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非常に参考になった。
前提として、自分が今いる業界がIT業界ということもあるかと思うが、
以下の3点が特に自分の頭の中が整理されて気持ちよかった。
1.ソーシャルDRM
2.ネット時代のメディア戦略
3.スキームを変える
これ以外にも感銘を受ける内容が盛りだくさんでした。
ブログの記事を再編されたということでしたが、書籍(紙の質感、読み進め、しおりを入れる感覚)にされたからこその目で読む以外に手で読むことのリアルな良さも相まって、文章が上手に整理され付加価値は十分にあったと思います。
非常に論理的かつ感情的(なんだか矛盾するようですが、ある意味人間らしい)な表現の両面で書かれており、著者がバランス感覚の良い人であることが読み取れます。
また、今の世の中をITという切り口で考察されていますが、ITという枠に捕われているわけではなく、全ての考察は、人と社会を中心とした視点で書かれており、「何のために生きるのか」という問いに対する答えが各エピソードの根底にあるように感じました。
注釈は配慮されたくさん入れられていますが、それだけ専門的な領域の内容なため、スラスラと読み進めることは読者の知識に左右され、読む人を選ぶ本かもしれません。
自分には読むことで、仮説・検証をしているような感覚と
そうそうと共感できる内容がたくさんありました。
また、読み直そうと思いました。
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NHKのプロフェッショナルを見て以来、一方的かつ個人的に尊敬している及川さんの著書。震災時にエンジニアとして何ができるだろう?ITの支援よりも他にやることがあるんじゃないか?と自問して出した結論が、やらないよりできることをやる。そしてハッカーはコードを書く人のことだけを指すわけではない。などなど、共感できる部分が多々あった。及川さんのように、挑み続けられる人になりたいと再び思いました。
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前半は及川さんの考え方が書いてある.
後半はHack for Japanに関する話で,こちらは必見.
しかし,ブログを本にしたとあって,あまりまとまりがあるとは言えず,良い本とは明言できない.
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数年前のブログを書籍にしたとはいえ、丁寧な考察が非常に参考になる。「不連続への挑戦」は今まさに直面しているところであり、著者の強いメッセージに勇気をもらった感じ。
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プロフェッショナルでも紹介され、弊社にも講演に来てくれた及川さんの本です。
変わりゆっくIT、進化するWEBに関して現状を開発者の視点で放言してくれている
一般的に言われているコンテンツが細分化され、再構築される旨が改めてはっきりした。
また、様々な手段を用いて自分を記録、表現、発信してソーシャルな世界で繋がりを広めている。
繋がれば繋がるほど
何を目標にし、何を生きがいにし、エンジニアとして社会をより良いものになると信じて行動するようになるんだなーと思う。
少しずつで良いので、より良い社会を作っていくのが、エンジニアの力であり、ITの力、人々の力なんだな――と思う。
自分の考えを出来るだけ書き留めておくことの重要性も、このような、ブログや自分の発信をまとめた本を見ると改めて思う。
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事故啓発本のようなタイトルですが、エンジニアさんのブログ本です。
といっても技術的な事が書き連ねてあるわけではありません。
筆者は「社会人として社会に貢献できること」「今できること、やらねばならないこと。それに挑戦する意義」といったような事を伝えたいのではないでしょうか。
元がブログなので書籍としてはテーマが散逸してるようなイメージを受けました。
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Hack for Japan の話や著者blogとその加筆。個々のエントリは散発的に思える。なにか役立つために自分に出来ることを実践する思いには共感した。また分かったつもりではいるがなかなか気がつけない変化を起こしていくことの大切さを思い起こさせる。
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同タイトルのブログの書籍化。増補多数、並び替えも多数。技術寄りの話しも多いが、知識がなくても大丈夫。
いわゆる理系というか、本の中の言葉で言うところのハッカーってどんな人種?というところを知るにもよい。
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NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されたのを見て、はるか遠くにいる人なのに、なぜか親近感を持った。番組で彼が語ったことの根っこがここに書かれていると思った。章を読み進むたびいちいち「うん、うん」とうなずいている自分がいる。久しぶりにワクワクするITの本に出会いました。
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及川さんの思想から、ネットサービスを提供する者の心得を学ぶことができる書籍。特に、P113以降のネット時代のメディア戦略における「コンテンツ」「コンテナ」「コンベヤ」のフレームワークは必読の価値あり。
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及川卓也さんのブログを加筆・修正した本。著者は説明不要の一流エンジニアだが技術書ではない。ITに関する様々な分析や変化の時代を生き抜くための考え方、震災復興支援活動であるHack For Japanへの取り組み等を読んで多くの刺激を受けた。IT業界に限らず多くの人に読んでほしい。
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IT業界のトレンドや、震災復興活動に関して、IT関連企業に勤める筆者のブログ記事を纏めたもの。本の中では、著者自身が被災直後の先仙台で体験した余震と、その直後のIT難民の経験談が非常にリアルで興味深かったです。
機会があって、著者にお会いしお話を伺う機会に恵まれました。本を読んだ印象では、物凄いパワフルでガツガツなタイプの印象があったのですが、実際にお会いしてみたら、丁寧で優しい方でした。でも、外資系企業を渡り歩いてこれらたソフトウェアエンジニアとしての強みはお話伺っていても充分伝わってきました。現在のお勤め先であるGoogleでは、どのようにして企業文化を浸透させているのか聞いてみたところ、採用時点で社風にあう人材を選定しているだけでなく、普段の仕事を通じて「それってGoogleっぽくないよね」と社員同士で相互チェックしあう慣習があるんだそうです。GoogleらしさをGooglyって同社の中で表現しているらしいのですが、同単語を英語辞書で検索してみると「クリケットで、ある方向へ曲がるかのように見えて、反対の方向に曲がる投球」の意味とヒットしました。両義語!? 面白いですね!
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この本のメインはHack For Japanに対する及川さんの思いだと思いますが、
逆にHack For Japanに特化した本でも良かったのではないか…と感じました。
自分も「そんなもん原則許可でしょ」という会社で働きたい…。
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許可を求めることより許しを乞う方が簡単
同じドメインでしか競合を考えないと、どうしても視野が狭くなる
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震災支援にかかわっていたこともつゆ知らず、
プロフェッショナルに出ていたことも知らず。
何も知らない中に読んだ1冊です。
彼は、だれもがうらやむほどの
職場にいて、大きなプロジェクトにも
参加していたものの、それを手放しました。
その理由も驚きの「飽きが来たから」
確かに、身分が保証されても飽きが来るようじゃ
面白くはありませんね。
そして、新たなところでのスタートのさなかでの
被災。(たまたま仙台にいたと聞きます)
彼が行った復興に向けたプロジェクトは
彼の座右の銘である
タイトルがなければだれもやらなかったことでしょう。
特に、ガイガーカウンター関連は
なかなか見ることができないので
どうすれば安全に放射能…と思っていた現地の人には
大きな助けであったに違いありません。
この部分も興味深いですが、
一番興味深かった部分はやはり
本の扱いに関してでしょうか。
本を裁断する、と聞くと
うわあああ、と思うでしょう。
ですが、小説じゃない、実用書の場合は
大事な部分を分解する、というと
少しは心が痛まないのでは?と思います。
それに自炊に関しては
P2P関連に出たときに初めて問題になり
個人の範疇(代行業者非経由)の場合は
批判されるいわれはないはずです。