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あまりこういう読み方はしないんだけど、休日を利用して一気に読んでしまった。
第1話はビジュアルノベル版でまず読んだせいもあるんだけど結構ちゃんとホラーしていて恐い。ただ、1冊全体ではホラーとしては恐い部類ではない。むしろ怖がらないということが1つのテーマなのかも。
すごい傑作かと言われるとそうでもないけど、キャラクタもいい感じなので続いていって欲しい。本作では今一歩立ち位置が微妙だったクリシュナさんとか鴉さんとかももっと活躍してほしいし。
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怪談ものはあまり購入しないのですが、この作品は内容の濃密さに惹かれて購入しました。
この作品はその異変や解決法が独特であり、結末では予想外な答えを出してきて、読み手を驚かせてくれます。
また、各章同士で物語はしっかり繋がっており、これも展開を広げてくれる要因になっております。
これから暑くなりますし、ぜひとも納涼のためにも一読してみてはいかがでしょうか(^_^)
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実はホラーって苦手でAnotherなんかも小説だからこそ楽しめたと思ってる。
が、ちょっと面白そうという理由だけで読んで…本気で怖かった(爆)
「願いの叶う家」は怖すぎで、その後ビジュアルノベルで倍怖がらせていただきましたw
でも、case:02からは若干恐怖も薄れてくる。これが慣れなのか主人公がノートを必死に守る様子が悪目立ちしすぎたのかはわからないが。
case:03の「襖の向こう」になると一気に青春要素増しに。でも、それが実は恐怖の罠だったりするんだがw
そして「僕は友達が少ない」のヒロインズを余裕で上回ったゲロ系ヒロイン・夜石さんのキャラが強烈すぎる。どんだけゲロるんだよ。
はじめは彼岸の世界の住人で、オカルト現象以外に興味の無かった彼女が本当に微妙にだけど変わっていく様子がいいね。
最後に。実は「怖いもの見たさ」ほど怖いものはないんじゃないだろうかと主人公見て思った。
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暑い季節にピッタリ。
主人公のダメっぷりにちょっとゲンナリしたけど全体を通してハマりました。
ヒロインならぬゲロイン!イイ!
次待ってます!
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case:1とcase:2は、「解決」ではなく、「逃げ切った」という感じ。
なので話として終わったとしても、
その後に残る彼岸の昏さの気配は消えずに残る。
それはどちらもゲ…ヒロインの夜石の言葉で強く浮き出る。
ただ後者は主人公の性質を諌める形で出てきており、その性質はcase:3に引き継がれて、その性質をもって主人公が抱えていた隠れていた問題が一応の解決をみる…といったところか。
軸となる彼岸そのものの昏さと、それに対する人の恐れがあり、どうにか出来るのは結局のところ人の恐れだけ、という話であると感じた。それはそれで良いのだが。
とりあえず第二幕も控えているようなので、楽しみに待つとしよう。。
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師匠シリーズ好きな人向けっていう意味を理解。
なるほど、2chのオカ板なんかが好きでよく覗いてる人ならニヤッとできるであろうネタが含まれてます。
そろそろ、「深淵を覗きすぎる人たち」っていうジャンルが確立できるんじゃないかな、と思ったり。そういう人達って、大体の結末は「深淵を覗き過ぎて深淵そのものになってしまう」んですけどね。
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どっちかと言えばラノベに近いので、ラノベが苦手な方はご注意ください。内容は良かったです。
しかしどうも同作者の別作品と関連しているらしく、そちらを読んでいないとちょっと戸惑う場面があります。
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くっそー!!面白すぎるだろ。
最後の一文が個人的に的確すぎてもう。共感どころの話ではない。
こう、ガツンと来る一冊はしばらく無かったけれど、感じ的には前人未到だった最高峰に達して、さらにそこまでロープウェイ作っちゃった、くらいのぶち抜き感。良いよ!!
最終的に、
臭いゲロイン!臭いゲロインはかわいい!
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もう少し一般よりなホラーかと思えば、どちらかといえばラノベよりな感じ。
不思議系ヒロインな夜石に、主人公が体験したとある怪異を解決してもらい、そこから夜石が気になりだした主人公くんがオカルト現象に首突っ込んで大変な目に合う系なお話。女の子キャラ多め。
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「ようこそ、こちら側の世界へ」
夜石に出逢ったやつは七日後に死ぬ。夜石は生きた人間じゃない。夜石が参加したオフ会は恐ろしい結末を迎える― 。 知る人ぞ知るオカルトサイト、『異界ヶ淵』であたかも都市伝説のごとく語られる美少女“美鶴木夜石”に出逢ってしまった「俺」こと“ナギ”。ありとあらゆる怪異を詰め込んだ青春怪談小説を、注目の新鋭・一肇があの安倍吉俊とタッグを組み紡ぎ出す!
■こちらで試し読みやビジュアルノベル版『フェノメノ』をお楽しみください。
http://sai-zen-sen.jp/fictions/phenomeno/
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抜群に面白い。
自分がオカルト好きというのを差し引いても、
大学生と高校生の淡い恋模様を描いた
ボーイ・ミーツ・ガールものとしても
とにかく読ませる。
キャラクターがいきいきしてるし
ストーリーも舞台設定も◎。