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いつも通り、面白かったです。ただ、ちょっと、怪奇さが足りなかったかな、とは思いますが。
サーベルタイガーは、普通に昔の野生動物ですから、怪奇じゃないですよね。そういう点では、物足りない気がしました。
その他の点ではいつも通りなので、安心の面白さです。
それにしても、何年ぶりですかね…。
まあ、他の作品に比べればマシですが。
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2012 6/17読了。WonderGooで購入。
田中芳樹の新刊、薬師寺涼子シリーズ。このシリーズもずいぶん息長いな・・・既刊はそれほどないけど・・・。
社会風刺が多めなのはいつもどおりで、かつまあ時節がら、原発がらみの内容も多し。
・・・ってのを「鼻につく」って感じるようになったのは、こっちが変わったからなんだろうねやっぱり。中高生の頃ならもうちょい素直に楽しめた気もするが、いや、でもどうかな、既刊の中では一番どたばたはわかったけどわくわくが足りなかったような・・・
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薬師寺涼子シリーズ、今までのシリーズは過去の伝説等に由来するものが多かったが、今回はサーベルタイガーで、人智を超えた?というか超えていないというかのレベルだった。気軽に読むには面白いし、シリーズとして楽しく読めた。ただ、若干ワンパターンになっていやしないかというのと、前々からだが若干説教くさいところがある。今回は原発に絡めた話になっていて、作家としてメッセージを出したいのはよくわかるが、個人的には、説教めいたはなしはもうちょっと減らすのがよいと思う。
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久しぶりに出ました「お涼」が大暴れするシリーズ。今度の舞台は、ロシアはシベリアの奥地。大量殺人犯、日下を追ってここまで来たいつものメンバーは、古代の猛獣サーベルタイガーに襲われる・・・。
と、まぁいつも通りの破天荒なストーリー、そしてもはや「お家芸」の社会風刺がてんこ盛り、なわけだが。この「お涼」シリーズでは特に社会風刺が多いのは、読む前からわかっているが、今作ではその社会風刺とそれに関するうんちくがあまりにも多すぎて、もはや本筋のストーリーが影を潜めてしまっている。せっかく派手な舞台を用意しているのに、たくさんいる登場人物の動きも少ない。
作品を追うごとに残念になっていってしまっている感があって寂しいものだ。
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すきなシリーズというか作家さんだったので
心待ちにしていました。(創竜伝も待ってます。)
やりたい放題のお涼がとても素敵です。
途中に出てくる文学ネタも、わかるものがあったりして
楽しかったです。
そして、相変わらずのお涼とお由紀。泉田さんとお涼。
それぞれの会話が進歩がないのかあるのか。
一歩進んで二歩下がる的な感じでいいですね。
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お涼さまの新刊が出た!と喜んで購入したものの読んでて色々と疑問というか作者に対する不信感が沸々と・・・。
社会風刺するにしてもあそこまで原発問題を絡めてくるのはいかがなものか?
読み進めるうちに原発問題に言及する部分がどんどん出てきて、お涼さまの勧善懲悪ストーリーを楽しみたいはずが、全然趣旨の違う作品を読んでいる気分に。
特に普段は温厚(?)な紳士のはずの泉田クンがブチ切れる理由がソレなの??と思うと、なんだかガッカリ。
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神話や伝説の魔物と戦ってきた涼子も、ネタ切れでキャラ頼りのワンパターンに陥ってるなぁ~、次は二人のメイドの過去を絡ませてごまかしそう。いっその事、居直って泉田との仲を進展させればと思う(笑)
シリーズ初期作品と比較し、内容的にじり貧状態。シベリア舞台は面白いけど、悪役がワンパターンでサーベルタイガーも生かされていない。ここまでくると、スマートなシリーズ完結を期待かな?
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久し振りに新刊が出たから買ってみたけど、何だろうこの微妙感……。
とりあえず★2つで(´・ω・)っ
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お涼サマ!!この蒸し暑い日本にクールな風をもたらしてくれましたね。
どこまでいっても救えない奴ってものはいるわけで、それ相応の最期を迎えるわけですねー。
もう少し、お涼サマの戦闘シーンを読みたかったかな。
泉田君ともいい雰囲気になりつつも、まだまだ(笑)
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回送先:目黒区立守屋図書館(TY04)
あらすじ等はご丁寧にもブクログ側がして下さったので、割愛する。
結論から言えば、『創竜伝』の13巻『噴火列島』が現実化した昨今(とはいえ、また富士山は噴火していないけれども)、田中にとって言語の限界がありえなくは無いという一面的な評価をもたれるのは致し方のないことなのかもしれない。しかし、私たちは何かを置き忘れてはいないだろうか。
田中が本シリーズで定義付けている『怪奇事件』というのは、なにもUMAだけではない。猜疑心、という感情に巣くう「怪奇」もまた本シリーズにおいては重要なファクターになっていることを、多くの読み手は失念してしまったのかもしれない。少なくともアニメから参入した新規読者や、コミックから原作に手をとった読者にそうしたファクターの存在を知らない読者が少なからず存在すると評者は見ている。つまり、読み手側のこの失念が、田中の語り口、あるいはお涼様の「説教」を、「老害」だの「ワンパターン」だのと断罪することと表裏一体の関係になっていることに留意する必要がある、ということに他ならないのだ。
評者は一読後、「ああ、これは『東京ナイトメア』に出てきたH警視そのものだ」という思いを新たにする。確かに彼は三田の分庁舎で末路を迎えた。しかし彼の感情に巣くう「怪奇」は、彼特有のものではない。嫉妬や被害妄想といったような感情とUMAと結びついて発生する事件についての事件簿が本シリーズの基本的なセオリーだったはずだ。
それがいつの間にやらUMAと戦う女性警視(とそのオトモを強制させられているしがない警部補)のドンパチ物として見なされ、ブラックユーモアとしての社会風刺を額縁どおりに受容する読者が現れたことに評者は少なからずゾッとする。
SFやサスペンスは何を語れて何を語れないのか。このもっとも基礎的な問いを置き去りにしがちな読み手の行いそのものが本書を実力以上に低評価へと誘っているような気がするのは(四半世紀も生きていない)評者の要らぬ老婆心、なのだろうか。
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定価買い。
電車の中でパラ見程度だけど、今回はラブ度低め?
やっぱり前回の暗闇チュー以上はなかなか難しいのかな。
泉田クンは、もうそろそろお涼サマのアプローチに気付いても良いと思う。
そろそろ進展してほしいぃ。
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頭すっからかんにして楽しめるお涼さま。だんだん刺激になれてきたせいかだんだん物足りなく感じてくる(笑)
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逃げた殺人鬼を追って、シベリアという遠い所までご出張。
始まりだけ見ればまっとうそうな内容でしたが
やはりまっとうな相手が出てきませんでした…w
ここまでオールスターにしなくてもいいのでは? と思うほど
人が大量に出てきています。
そこに、今回か限り…だと思われる相手も1人入っているので
ものすごいぎゅっぎゅな人数に。
メイドさん辺りは休みかな? と思ったのですが。
休みの人達っていないのでしょうか??
正直、人数が多すぎて話がぼんやり、という感じです。
多少驚いた(?)のは、悪役の口から引っ張り出されたもの?
食道、どうなってるのかと聞きたい…w
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ドラよけお涼シリーズ最新作。
うーん、ちょっと続け過ぎかな。。そろそろこれは店じまいしてもいいかもしれない。どうやってたたむか、という点は難しいかもしれないが。
シリーズのこれまでのような怪奇幻想の部分はかなり弱くなっている。そういう部分が好きだったんだけどなぁ。
ところどころ、前後の脈絡が分からなくなってしまう部分があって、その辺は「ちゃんと見てんのか?」と思ったりもする。もう少し前後の文意がつながるように編集の方々にも厳しくチェックをお願いしたい。
最後のほうでペトさんが言った言葉「山は上へ行くほど、足もとせまくなるです。でも途中では降りられないからネ」ってのは、よく分かる気がする。降りると決めたら、落ちるしかないかもね。
お涼とお由紀、ところどころ言葉遣いが古いよね。作者の趣味なのかね。
最後のほうのお涼と泉田の阿吽の呼吸は、結構好き。このシリーズのハイライトとも言えるかも。
あ、あとね、原発反対だったり日本が嫌いだったりするのはよく分かるんだが、小説で主人公に代弁させるのは、ちょっとよくないかな、なんて思ったりする。鼻につくというかね。
とかなんとか書いても、続編が出たら買うだろうなぁ。結局は作者の本が好きなんだよね。
まあ、まずは創竜伝を終わらせるべきと思うが。。
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ドラ除けお涼シリーズ最新刊!
つか、新しいのがでると思ってなかったので幸せ
しかも、ミレディのメイド
マリアンヌ・リュシエンヌの二人の過去っぽいことも
ちらつかされたとなると・・・次回策も近いな!
怪奇事件簿の主役「怪物」が今回はやすっぽい!