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好きな作家さんなのですが、最近たくさん書かれているので、当たり外れが目立ってきました。
これはちょっとハズレかな…ううん。
設定は面白いけど、ちょっとぶっとび過ぎ。
ホームズが出てきた時点で萎えた。
そしてモタモタしてる間に、まだ読んでない新刊が2冊。
週刊漫画コミック並みに出るやんけー。
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初めて読んだ小路作品が、『こゝろ』を題材にした短編だったんだけど、まさか長編を読める日がくるとは。最初から最後まで、すごくドキドキワクワクしながら読めた。これは、別作品の話虫干も読みたいなあ…『断章のグリム』(甲田学人著)と同じで、原作の物語への愛と解釈がものを言うなあ、としみじみ
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良かった。どこがどうなってくのかと思ってたらなるほどこーゆーことか。
ラストは話虫干という流れからはずれている気がするけど、アリだと思う。優しい不思議な本だった
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のっけから、奇想天外な設定にワクワク♪夏目漱石の「こころ」の、あらすじだけでも知っておくとより楽しめる!意外な人物の登場に、思わず吹き出したりwとにかく、ワクワク♪そして、ラスト、泣けます!感動~!!これは、超~おススメっ!!!
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なんとも不思議なお話。ちょっとわかりずらい感じもありました。でも、友達や仲間がいるっていいなって思いました。
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〈内容〉とある町の図書館に出没する話虫(はなしむし)。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。
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あの名作からこういう物語に発展させるというその発想自体が非常に興味深かった。
ピースは揃っているのに最後の決定打が足りず、話虫の正体を断言できないのが個人的にはそわそわするものの、だからこその面白さもあって、「いっそもっと長編にしてくれ!」というところ。
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図書館司書の主人公は、先輩に連れられ本の虫干しをする。
ただし、その方法は普通とは違い、〈話虫〉によって内容を変えれてしまった夏目漱石の『こころ』の内容を、
本の世界の人物となって元の話になるように仕向けるという物だった。
主人公は、『こころ』の主人公とその後自殺する予定のKと友人として『こころ』の世界で接するうちに、
Kを自殺に追いやるのがいやになってしまう。。
『こころ』は元の内容に戻せるのか?話虫の招待とは??
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小説の世界に入り込み、
流れを変えてしまう話虫と、
それを元に戻そうとする図書館職員の奇想天外な物語。
「こころ」を精読してないせいもあって
序盤なかなか入り込めず。
その分終盤は大いに楽しめたが…。
それにしても昨今舞台でも漱石や啄木を題材としたものが目につくのは何故だろう。
【図書館・初読・6/29読了】
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とある町の図書館に出没する話虫(はなしむし)。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。
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Twitterで、漱石の『こころ』を読んでいないと解り辛いところがある、というツイートを読み、細かいところはほぼ忘れていたのですぐに再読したのだった。読み始めてすぐそのわけに納得し、著者なりの『こころ』以前の物語なのかと合点してしばらく読み進むと、なんのなんの、そんなに容易く想像できるようなものではなかった。ファンタジーである。いきなりさまざまな設定が時間も空間も飛び越えて『こころ』の世界に読者もろとも運んで行ってくれるのである。何とも贅沢な夢の世界である。しかもラストの展開がこれまた予想外で、小説の登場人物と話虫退治の図書館員との友情に胸がじんとするのである。いろんな意味でとても贅沢な一冊である。話虫がほんとうにいたら困るが。
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「こころ」の登場人物が
こんなにもイキイキとしているなんて、と衝撃を受けました。
面白かったです。
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本の物語に自分が存在しているというのは羨ましくもあり、まさに読んでるときの感覚はそれだなぁ…と、主人公をみて思いました。羨ましくなる本です
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図書館にまつわるお話ではあるけど、あんまり図書館関係なかった。
読み終えてから「こころ」再読したくなった。
ほかの本につながるこういう本、好き。
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明治時代の書生さんたちを思わせる(実際にそうでした)表紙に、小路さん、新境地かと手に取りました。タイトルは「話虫」を虫干しする、という意味だったんですね。私、話虫が千匹、だと思いましたよ。(汗)
ベースになっているのは、夏目漱石の『こゝろ』。
なんと、現代(近未来かも?)の図書館員が、本に巣食い、話を勝手に書き換える虫を退治するために本の世界に入りこむ、という、う~~ん、これって、タイムトラベルものとも違うし、なんて言ったらいいんだろ。
二次元世界での妙にリアルな登場人物たちの葛藤は楽しんで読めましたが、途中から、ホームズまで出てくるのは反則じゃない??なんて。
設定は面白かったと思うのだけど、なんか、物足りない。
『こゝろ』は幸い、何度も読んで熟知している物語だったから、その中の登場人物たちを別角度から見れたのは興深かったけど。
掲
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とある町立図書館、漱石の名作「こ々ろ」のなかに入り込んでストーリーを書き換えようとする話虫(はなしむし)と、それを防ぐべく同じようにストーリーに入り込んだ図書司書達との静かな闘い(話虫干)の話し。まずは実に奇想天外なプロットに驚かされました。恥ずかしながら「こ々ろ」は未読なのでその世界観がどうこうと語る資格はなのですが、この著者らしい優しさに充ち満ちたお話です。