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すごいタイトルだなと思って、手に取った本。
共通のテーマでまとめられているわけでも、掲載誌が同じなわけでもない77人のエッセイ。
これが2012年のベストということなのだろうか。
書き手に惹かれて読むのでもなくテーマに惹かれて読むのでもなく、ただ順番に文章を読む事ってあまりしたことがなかった。
もちろん何度も作品を読んだことのある作家のエッセイも載っていたけれど、自分からは近付かなかっただろうなと思うものも少なくなかった。
でもそれがまたびっくりする程面白くて得した気分になったりもした。
私は日常のちょっとしたこと(納豆のパックの話とか、スーパーのレジ待ちの話とか)についてのエッセイが好きみたいだ。
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たくさんの、それこそ色々な職業の人達が、色々な場所で書いたエッセイ集。
それは新聞だったり雑誌だったり、という多種多様なもの。
最初の『こそそめスープ』は爆笑しましたが、分かる部分もあります。
人間思い込んだら、どうしてもそうとしか考えられませんよね…w
『う・さぎ』は、最後にうまい事言って纏めてる! という感が。
でも終わりよければすべてよし、ではないですか、それこそ。
しかし一番そうそうと頷いてしまったのは『素麺』の話。
人様の家によって習慣が違うので、担当さんも突っ込むべきか否か
悩みながらお伺いを立ててしう気持ちがよく分かります。
が、多分同調するべき所が間違ってる気がしなくもないです。
何だか、色々な人が描いているせいか
同調する部分が多々ありました。
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様々な作品が読めるのは楽しい。特にこれまでまったく読んだことのない作家(特に年配の)や歌人の方々の作品に出会えたことが良かった。ただ、死に纏わる話が多かったと思う。当然ながら、物を書く人々にとっても3.11の衝撃や影響はまだまだ続いているし、これからも続くのだと思う。
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とにかく面白かった。2011バージョンよりこちらのほうがもっと好きです。
最近は短歌にも興味があるので、歌人の方々のエッセイを読めたのも良かった。
第一線で活躍されている方々の文章はやはり読みやすく、面白い。
震災後に書かれたエッセイも多数あり、女優の大竹しのぶさんのエッセイも良かった。
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今まで読んだことのない作家さんの文章に触れることができ、とても読み応えのある一冊でした。東野光生さんの『一期一会』、和合亮一さんの『私の「トイレの神様」』が、特に胸に沁みました。岸本佐知子さんの『才能』は、おもしろかったぁ!大竹しのぶさんは、演技だけじゃなく、書く才能もただ者ではないと感じました。付箋をつけながら読めばよかったと、読後反省しています。
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77人のエッセイ集。面白いエッセイもあれば、読まくてもよかったと思うエッセイもあり、最終的には読んでよかった。特に心に残ったのが、沢木耕太郎と冲方丁、北村薫。三浦しをん。
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いまいち。面白かったのは「こそそめスープ(村田沙耶香)」「仔猫と旅人(星野博美)」「12471(前田司郎)」
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興味惹かれる内容のものが少なくて、ちょっと残念だった。でもいろんな考え方や見方があるんだな、と参考になった。