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猫のチマキは弟のノリマキと一緒に宝来家に住んでいる。
チマキが書いた料理と宝来家の人々の日常紹介日記。
個性的なファミリーで、この家にはカガミという素敵な調理人がいる。
彼は猫たちにも素敵なまかない料理を提供してくれる。
先輩桜川との関係が格別。
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美味しい減塩低カロリー料理「おうちの中はいつもいい匂い!」 猫のチマキから見た「宝来家」の、人々の日常。
ほっこりします。お願い
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にゃんこ視点のお話でした。
ネコ同士もいろいろあるよね。
ご飯の描写が多くて、お腹がすきます。
ネギ油とじゃこのチャーハンを真似して作ったけど美味しかったです。
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料理と猫をこよなく愛す家族や周辺の人たちのおはなし。
出てくるレシピ、調理法試してみたいことがたくさんあった。
この人の料理本を出してもらいたいくらい。
ゆったりと時間が流れるほのぼのとした物語。
世界観は好きだけど、なんとなく読みにくく、なかなか読み進まなかったので、星3つ。
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少し複雑な『宝来』家の人々と、拾われた兄弟ネコの『チマキ』と『ノリマキ』。
子猫の目を通して語られる、宝来家の食風景と人間模様。
食のエッセイかレシピかとも思えるほどのこだわりを持って書かれた食事の数々+少しの恋模様。
kして高級食材を使っているわけではないけれど(でもとても厳選されているので、とっても高くつくだろう)、旬の物を手間暇かけて作られた料理のオンパレード。あんまりカロリー計算のことを言われすぎて堪えるけど、どれもすごく美味しそう。特におかあさんのコラムに出でくる『月見豆腐』は食べてみたい。簡単そうなのでやってみようかな、でも蒸し加減が難しそうだな。
ここに出てくる男の子の『鏡』君は、青年と呼ばれる年齢のせいか現代もののせいか、とても聞き分けのよさそうな出来すぎの子。しっとりとした雰囲気は出るけれど、どうもいじらし過ぎて居心地が悪いような気分になってきてしまう。やっぱり現代ものより、訳がわからないけどファンタジーの方がしっくりくるな。
しっかし、『だんご姫』の学校の宿題はなんと面倒くさいものを出すんだ。しょっちゅうあんな物を出されてたらお手上げです。
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長野まゆみを初めて読んだ。
主人公の猫かわいかった。
ごはん超おいしそう。
でも、5年生の女の子が自分のおじさん達に全く疑問を抱かず、更に「悪魔…」と極自然に思うのが不思議でならなかった。
おじさんがおじさんに粉かけてるの眼前にして、もっと思う事あるんじゃないのか。
でも猫かわいかったしごはんおいしそうだったからまぁいいや。
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とにかく料理がおいしそうだった。実際に作ってみたらそれほどでないものもあるかもしれないけれど、描写がおいしそう。こんなに手間隙をかけて料理に向き合えれば、それはそれで幸せなことだろう。そして、カロリーをものすごく気にするところは、なぜか『サマーキャンプ』の雰囲気を思い出した。
料理の描写もさることながら、やはり、カガミくんのうろたえっぷりが、いい。
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ご飯がおいしそうだったー。
ほかほかの日本食!ご飯の描写は本当においしそう。
今までの長野まゆみ作品を読んできていると、一人称が猫のためか、文体の違いに面食らいます。
ずっと猫目線の文体で、稚拙って訳じゃなくて、本当に猫の目線でここまで描写できるのはいいと思うんですけど!
途中で飽きたので星3つ。
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図書館で借りる。久しぶりの長野作品だったが、猫目線だからか読みやすかった。ただ、ほのぼの家族話か、もぐもぐご飯話かどちらかをメインにして欲しかったかも。
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長野まゆみさんの作品は幻想的な話が多いけれど、これは可愛い雰囲気の話(^^)登場人物が多くて、把握しきれないまま読み終わってしまった(^_^;ゞ でも、登場する料理はどれも美味しそう!カガミさんの身体に良くて美味しい手料理が食べたい(^q^) それから、だんご姫の書が欲しい!
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小巻おかあさんの家で飼われることになったチマキ、ノリマキの迷いネコ兄弟。複雑な関係だけど仲良しな大家族「宝来家」で、食事を一手に引きうけているのはおかあさんの息子・カガミさん。家族の健康を第一に、カガミさんは美味しくて身体にいい食事を黙々と作り続ける。もうひとつ、カガミさんが気になるのは、中学・高校の先輩で宝来家に居候している桜川くんの存在なのだが…。
人間模様というか、猫模様?
最初はだれが猫でだれが人間かわからなかった。途中、「あ、みんな猫なんだ」と思ったけど、そのあとやっぱり猫と人間だって気づいて。
それから、男なのか女なのか、人なのか人じゃないのか(ジャン=ポール)、なかなか難しかった。
でも出てくる料理とか、感じ方とか、名づけ方とか、いろいろ素敵。コマコマ記を私も毎号読みたい。
カガミさんの知識と料理の腕がほしい。
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カガミくんのお料理は食べてみたいけど自分で作るには簡単そうでなかなか手が出ないたぐいのものだ。またコストもかなり高め。結局身体にいいものは手作りしなくてはいけないということで、その辺で納得!ただカロリーをそんなに気にするなら、なぜに運動しないかということで、1時間ほど走るだけで問題は一気に解決しそうだが、、、
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間違っても小腹が空いた夜中に読んではいけない。
我が家には旬の食材を即座に低カロリーで調理のできる賄いのカガミがいないからだ。
猫のチマキとノリマキが、一風変わった宝来家の人々と過ごす日々を語る本作には、四季折々、移り変わる季節毎にカロリーと栄養バランスに心を砕き、新鮮な食材で美味しい料理を賄うことに手間を惜しまないカガミの料理が並ぶ。
長野先生の料理はいつも美味しそうだが、今回は章ごとにある献立を眺めるだけで楽しい。家に林檎なんかあると真夜中に煮たくなることうけあい。
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かわいい仔猫二匹の兄弟がとてもかわいらしく、ほのぼのした作品でした。
カガミさん(男性。私が思うに相当美男子だと思う)が作る、カロリーを考えた体に良いメニューが沢山登場。
魅力的でした♪。
でも、でもね、猫目線でお話が展開されているけど、ほのぼのだけではなく、違ったスパイスを使ってほしかったと思ってしまいました。
この猫ちゃんたちが一番何を伝えたかったのか・・・。
物語を読み終えたとき、物足りなさを感じてしまいちょっぴり残念でした。
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小巻おかあさんの家で飼われることになったチマキ、ノリマキの迷いネコ兄弟。複雑な関係だけど仲良しな大家族「宝来家」で、食事を一手に引きうけているのはおかあさんの息子・カガミさん。家族の健康を第一に、カガミさんは美味しくて身体にいい食事を黙々と作り続ける。もうひとつ、カガミさんが気になるのは、中学・高校の先輩で宝来家に居候している桜川くんの存在なのだが…。
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初めに人物相関図が載せられているように、複雑な人間関係の宝来家である。だが、みんなさらりと明るく、前を向いて暮らしているので、つい複雑さを忘れてしまう。もともと迷い猫だったチマキとノリマキ兄弟の兄・チマキの目線で書かれているのが新鮮である。ずいぶんとお利口さんなのである。そして何といっても魅力的なのは、粽たちの飼い主・小巻さんの息子のカガミさんの作る料理である。みんなの健康を考え、あたたかい気持ちで丁寧に作られた料理はどれもとてもおいしそうで、カガミさんが語る薀蓄もとても役に立つことばかりで、すぐにでも実践したくなる。ちょっぴり切なくて、愛にあふれた一冊である。