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2017/09/15
この頃には星新一と知り合ってたんだ。仲良かったんだな。
007の映画が人気だった頃に描かれたのね。
一巻を読んだ段階では、正直、この漫画がおもしろいのかよくわからない…。光一は007でしかないし、真一はとんでもないトラブルメーカーだ。当時の子はこういうのが好きだったの?
とはいえ、この作品にも今まで読んできた手塚作品との繋がりがちゃんと見えるので、もうしばらく読み進めてみよう。
2017/09/17
22人兄弟…おそ松くんは1962年から。一巻でもイヤミが出てきたよな。赤塚不二夫が1ダースの半分なら、こっちは2ダースにしてやると思ったのかしら…。でも22人は2ダースじゃない…あ、両親を入れたら2ダースになるわ。邪推かも知れないけど、あの大家族の人数はこんなしょうもない理由な気がする。赤塚不二夫は手塚治虫のファンだったけど、手塚治虫は焼きもち焼きだし…。
1ダースなら安くなるってどんな映画だったんだろう。観たい。
ベコベア銃ってドラえもんで出てきそうだと思って調べてみたら、ドラえもんが始まったのは1970年からだった。手塚先生ごめんなさい。
ウサギ隊長がやけになまめかしいというか、愛らしくも色気があるように見える…ような。私の目はどうなってるんだ?自分の正気を疑う。この子は真一のどこが良いんだ?
大家族の女の子が真一に惹かれるのはまだわかる。家族の命を救われたわけだし。
ウサギ隊長が私情を挟みまくって、女の子の手当を後回しにするシーンが怖かった。女の鋭い勘と情念がおっかない。
というかこれって、みんなから嫌われる主人公が何故かいきなりモテ始めるハーレム漫画で見た展開なような。手塚治虫はこの頃すでにハーレム漫画を描いていたのか。いや、これはハーレム漫画じゃないけど。何漫画なんだろう?SF冒険活劇?
A国が宇宙爆弾を手に入れてからの行動にぞっとする。冷戦中は本当にこんな世界だったのか。若い頃にこの時代を生きた人が、多少刹那的で近視眼な傾向があるのも仕方ないのかも。
フェニックスが009っぽい。フェニックスの元ネタは007だけど、フェニックスはイギリスのためじゃなくて世界平和のために活動してるし、その辺は009だ。手塚治虫版009みたいな作品もあるんだって。お互いに影響を与え合う関係だったのかな。手塚治虫が石ノ森正太郎をけなして、石ノ森正太郎がショックを受けたとかいうエピソードが気になる。
正直うさぎ隊長のかわいさのためだけに読んでる。漫画としては凡作で、手塚治虫の作品じゃなければ忘れ去れ去られているくらいの出来だと思う。
2017/09/18
雪国やら走れメロスやらのパロディはちょっとおもしろい。
ラストは、なんかこれ、夢オチみたいなものじゃない?って拍子抜けだった。
宇宙連邦…EUはいつできたっけ?
湯川秀樹は寝ころびながら考えたってほんと?
別冊は、マガジンで連載した初期の再録。
マガジンで数話連載してから、サンデーに移ったんだって。なんでかは知らん。