身近な統計 改訂版 みんなのレビュー

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投稿者：ナッシュ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

放送大学の基礎科目の教科書です。

統計学への入門として、「記述統計」と「推測統計」をバランスよく紹介している構成です。

「記述統計」は、目的に応じて統計データをどう表示するかというもの。本書では世の中で使用されている表現方法を幾つか紹介しています（どの程度網羅しているかわかりませんが）。

「推測統計」はいわゆる推定や検定などの処理方法に関するものです。
このへんは、あまり理論的な根拠には深く突っ込まず、とりあえず使えるようになることを目的としているようです。

また本書には、読者自身が実際に手を動かして統計に慣れ親しむために、エクセルで実習できる演習課題を収録したCDが付属しています。

統計学の初心者が統計の概観を認識するには手頃な教科書かとおもいます。