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えー、完結??ってびっくり。
最後、悲しい終わり方だった…。
猫が少年に見える魔女たちのお話。
ほっこりした展開ですごい好きだったんだけど、後半になればなるほど悲しいなぁ、って。
でも悲しいだけじゃなくて、切ないけどほっこりする漫画でした。
好きー。
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心に寂しさを抱える魔女と猫が暮らす港町。
あーーーーーーーーなんかせつない。。。
猫が猫がゆえの自由と孤独というか。。
猫と人間の距離感の中で生まれる感情が
そうなのかも。。と思ってしまうような。。
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設定がとてもファンタジックで、女の子好み。
こんな優しくて厳しくて切ない関係の「猫」がいたらいいなぁ。
でも、2巻のお話が良かったかな。
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さびしい……
不思議な漫画だったなあ。表情も空気も、全部いい。
出会えて良かった。
劇中の時間かなり進むの早く、驚く。
そのせいか、けして長編作じゃないのに、
猫町の人と猫と、長く付き合ってきたなと、空虚な気持ちにさせられて、別れるのが辛いな、と思った。
そして、この最後の巻で、たっぷり、それぞれの人や猫に、再びにスポットが当てられたわけだけれど、
今度は、過去や出会いなどの「はじまり」のストーリーではなく、未来へつながっている別れ、「終わり」が語られる。
その別離は、確かに新しい形の「はじまり」だけれど、でもやはり、「終わり」
を意識させるものだ。
だって、こんなに寂しい。
それぞれの未来はあるけれど、
レンもタルトも今の時間とは、サヨナラだ。
シャラとカノだって、再び暮らし始めたけれど、いつかは別れが来る。
穏やかな時間はいつか終わり、変わらないものはない。
だから愛おしいんだ。
ところで、猫を飼っていた人には絶対共感できる感情が、このお話にはこもっていると思う。
どっかのコピペで見たけど、
猫は死んじゃうと、心に穴を開けるんだよね。その部分は二度と埋まらない。
そんな猫の良さが、ぎゅっと詰まってる。
まあ猫が人間を本当に好いてくれるのかどうかは別として 。冷静に考えればただ猫妄想ともいえる。猫に愛されたいなんていう私の愚かな願いをあげつらわれたみったいでちょっと恥ずかしい。
ただ猫抜きにしても良い話ばかりだから、とにかく
次回作期待します。
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【あらすじ】
ここは小さな港町。“魔女”と呼ばれる寂しさを抱えた女の子が、少年の姿をした猫と暮らす、ちょっと不思議な町。
孤独と自由を愛する、でも本当は寂しがりやで、温もりが大好きな猫たちがくれる、幸せの魔法とは…? そして“九ツの生命”を持つという猫が、新しく生まれ変わるために、ふと姿を消して二度と帰ってこなくなる“その日”とは…?
初めてなのに懐かしく、じんわりほっこり癒し系の、猫と魔女と潮風が贈る好評シリーズ、いよいよ完結巻です!
【感想】
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最終巻。どの話もビンビン琴線に触れて涙目。カモメやトカゲやカゲロウ、猫以外の生き物も登場して、猫と人間のつながりだけでなく広く他者との繋がりを感じました。ラストに向けて別れの話で悲しいけれど、表紙の青空を見上げるように心に澄んだものが残されるようです。とても良かった。(一巻・夜空、2巻・夕焼け、3巻・青空。3巻の帯も可愛くて捨てられない^^)
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人付き合いに不器用。ちょっとしたことで傷付いたり、不安になったり。
気遣いで消耗しクタクタになって帰宅する、そんな時。
ただ側にいてくれる存在がどれだけありがたいか。
でもいつか別れの日が来るのですね。
寂しがり屋の『魔女』は少し強くなりました。
そして彼女なりの人生をしっかり生きていくのでしょう。
繊細で優しくて少しせつない、とても素敵な物語でした。