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ビジネスモデル・ジェネレーションのビジネスモデルキャンバスの照会や筆者が実践しているワークショップのレシピが紹介されている。
キャンバスを
中央(何を)
右側(誰にどのように)
左側(どんな能力と仕組みで)
下部(どのような収益の流れで)
という4つの要素で整理しており、この説明は分かりやすいと思った。
ワークショップのレシピも参考になる。
ワークショップは1日~3日かけてやっているらしい。
9つの要素それぞれにストレステストということでSWOT分析をしていくやり方は興味深い。
自分が主催している勉強会でも活用できそうなアイデアだった。
全般的に、ビジネスモデル・ジェネレーションをより有効に活用する内容が書かれており参考になった。
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久しぶりのビジネス書。しかも自腹。図書館本に追われて積まれていたが読了。
立ち読みしてたら、ゴーンさんのインタビューに引かれて購入。文章は、漢字が多く文体が堅いので読みにくい。インタビューのほかに、ビジネスモデルキャンバスの具体例がいくつかあったこと、「駅探」が筆者らのファンドのMBOによって東芝から独立した話、などが興味深かった。
残念ながら、筆者らの考えを述べている部分はあまりおもしろくなかった。
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ビジネスモデルイノベーション(BMI)についてかなりの情報量で書かれているが、個人的には内容が難しくあまり頭に入ってこなかった。しばらく経ってから読み直したい。
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キーワード・キーフレーズ抄録。
・価値命題はビジョンと直結した「自分のありたい世界観」、すなわち主観、強い思いがベース
・社内昇進で選ばれたリーダーは、過去の経験に過剰適応した状態
・ビジネスモデルの核心は価値命題
・実行可能で結果が出せるものしか、戦略とは呼べない
・MBAでは、変化を先取りして生き抜く実践知は養えません
・官僚組織が比較的フラットであることも、トップダウンとボトムアップ型のアプローチの両方を機能させるのに貢献している。
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【由来】
・
【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
・
【目次】
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Vol.172 知を価値に転換する賢慮の戦略論とは?
http://www.shirayu.com/letter/2012/000346.html
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暗黙知をベースにして創造される高質な知を単にモノづくりに終わらせることなく、新たなやり方で価値に変える経営モデルに衣替えをする=ビジネスモデル・イノベーション(BMI)が本書の主題とし、共通善をベースにしたビジョンをもとに、組織的知識創造の枠組みを築き、既存の産業の固定観念や企業内のしがらみを取り払ったうえで、世界の再創造のためのビジネスモデルに作り替える組織能力を構築しなくてはならないと提唱する。
カルロス・ゴーンと野中郁次郎のインタビューも取り上げられており、面白かった。驚いたのは、日産では経営トップ100人のうち、4割が日本人ではないとのこと。しかも、ルノーのフランス人で占められているわけでもないという。どんな米国企業でもフランス企業でも、トップ層の4割が自国民以外である企業はおそらくないだろう。
シンガポールのトップエリートの官僚の人材確保が課題となっており、事務次官クラスの年収は一億円を超えるとのこと。日本の公務員の給与は削減の一途であるが、日本の官僚も優秀な人材についてはもっともらっていいと思う。シンガポールでは、異動先は一つの省庁にとどまらず、常に各省庁を渡り歩くことで、特定の省益を守るという感覚がないというのも、興味深い。