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紙の本
偽りの日常
2015/09/17 11:12
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
退魔省の急進派である因幡朱音と、後輩の黒峰真白にまつわる事件を乗り切り、大神黒衣と神咲十夜、そして退魔省の田中との契約関係は安定期に入った。一ヶ月に一度、死刑囚を黒衣に食べさせさえすれば、他の誰も犠牲にしなくて済む仕組みが出来たのだ。
しかしそんな欺瞞に満ちた日常は長くは続かない。因幡朱音の妹である因幡葵が黒峰真白のクラスに転校してきて、そしてある日突然、黒衣が消した幼なじみの来海立夏の記憶が元に戻ったのだ。いや、それだけではなく、十夜が立夏のDV父を殺したことは忘れたまま、黒衣や真白都の関係が矛盾なく調整されていた。当然、何者かの意図が働いている。
無駄な殺人をしないために疑うことをしたくない十夜であるが、事態は無常にも、彼の望まない方向へと進んでいく。見かけ上は、大好きな幼なじみや後輩と一緒に海に遊びに行くという楽しい展開なのだが、その影では、十夜は鬱々と楽しまない。そして黒衣は、十夜が考えるのを避けている手段をとるときが近づいて来ているのを彼に知らせるのだった。
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