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お兄ちゃんとしての責任や自覚を負わされることに少し嫌気がさしながらも、だんだん自分の意志でその目標を獲得していくようになる。じっとききいる上の子も自分と笠ねあわせているのでしょうか。
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「おにいちゃんだから」と言われつづけるし、いろんな迷惑をこうむるから、弟が嫌いな小二のお兄ちゃん。そんなお兄ちゃんの心情とその変化がほほえましい子どもの視点で描かれた本です。
「弟は何も分からないんだ(からしかたないんだ)」とちょっとだけ自分に言い聞かせられるようになって、「弟が嫌い」から「むかついても一回なぐるだけですむ」くらいになった、お兄ちゃんの成長は、読んでてとてもほほえましかったです。
最後のページには、お兄ちゃんが(恐らく)学校で書いた作文が掲載されています。子どもの言葉と字で、今回の自分の変化を綴ってあることで、大人には「ああ、またおにいちゃんになったんだね」としっくりとくる終わり方なのですが、子どもにとっては、物語としてはややしりきれとんぼの感があるかもしれません。
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4月6日の金曜日。
小学校の入学式。
同じマンションに住む男の子も1年生になりました。
小さいころから家族ぐるみで仲良しだから、喜びもひとしお。
気持ちは親戚のおばちゃん気分。
その子は4人兄弟。
姉、自分、4才の弟、0才の弟。
お兄ちゃんとして日々暮らしています。
ママは、去年秋に赤ちゃんが生まれてかまわれない、かまわれない。。
そんな中、お兄ちゃんとしてしっかりしようと健気にがんばっている彼を
いつも見ていました。
6日の夜、一冊の絵本を持ってお祝いに。
早速、その子のママがこれを読み。
深くため息をついて「良い絵本をありがとう」と言ってくれましたよ。
お兄ちゃんも大変だけど、みんなに平等にかまってあげたくても
かまってあげられないママも、もちろん大変だよね。
そのとき、そんな風に思いました。
が、いつも見ているこの家族。
兄弟がママのことをちゃんと支えていていつもあったかい気持ちになります。
「おにいちゃんだから~」って言葉が自然と増えてきたら
読んでみてほしい絵本です。
by えみママ
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最近「なんだよ、おればっかり」「どうせオレなんだろ」という発言の多いチビ兄ちゃんに。
いつも「おにいちゃんだから」と怒られるユウイチくん。
おにいちゃんって、いったいなんなの?
M6が「読んで」と持ってきた。
だまーって聞いて、だまーって本を閉じ、だまーって他の本を持ってきた。さて?
「な?おまえ、この本でオレがどんだけヒドイ目にあってっかわかっただろ?」とMに語るチビ兄S9。
「うわ、ひで、ひどすぎ!」とさんざんユウイチに味方してるし。
「これって全部ホント。やってねえことでもこいつが泣くとオレのせいでさ。」
「なぐんの、いっぱつでやめられるかはわかんね。でも、どうせ軽く叩いてもすげえ泣くんだろ。」
ユウイチくん、二年生だけど文章も文字もS9より達者だ。
こういう本を読むことに躊躇してしまう。「おこだでませんように」と同様に。
なんでかと考えて、子供の頃、こういう本が嫌いだった!そういえば。
私にとって読書は何かも忘れさせてくれる大切な時間で、こういう現実的な話は現実を思い出させるからイヤだったんだ。もう十分大人の言うとおりやってんじゃん。
読んでも現実が改善するわけでもなく、ただ無力を見せられるだけ。
チビちゃんが抵抗なく受け入れてるのは今のところ私のような子供ではないんだな、とホッしたり。
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「おねえちゃんだから」
はい、私も言われてきた(笑)
ちょっぴりやんちゃな弟がいるお兄ちゃんのお話し。
つらいよな。
頑張れ〜!