投稿元:
レビューを見る
つまらないと思っても、それを言うことに躊躇いを感じる作品は多いが、これは気を遣う必要がないだろう。文章とイラストのダブルビッグネームにより売上はいいようだが(2013年1月に購入したものは5刷だった)、中身は……。
1.会話がギャルゲー用。
縦書きで読むのが辛い。よくあるギャルゲーのように、吹き出しにキャラのバストアップが表示された状態なら、違和感はないのかもしれない。エリリと先輩の応酬で、どっちがどっちの台詞か分からなくなるレベルだった。
2.主人公が酷いギャルゲー脳。
勝手に素晴らしいシチュエーションだと脳内で盛り上がりながらヒロインの顔を覚えておらず、再会した女の子にとことん駄目だしをする姿は人間として最低だ。二度目に私服であった際、たかが飛んだ帽子を拾ったくらいのことで、場所を覚えてない、自転車に新聞を積んでいたことを覚えてない、服装が一度目と違うと、心の中で勝手にがっかりしている。この自分勝手さにうんざり。
3.ストーリー展開の意味不明さ。
いきなり主人公が「実際の会話をこう変えたら萌えるんじゃね!?」という境地に至った理由が分からないし、加藤恵に頼まれたらあっさり協力するプロ2人も意味が分からない。展開に置いてけぼり。
投稿元:
レビューを見る
R-30の丸戸氏が15歳向けに書いた本。
話の展開やキャラクター、設定など、それなりに面白く、
伏線もたくさん張ってあって、今後の展開が楽しみではあるのだけれど。
また、とっても読みやすい。
一方でグッとくる文章回しや、思わずニヤッとしてしまう
丸戸さん独自の面白さが薄れているような気がした。
投稿元:
レビューを見る
いい感じにユルい雰囲気で進行していく三角関係、ならぬ四角関係のラブコメ作品。
ギャルゲーみたいな運命の出会いだと思っていたら相手は「普通すぎる」ことが特徴の影の薄いクラスメイト。それじゃ悔しいので彼女をメインヒロインのモデルとしてゲームを作ろう!というあらすじからも伺えるようにメタネタ、業界ネタが豊富。
これだけだと荒唐無稽な印象だけれど、所々で説得力を持たせるネタを入れてくるので「無いけどありそう」という上手いバランスを出している。
特にオタクのことはよく分析してるなという印象を受けた。
もっと長い話の導入部といったところなのでこの巻だけでは中々評価しづらいけれど、キャラクターは非常に立っている。
加藤さんは「普通に」魅力的なヒロインだと思うのでした。
投稿元:
レビューを見る
やけに会話シーンが会話だけで続くと思ったら、作者がシナリオライターとのこと。納得。だけど、あまり好きではない。なぜならこれはエロゲーではなくラノベなのだから。
話としては普通。でも最後の展開はアツかったと思う。盛り上げ上手だよね。続きを買ってもいいと思ったりした。
他の人のレビューをみていると「どうして二人が主人公を断りつつ加藤さんに協力したのかわからない」という意見があるけど、これは主人公より加藤のほうが本気だったからということなんじゃないだろうか。
「加藤さんを本気にさせないと」ってラノベ作家のほうが言っていたけど、結局、最終締切前のゴールデンウィークをみてわかるように、本気になっていないのは主人公も同じだったんだよ。少しだけ加藤が本気になった、それだけ。
もしくは二人とも主人公のことが気になってはいたし参加したかったけど面と向かって参加するのは気に食わなかったから加藤を手伝うという形で間接的に参加した、みたいな。
これが正解だなんていうつもりはないし正解だとも思ってないけど、なにも考えずに否定するのはおかしい。
今後の展開で明らかになる可能性もあると思うけど、それも許されないのだろうか。否定するのは簡単だけど、簡単だからこそもう少し考えるべきだと思う。
しかしこれもある意味「相手がなにも考えずに否定している」というふうに簡単に考えてしまっているともいえる(つまり「相手が考えに考え抜いて否定している」という可能性を考慮していない)わけで、否定するのは簡単だけど難しいんだなと思いました。
……めちゃくちゃ長くなったぞ!?
投稿元:
レビューを見る
アキネ会の日常
冴えない彼女の育てかた (けーた)
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/30081729.html
投稿元:
レビューを見る
最初は首をかしげながら読む感じがあったけども、二次関数的にグイグイ引き込まれていった。そういう仕掛けになってた。
ヒロインもしっかりかわいい。
投稿元:
レビューを見る
一人の目立たない少女にふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲーの制作を描く物語。
タイトルが冴えない彼女のなんたらだけど、一番冴えないの主人公という…。
最後のワンシーンがなきゃ物凄いお寒いラノベで終わった感じ。
結構途中で投げ出しそうになった人もいるんじゃないかな。
まぁ、買った理由が表紙がメガネを持ったニーハイのヒロインだったからなのでこの内容でもいいや(笑)
投稿元:
レビューを見る
評価:☆4
メインヒロイン育成コメディ第一弾。
これといった特徴もない、冴えない女の子である加藤恵を(同人ギャルゲーのモチーフにして)一流のヒロインに育てよう!という一風変わったストーリー設定。
ですが中身はそこまで奇抜というわけではなく、オタク全開な主人公と、金髪ツンデレの英梨々、毒舌Sキャラな霞ヶ丘先輩辺りはテンプレな感じ。主人公の突き抜けっぷりは面白いけどねw
加藤のキャラはまだ掴みきれなくて、そこがいい味出してるかなって思います。
あれですよね、親しくなりすぎて恋愛対象にはならないみたいな感じ。
フラグは立てるけど無自覚に瞬時に折っていく加藤さんマジぱねえっすww
あれは攻略難易度高そうだw
丸戸さんが書いてるということで読んでみたんだけど、テンポのいい掛け合いは健在なのでそれだけでも楽しめます。というか1巻時点ではそれを楽しむ感じかなw
あんまりギャルゲーには詳しくないから、ところどころネタが分からなかったのは残念。
あれは分かる人ならもっとニヤリとできるんだろうなw
投稿元:
レビューを見る
地味な女子をゲームのヒロインとしてプロデュースするという、「野ブタ。をプロデュース」をライトにしてオタク成分を加えたようなコンセプト。織り込まれるネタが古いので、若い人には辛いかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
思ってた以上に会話劇だった。その会話が楽しかったから面白かったけど。
しかし話はまったく進んでないっていうか、このメインヒロインキャラ立ちまくりだろ。ラブコメ主人公並みの鈍感スキルを身につけているのか、あるいは……。
帽子あげちゃった設定はラストで回収するんですよね知ってます。
投稿元:
レビューを見る
一度目の出会いからリベンジまで。加藤さんにはとても親近感をおぼえる。まぁ私もそこそこオタクなので主人公の行動などある程度理解できるのだが、主人公のオタク度がディープすぎるので、分からない用語がちょっと多かった。まぁ読み進むには問題なかったけれど。まだ面白いのかどうかわからない。ようやく始まったかなみたいな感じ。
投稿元:
レビューを見る
僕の大好きな丸戸さんの作品。
オタッキーな内容ですが、文章が読みやすい。
ヒロインはとても可愛く、にやにやしてしまいました。
おすすめです。
投稿元:
レビューを見る
作者は18禁ゲーム業界では屈指の有名人。その人物がライトノベルを書いているとあって、数年前から興味はあったものの、結局アニメ化されるまで手を出さなかった。
だってどうせ面白いから、面白いものが欲しくなった時でいいじゃん、と。
実際、面白かった。そして、やられた、と思うわけである、うん。星五つは主にやられた、と思ったことについて。
この作品のメインヒロインは、とんでもない。その特徴は、今までのテンプレに対するまさにアンチテーゼ。
しかも、それをある程度「お約束」に落とし込める形にすることで、見事にギャルゲ的な文脈に押し込めてしまったのだ。すごい! としか言えない、うん。
この作品のヒロインは、モブでありながらモブではない。こちらとしては、やられたとしか言いようがないのだ。
最後の第六章、あるいはアニメ第三話。
そのヒロインは、テンプレヒロインではなかったからこその展開をもたらしてくれる。
この展開をやられてしまうと、こちらとしては、ああツンデレだ、ああ幼馴染だ、とかの思案が、全く無駄なことであったかのように楽しめてしまうのだ。
本当に、勘弁してほしい。
投稿元:
レビューを見る
アニメを見て原作に触れたくなった作品は久しぶり。
小説を読んでいるというより、ノベルゲーをしているような気分になる。
それは作者への先入観かもしれないけど。
投稿元:
レビューを見る
まさに体験版って感じ。
メインヒロインはいい味出してるけど、他の2人のインパクトが強すぎてメインヒロイン感はあんまりないね。