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「座間味くん」シリーズ。石持氏お得意の「天才すぎる安楽椅子探偵」もの。さすがに読み手側の自分が慣れてきたのか、あまり驚きは感じなかった。同じ推理はもちろんできないものの、事件パートで、しかるべきポイントに違和感を感じたりも。
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座間味君の深読みがすごい。短編で面白いけど、こういうパターン化した短編集は途中を読み飛ばしたくなるのが難点。
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大好きな座間味くんシリーズ。警察ですら見逃していた事件の矛盾や動機を読み解く能力は秀逸。チョコザイ君とは違ってちゃんと説明してくれるし!
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いまいち乗り切れず。短編集だからってわけじゃないけど小粒だなあ、と。短い枚数という制限かではしかたないとは言え、ちょっと無理があると感じる作品が多かった。単行本になった時点でもう少し背景を増やして説得力を補って欲しかったなあ。
まあ、話を聞いただけで解決しないと行けないので、設定としての制約が大きいのはあるんだけど。
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座間味くんシリーズの第3弾。短編7作。
解決済みの事件について津久井は成功と失敗の分かれ目を研究していたが、上手く行かずに悩んでいた。そんな時に大学の先輩である大迫に誘われ飲みに行くと、そこには座間味くんがいた。自分の研究している過去の事件を話すと、座間味くんが誰も気がつかなかった真相を指摘する。
うーん、チョットこじつけが過ぎる感がある。しかも同じパターンで7作も続けられると飽きる。3作くらいで十分だった。最後の方は座間味くんが嫌味っぽい奴にしか見えなかった。
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座間味くんシリーズ。第何弾になるんだろう?
今回は成功と失敗の分かれ目をテーマにした短編集。
どの作品もワンパターンで新鮮味にかける。
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座間味くんの人柄に魅かれます。登場する3人のバランスがとても良くて、このトリオでの続編が読みたいです。
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月の扉の座間味くんシリーズ。
短編。
解決済みの事件の話を聞かせて、その真相を次々とひっくり返す安楽椅子探偵もの。
ただ、座間味くん=頭が良い(誰よりも勉強ができるという意味ではない)、という描写がくどいほどあってちょっと辟易する。連作短編だから仕方ないか。登場人物紹介的な説明として。
まぁ、それを除けば読みやすくて、ひっくり返し方にもそこまで無理がなくおもしろかった。
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安楽椅子探偵ものの連作集。
毎回飲食場面とかの描写があり、内容に関係ない時は飛ばして読んでしまった。
オチも納得がいかないものがあった。
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座間味君シリーズ3作目。また連作短編の形。今作では、科学警察研究所の津久井操がメンバー入り。科学警察研究所なんて初めて知ったよ。科捜研とは違うそうだ。こういう仕事がらみじゃない年上の人たちと定期的に飲めるのはうらやましい。しかし、相変わらず座間味君は超人的な推理っぷり。ベビーカーのやつはさすがに日本の警察はそんなにバカじゃないだろ、と思ったけど。そして、作者がまだ会社員を続けてるってのに一番びっくりした。こんなに書いてるのに?そして、10周年だそうだ。私があのBGを読んだのってそんなに最近?! 10年より前かと思ってたのに。まぁ10年単位を最近とくくっていいかは別として。この表紙のイラストは座間味君に合わなくて好きじゃないわ。
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上司から借りっぱなしになっていた本。
安楽椅子探偵然とした一般人の座間味くんが、科学警察研究所に所属する操の扱っている、解決済みの事件の真相を解き明かす…というパターンの短編が7作ほど。
3作目辺りで展開にも慣れ、「真相」も自分で解けるようになる。読みやすいので飽きる…というわけではないんだけど、程よいマンネリ感?
他の石持作品に登場する探偵役ほど性格の悪い人ではない、というかむしろ抜群にデキるいい人という描写なのでイライラせずに読めるのが良かったかな。
警視正の大迫さんがチョイスするお店(ここが事件解決の舞台となる)がいちいち美味しそうで大変気になる。新宿に行きたくなってしまった!
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言われた研究がうまくいかず、どうしようかと悩んでいた矢先
知り合いに誘われて食事へ。
そこで知り合った妻帯者は、驚くような思考回路の持ち主で
何だか色々きれいさっぱり、にしてくれました。
全て短編、で話が進んでいくので、非常に分かりやすいです。
警察の調書というのは、それほどまでに事細かく書かれているのかと
驚きましたが、それが完全に役に立っています。
むしろ、そこまで綺麗に内容を憶えている主人公に驚くべきでしょうか?
今まで読んでいたとしても、ここまで憶えている自信はないです。
テロもの、子供関係、宗教。
しかしすごかったのは、学校に復讐に行けた少年。
髪をどうにかした、というのは分かったのですが
確かにそれをするには冷静すぎます。
小さな犠牲で大きな幸福を。
最初の、地雷発言をした政治家の行った事と一緒、です。
毎度毎度違う所に食べに行っているのもすごいですが
それを登録している携帯もすごいです。
後どれくらい、入っているのでしょうか?w
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座間味くん、好きなんだけどな~
ちょっと進歩がないという感じ。
短編集なので、最後あのほうは飽きてしまうダメな私です。
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図書館にて。
この作家の小説によくある、安楽椅子探偵の典型だが、安心して読める。
細かなことを観察し、気が付く視点を持っていれば、おのずと答えが見えてくるということだろうか。
気がつかされることが多い。
シリーズ物のようだから、もっと読んでいきたい。
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安楽椅子探偵というか、呑み屋探偵というか。
座間味くんシリーズ。
終わった事件、出来事の裏にあるものを呑みながら、解いていく。
呑んでて、できるんかあと思いながら、確かに事件、出来事に対する違和感はあって、でも、わしにはそれを深読みできないのです。
ただ、最後の話だけは、事件と呑みとのつながり、座間味くんの解決編から主人公の心象がつながっていくくだりが納得できず。