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自分で取材をしたというより誰かから聞いたとか何かの本に書いてあったということを元にしすぎている感が。
著者が何故信用している(であろう)引用元、金正男のインタビュー本(この本は僕も読んでいいと思ったが)やプリンセステンコーの話を鵜呑みにしているようにこの本を書いているのか?それらの確からしさを裏打ちする理由を書くべきだったのでは?
他のジャーナリズムを否定していながらこの内容はどうなんだろう?
この本の内容が正しいかどうか以前に気になってしまった
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重村氏は元毎日新聞の記者で、ハングルを読めるため、北朝鮮情報として、自分が信頼がおけると思っている。
今回の金正恩というのは、そもそも誰の子供かよくわからないが、権力闘争は、金正日の妹が、後妻に勝った。
重村氏は、その意味では、権力闘争に負けた後妻の2男ではないと推測しているが、そもそも、金正日の子供ということも、北朝鮮が明確に肯定していないことは注意しないといけない。
その後、金正日の妹のグループが、改革開放などの施策をとれないのは、元老などの金正日時代の実力者で後妻側についていたグループが残っているため。
ソ連の元大使が、「関与すればするほど、おこることについての責任も大きくなる」(p86)と北朝鮮を突き放して分析しているのも重要。
何か、新聞で、日本への全権大使と日本の国会議員が接触するなどの記事もあるが、本当の権限者ではない者と接触しても、カネをだましとられるだけ。北朝鮮の人民の苦難には同情するが、今の北朝鮮は、つっこむとやけどする状況のようだ。
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巷間報道されている「常識」とは異なる情報が多々ある。謎に満ち溢れていて実に面白い。「おわりに」で紹介されている本も読んでみよっ。
■衛生斥邪
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北朝鮮の指導者に重要なのは、正統性、大義名分、メンツ。
韓国には北朝鮮を無条件に支持する団体や政党がある。
平壌では噂はすぐに広まる。
官僚主義はウソの報告が上がる。わいろ、責任逃れも多い。
北朝鮮が崩壊しないのは中国のわずかな石油供給と食糧支援の御蔭。
日本の専門家も情報機関も金正日に三男がいることを長いこと知らなかった。