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牧山圭男氏の本は初めて読んだが、随所に次郎・正子の言葉が散りばめられていて、とてもおもしろかった。
あとがきで著者は「書きすぎ」と反省しているようだが、読者としてはこれほど嬉しいことはない。
次郎のプリンシプルが、エピソードを通して理解でき、また他の作品も読みたくなった。
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娘婿でサラリーマン人生を歩んだ著者の視点は、白洲家の親族や伝記ライターの視点とも異なり、読者目線に最も近い感覚で色々なエピソードを紹介してくれたことに価値がある。ある部分、一般の社会人が素の白洲次郎に接した時の印象に近いのでは?と感じられ、最後まで興味深く読んだ。特に、次郎の最後のイギリスへの旅の話はこの著者しか書けなかった逸話であろうし、親友との今生の別れのシーンは映像が目に浮かびそうである。
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色々と、白洲次郎に関する本を読みましたが、ベストは「白洲次郎 占領を背負った男」だと思ってますが、別角度からの読み物として、次に面白かったです。
結構、公私混同しないようにたしなめられているようですが。
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『次郎と正子 娘が語る素顔の白洲家』(牧山桂子著)と併読。レビューはそちらに。
白洲桂子さんとの結婚は当初白洲氏から反対されたようだけど、一番憎い娘婿としては良い関係を築いたのだなと感じる。