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憧れの先輩が前に読んでいて、ずっと読んでみたかった1冊。
実は、「告白」みたいな話かと思っていたので、
読んでみて、ファンタジーだと知った時、とてもとても驚いた。
たまたま注文したのが児童向けの青い鳥文庫で、
開いたら全部に振り仮名がふってあったので
「これ電車で読むのちょっと恥ずかしいな…」と思ったけれど、
結構難しい漢字や注釈に助けられることもあったので
意外と良かったです。笑
最初は、「ジブリだ!」と思いながら読んでいたけど、
読み進むにつれて独自の世界観にはまっていった。
情景が全部、目に浮んだ…。
いつもミステリーばかり読んでいるけれど、
ファンタジーって面白い!すごい、と感動した。
どうしたらこんなに緻密な世界観が描き出せるのだろうと
不思議でならない。
一体どうやって生きてきたらこんな文章が編み出せるんだろうか?
「重力ピエロ」を初めて読んだ時の様な圧倒的な世界観と
本の面白さに惹きつけられた1冊でした。
トラウマの様になぜか読みすすめられない本を読んでいた後だったので、
やっぱり本って面白い!そしてファンタジーの世界観ってなんてすてきなんだろう、やっぱりあの先輩はすごいな…あの先輩がいいというだけのことはあるな…と思った。
エリンの聡明さと純粋さと観察眼にとても惹きつけられた。
こんな視点を持って生きるのは憧れだな…と思った。
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ハードカバーで発売当初は長編であることと、その価格で子供向けファンタジーというより大人からの評価で始まったらしい。
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今日の昼休みのこと。
常連さんの3年生女子が、
「先生、Kさんが借りてた本わかる?すごく面白いって言ってたから私もその本借りたい」
Kさん。はい。すぐわかりました。
けれど、教えるわけにはいきませんので
「うーん、Kさんだけでなく、最近薦めてるのは・・・。
これとか?」と言いながら、返却本の棚にあった本を
差し出すと
「ああ!これこれこれ!この本借りたい」
学校図書館で時々、考え込むのはこんな時です。
「先生、この間クラスの子が読んでた本、面白そうやったし借りたい。〇〇さんが読んでた本」
「プライバシーの問題もあるしね。〇〇さんに、書名、本の題名聞いてきてね」と言っています。
学校図書館は、教育の場でもあり
そして生徒の情報は特に担任には伝えておく方が良い場合もあり
今日のような簡単な場合なら良いのですが
もし生徒が何か悩んでいたりした場合
プライバシー云々より大切なことがある場合もあり、で
なかなか難しいところもあるようです。
今日の本も
上橋菜穂子さんの「獣の奏者」
(そう、今日のお昼休みに問われた本です。
単行本の方を貸しました。)
単行本を購入してから、そのリクエストの数から
再度購入しました。
前回が単行本でしたので、二度目は青い鳥文庫で。
返却期限票を見てみますと、この文庫だけで、
2009年度から2010年度の2年間で、貸出回数、17回となっています。
よく読んでくれたものです。
再びのピークが欲しい本です。
面白いから、読んでみてね。
分類 913/ウ
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夢中になって読み進めてしまうシリーズです。
複雑にからまったいろんなひとの思惑や想いが切なくもどかしいような物語です。読みやすくどんどん世界観に引き込まれます。
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私は青い鳥文庫版で買い揃えました。
図書館で講談社文庫版も読みましたが、青い鳥文庫版のメリットは挿絵と説明書き。改行位置が異なるため小説としての読んでる時の感慨深い感じが大きくないんですが物語に溺れてしまえば問題ないかと。
値段を比べて挿絵目当てで少し出してもいいかと思い青い鳥文庫版を購入しました。
(余談ですが)購入当時青い鳥文庫版では完結まで発売されていなかったので、講談社文庫版を図書館等で読みながら青い鳥文庫版を5~8まで購入。
外伝刹那も、そのうち出すかもそうなら待ったほうが賢いかも…と思いつつ、イアルエリン夫婦話への欲望に勝てず存在を知って割とすぐに注文して購入。
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闘蛇編〈上〉国際アンデルセン賞。生きものが好きな10才の少女。母の世話する凶暴な生きもの「闘蛇」が突然死ぬことで物語がうごく。
また始まったばかりだけれど、わくわくする。少女が健気で目が離せない。
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世界観、心情描写ともに良い。性善な人々しかいないはず(のように思えた)のところに、冷酷さが描かれる。その理由はどこに。。。
挿絵、ルビ、注、あとがきがノイジーだった。青い鳥文庫にしなければ良かったか。
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ファンタジー。
児童書として描かれた作品だそうですが、一般向けの作品かと思うほど濃い世界観。
主人公エリンがとても可愛らしい。
基本的にファンタジーは苦手な自分でも、夢中で読み進めた。
この一冊だけの印象ですが、生き物と共に生きる物語、という雰囲気が好みに合うのか。
これはシリーズ読破を目指したい。
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母ソヨンと二人暮らしをしている主人公エリンだが、ある日母が世話をしている「闘蛇」と呼ばれる凶暴な生き物がいっせいに死んでしまい、母が捕まってしまった!
挿絵・漢字のふり仮名があり読みやすい、夢中になって読めるファンタジー小説。
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なぜか、今頃 読みたくなった。
いろんな版があったが、この 「講談社 青い鳥文庫」は、中に 挿絵 があり 読みやすい。(*^_^*)♪
これまでも テレビで断片的に見ていたけれど、今回 本を読んでやっと話が通ります。
⇒ TV:アニメ 「獣の奏者 エリン」を見る 2010/1/3 〜 パそぼとベルルのあれこれフリーク
→ NHKアニメワールド:獣の奏者エリン
2012/1/11 予約 1/18 借りてすぐ読み始め、読み終わる。
内容 :
あの『獣の奏者』がいよいよ青い鳥文庫に!
母が指笛を吹き鳴らしたとき、奇跡がおこった。
決して人に馴れず、また馴らしてもいけない生き物とともに生きる少女エリンの物語。
待望の青い鳥文庫化スタート!
内容(「BOOK」データベースより)
10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。
母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。
その罪に問われて捕らえられるソヨン。
けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。
大型ファンタジー、堂々の幕開け!
※本作品は、獣の奏者1 闘蛇編、獣の奏者2 王獣編を青い鳥文庫版として4分冊したものです。
著者 : 上橋 菜穂子
立教大学大学院博士課程修了。専攻は文化人類学。川村学園女子大学助教授。
「夢の守り人」で路傍の石文学賞受賞。2002年巌谷小波賞受賞。
著書に「守り人」シリーズなど。
絵 : 武本糸会 ブログ
☆ 読んだ本とこれから読む本 pasoboのバインダー(本棚)
獣の奏者 1 上橋菜穂子/作 闘蛇編 講談社 2006.11
獣の奏者 2 上橋菜穂子/作 王獣編 講談社 2006.11
獣の奏者 3 上橋菜穂子/著 探求編 講談社 2009.8
獣の奏者 4 上橋菜穂子/著 完結編 講談社 2009.8
TVアニメは、ここまで。 以下は続編です。
獣の奏者 5 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.4
獣の奏者 6 上橋菜穂子/作 探求編 講談社 2011.6
獣の奏者 7 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.8
獣の奏者 8 上橋菜穂子/作 完結編 講談社 2011.10
獣の奏者 外伝 上橋菜穂子/著 刹那 講談社 2010.9
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いやあおもしろい。喜びも悲しみも愛情も憎悪も強さも弱さも試練も運命もこの物語に全部含まれている。物語のおもしろさってこういうことだ。
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母を失ってしまったエリン。ジョウンに引き取られるも悲しさは増すばかり。でも良く耐えたほうだと思う。私だったら耐えられない。エリンの様に心を強く持たねばと思った
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地元の電子図書館を初めて使ってみました。
本をめくるのとスマホをタッピングするのでは大分感じが違いますが、ある意味便利ではあります。
物によりますが、この電子書籍には読み上げ機能が付いていたので試してみました。うーむ、合成音声でやや聞きづらい。
本の感想ではなくて失礼!
ストーリーは面白かったです。2巻以降も電子書籍で読んでみるつもりです。地元の電子図書館にある書籍はかなり限られてはいるもののそれなりに利用価値はありそうです。スマホが益々手放せなくなりそうです。
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10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕らえられるソヨン。けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。大型ファンタジー、堂々の幕開け!