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途中からついていけてない感じがしましたが、それでも面白く読めました。物理は苦手でしたが、いつもとは違う分野に触れることで、着想豊かになると思ってます。
ニュートン理論から超弦理論にいたるまでの軌跡。
宇宙自体がそもそも複数あるとする理論(マルチバース)なんか、うん、確かに銀河もたくさんあるんだからと思いました。拡大しつづける宇宙の外に、ほかにも拡大する宇宙があるのかとか考えると、無限ループに陥り、思考力の限界を感じますが、アインシュタインがこういう思考実験で「E=mc^2」を得た話なんか、新鮮でした。特許事務所で働いていたとかも含め、楽しい本でした。
高校生のときに、スティーブン・ホーキンス宇宙を語るって本を英語で読まされたとき、なんてわけのわからない世界なんだって思ったけど(英語力の問題もあっただろう)、そのホーキンスの成果も知ることができます。
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「急進的保守主義」である物理学者たちが理論をあえて「想定外」で適用させ、それを壊し新たな理論を構築していく果てしのない物語。それはフランク・クローズ『宇宙という名の玉ねぎ』の皮をひと皮ひと皮むいていく旅なのですが、それは永遠に続くわけではなく、間違いなく「これ以上はむけないところ」にたどり着く、と著者はいいます。宇宙という玉ねぎの「芯」である「プランクの長さ」で起る現象を説明できる理論としての統一理論までの、あと一歩まで来ている今だからこその高揚感に引き込まれてしまいます。しかし、今から30年前、自分が大学教育を受けていたころ大統一理論の可能性は場の量子論で語られていたような気がします。超弦理論はトピックス的な存在感だったような…それを考えると、あと一歩での相対論と量子論を融合もまだまたいろいろありそう!でも、それか楽しみだったりします。そんな人類の知的冒険としての物理学は本書の大栗さんといい「宇宙は何でできているのか」の村上さんといい、今、素晴らしい語り手に恵まれています!
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相対論等の解説書は、結構読んでいるが、重力とは何かについての説明が今までで一番納得できるものであった。
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余剰次元やブラックホール放射、超弦理論などについて、読みやすい本。さしあたっての全体像をつかむにはよいかも。
・ところどころ差し込まれるエピドードが結構面白かった。
フェルミ研の加速器の必要性が議会で問題視された時のウィルソンの答弁「この加速器は、直接には国防の役には立ちません。しかし、わが国を守るに足る国にすることに役立ちます」
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前半は割とほかの科学系の本やら番組やらで聞いたことのある話が多くて、そこまで面白くないなと思ったけど、後半は違った。量子力学とか超弦理論のあたりからが面白い。最新の理論の話が盛り込まれているのが特に。例え話もわかるようなわからないような感じだけど、最先端の理論に触れられるというのはなかなかない機会だし、何より端折らずにぶつけてくれるのがよかった。
サイモンシンと比較すると、例えのわかりやすさだとか、話の面白さは劣る(仕方ない)。でもサイモンシンは最新のところは端折ってわかりやすくまとめちゃうのが玉にきずだったりする。それに比べてこの本は、最先端の研究者が書いているだけあって、難しいところも思い切って書いているように思った。
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巧みな比喩でわかった気になる
なにより理論の発展と
理論間の関係がよくわかる
この本をもとに
宇宙論や素粒子の本を読みたい
さっそくnewtonの素粒子特集号を借りてしまった
再読必至
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本の題名見ても「いまさら重力?」って感じだったけど、まったく"今更"な内容ではなかった。ところどころ難しいところはあるけれど、サクサク読める。
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なかなか理解できないところもあったが、勉強になった。ニュートンの万有引力からマクスウェルの電磁気学、アインシュタインの相対論までの流れや、相対論と量子力学の融合、超弦理論など、これらの大まかな概要は掴めた。重力のホログラフィー原理というものは知らなかったので新鮮であった。
これらの理論が発展していく中でトポロジカル的な考え等、数学の知識は必須であったとの記載があった。自然科学を理解する上で数学は必須であることは当たり前であると思うけど、中高生にはこのことが解っている人は少ないと思う。学校の数学の授業で、「なぜ数学は必要なのか」ということをもっと教えるべきではないか、なんて感じた。
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高校物理の知識から重力の最新理論までよどみなく、丁寧に。読んでいて引き込まれる。と同時に色々な疑問もわいてくる。これで完結する本ではなく、ここから始まる本なのだろう。超弦理論、ホログラフィー原理など、実験段階に入っているんだなぁ。感慨深かった。ところで、グラビトンってどういう考えから出てきているのだろう。また、重力波って何?
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理解させる気は十分。なので読める。けど難しい。
重力をめぐる冒険の物語、という解説は確かにそうですが、コンディションの問題かあんまり頭に入らないというか残せなかった。
科学書少し頑張ります…
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去年、茂木さんの相対性理論の本を読んだが(ほぼ理解できてない)、この本も面白い。しかし、一日数ページしか進まないんだよな。でも、面白いんだ。結果は、また後日。
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書評でやたらと評判がいいので呼んでみましたが、本当に良い本でした。カルフォルニア工科大学教授、素粒子論が専門の大栗教授が、高校の同窓生に語るイメージで、重力、相対論、量子力学、そして最新の超弦理論までを非常にうまく語っています。2012年5月出版の本なので、最新動向満載といった感じです。最近話題にのぼった不確定性原理に関する小澤の不等式まで載っています。
ただ後半に進むにつれなかなか難しい。特に超弦理論はいろいろと丁寧に解説されているのだが、通勤途中の斜め読みではやはり消化不良。”小さな空間に6つの余剰次元が丸め込まれている?”などなかなかイメージがわかない。また再読してみます。
アインシュタインは大学受験に失敗して浪人していた16歳の頃から「もし光と同じ速度で並んで走ったとしたら、光はどう見えるだろうか?」と考えていたそうです。それにしてもガロアもそうですが、天才といわれる人は受験に失敗しがちなんでしょうか?やはり既存の枠に入りきらないから天才的な発想が生まれるのでしょうね。いわゆる秀才、いい子ちゃんからはなかなか天才的なひらめきは生まれないのかもしれません。私も自分の子供には、学校の成績はあまり気にせず、もっと学問の本質的なところを追及するように教えて生きたいものです。
また、"キャメロン・ディアスはインタビューで、何か知りたいことはあるか、と聞かれ、e=mc^2が何を意味するかを知りたい、と答えた。"というのもおもしろかった。数式というのは不思議と人々を魅了するものです。私も大学では数学を専攻しましたが、そのきっかけの一つが高校のとき図書館で見た数学事典です。そこにガロア理論の数式が載っていて、内容はさっぱりわからないものの何かとても深遠なものを感じて、こんなことを知りたい、と強く思った記憶があります。もちろん数式なんてみたくもない、という人もいますが、一部の人には数式は強い吸引力を持っているようです。
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前半は面白かったですが後半は難しい…
ニュートン(1700年頃) 万有引力発見
地球ー太陽光で8分
マクスウェル (1850年頃)電磁気力の概念生む
電磁波 波長が長いほうから電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線
光 秒速約30万キロメートル
地球公転 秒速約30キロメートル
マクスウェルの方程式では光の速さ一定だかニュートン力学では速度の合成則=矛盾
この問題に対しアインシュタインが1905年に特殊相対論発表
相対論 移動している人から見ると時間は遅れ距離も縮まる
同じく1905年E=mc2発表 エネルギーを質量に変換できる
GPSは特殊相対論(動いてると時間がゆっくり進む)と一般相対論(重力が強いほど時間ゆっくり進む)の誤差を補正しているから正確な位置情報が得られる。
ブラックホールからは光すら脱出できない。
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重力の不思議を挙げた後、相対論と量子力学の流れ、「超弦理論」の位置付けを説明する。例も工夫されており、専門外だが興味を持つ人間には程の良い説明と感じる。理解できない点は勿論あるが、重力に限らず、宇宙論や素粒子論の全体像を捉えられる良い本かな。
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難しい。けどなんだかわかった気にさせるところが凄い。三次元の重力は空間のゆがみらしい。けど、すべての物理現象の裏には4次元5次元の影響があるって哲学?