直?なお父さん。
そのお父さんが年齢がいき、やがて死を迎える。
お父さんは死なないと思っていた・・
さださんの自伝的実名小説。
すごく読みやすい本でした。
これを読んだあと、私もまっすぐに生きて行こうと思いました。
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カステラ好きなもんですから本屋で観た時からずっと気になっていました。
以前読んだ精霊流しがよかったので小説なのかと思っていたら
内容は、さだまさしさんのお父さんの話で始めはちょっと残念に思ったのですが、お父さんの豪快な生き方を興味津津で拝読しました。
ちなみに題名がかすてぃらなのはお父さんの好物がカステラでいろんなところでカステラが登場するからだと思われます。
ところで、この本のなかでカステラの耳なるものが出てくるのですが、昨年長崎にいったときにグラバー邸周辺の土産物店でそのカステラの耳なるものを見かけ、それが大変気になったのですが、結局買わずにおりまして、そのことをずっと後悔しています。