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竜胆寺雄における「魔子」の系譜に、また新たな女性キャラクタがひとり。というとまあアレだろうけれども。
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思想家でもある著者三作目の小説。
流れるようでとらえどころない中に埋め込まれた強烈に眩しい言葉の断片、て感じ。晰子の天真爛漫っぷりがちょっと眩しすぎる。
前二作よりグッと読みやすい。装丁が美しい。
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言葉は写真である、とすると、私が日常的に直面する世界とは違う何かを著者は見出しているのだなと感じます。哲学的な小説?小説的な哲学書?散文っていうのか。理解し難い何かに直面した感が強い。理解―それは、いつも通り本を読むという理法のことを言っているに過ぎませんが―しようとする態度をもへし折られるほどの。
そう言えば、別の著作で「読むっていうのは実は大変なことなんです」的な論旨を展開していましたね。そういうことなんだな。
独自の筆致がどこまでも続いていました。家で読むときは音読をして楽しんだりもした。
冒険です。思考冒険。森や山があると行ってみたくなるから。
イイ意味で混乱したい人にはオススメ。
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この人の本はいつもよくわからない。物語として読む作品じゃない。今回も、これを小説と読んでいいんだろうか?と思った。これは一編の詩なんじゃないだろうか。アキコはいったいなんなんだろうか。避妊しろよ! と思った。でも文章がうつくしいんである。「ずっと視ていたい」ほどに。
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多分自分はこの物語を盛大に読み間違えてるんだろうけど、唯一確かに言えることは、料理描写が飯テロなことです。