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此岸と彼岸の境目に建つ登天郵便局を描いた
ハートフル・ホラー『幻想郵便局』の第2弾…。
本作の舞台は、「走馬灯」を上映する名画座「ゲルマ電氣館」…。
だけど…、それぞれの登場人物にまつわる走馬灯(エピソード)が
描かれているのかな~って思ったら、違いましたね~。
お話の切り口は、前作『幻想郵便局』と同じですが、
登場人物のキャラやストーリーは、前作の方がよかったかな~。
お話の展開部で1回だけ描かれた走馬灯の上映会は、
とてもよかったと思います。やっぱり、こちらをメインでしょう…。
あっ、本作に出てくる真理子さんは、
前作に出てくる真理子さんと同じかな~??
評価は、前作よりちと下がって、★3つ半ぐらぃ…。
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幻想郵便局に続く「幻想」シリーズとでもいいましょうか。
ちょっぴり繋がっている部分もあるし、スミレのキャラもなかなか好きでした。
郵便局、映画館ときて、次の舞台はどこでしょうか。
図書館とかええなあ。
どんどん書いて欲しいです。
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「幻想郵便局」とよく似た雰囲気なので、おそらく「幻想」シリーズ第2弾。前作よりはミステリー度が高めかな。ただ、主人公の少女の1人称で、その語り口調がちょっと馴染めませんでした。
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とぼけた主人公とファンタジーな舞台設定で読みすすんでいたけど、実はかなり怖いことが書かれている。あんまり考えたくないが、おばあちゃん、かなり怖い。
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シリトリが特技の古風な高校生、スミレは駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。父の浮気、スミレの悩み、そして映画館の謎。まるく収まるか、大惨事か?―(「BOOK」データベースより)
何カ所か謎めいた部分があったので、多分『幻想郵便局』を先に読んでいた方がよかったんでしょうね。
こちらだけ読んでも問題はないですが。
霊が見える主人公のスミレは、なかなか楽しめるキャラだったのですが、他はそんなに魅力的な人(霊)はいなかったです。
中身は一応ファンタジーであり、ミステリであるのでしょうが、どちらにしても話はあっさりしてます。
ラストも結構あっけない感じで驚きでした。
さらーっと読んで楽しむタイプの物語なのかしら?
前作の方が評判いいみたいなので、機会があったら読んでみたいと思います。
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『幻想郵便局』でやられたwので、ほのぼのファンタジーに油断せず読み進んだら案の定ホラーテイストになった。前作では妙な居心地の悪さを感じたけれど、そういうものだと思えば面白い。「大伯母さま」のキャラがお約束とはいえいい。主人公のスミレはもどかしいけれど。
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愛するもの達はそう簡単に離れられるものじゃないんだな、なんて思いました。最後はちょっとほろっときました。郵便局の方が好きかな、だけどなかなか。
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前作よりちょっとだけミステリー度UP!
なかなか良かったですよ。
まだまだ謎の登場人物有りで今後も幻想シリーズが登場するのかな?
少しだけ期待しています。
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前作の『幻想郵便局』より読みやすくなった。
そして、幻想郵便局のシーンがチラチラ出てくる。
映画館で働くところが、関口尚の『シグナル』に似ていたけど、この本は香月日輪の『妖怪アパート〜』を読んだ生徒に、もうちょっと大人っぽくなった話として紹介したいかも。
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寂れた映画館が舞台。老婆の幽霊に取り付かれた映写技師の自宅に殺人死体が。その謎を別の幽霊と高校生少女が暴く。更に映画館支配人に寄り添う真理子さんも幽霊。美人だけどちょっと抜けたとこがある。
前作の「幻想郵便局」の場面も何度か登場。幽霊、怨霊が出てくるけど決してホラー小説でなく全体的に明るいタッチ。最後の場面、真理子幽霊がスミレに手を振って支配人から消えるとこ印象に残った。
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ちょっと読みやすくなった気がする。ごちゃごちゃ感はそのまま。主人公のキャラ(妙に引っ込み思案)が良い。恋に落ちるのがベタで◎。
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幻想郵便局から1年を経て、満を持しての出版。
幻想郵便局の真理子さんがこうもキャラ変わりして登場かと…笑。
前作に負けない出来栄えですね。
3作目出版で「幻想」シリーズとなるのでしょうか?
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今回は高校生のスミレと幽霊の真理子さんが主人公。前作の登場人物もリンクしてます。前作より人間くさいお話になってるとおもいます。さいごの真理子さんのシーンが印象深いです。
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〈内容〉シリトリが特技の古風な高校生、スミレは駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。父の浮気、スミレの悩み、そして映画館の謎。まるく収まるか、大惨事か?―。
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面白かったです。『幻想郵便局』のアフロおじさんがゲスト出演していたりして。
古風な語り口調が実によく効いていて、結末はおどろおどろしくも哀しい話だったのに、あまり暗くならずに済みました。