紙の本
馬の走る姿
2021/02/06 07:24
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
競馬が舞台の話に興味をもったので。
競走馬の過酷な運命には胸が痛みますけど
馬が走る姿好きです。
まず、馬→調教って発想で、
作者さんの「調教シリーズ」を連想して
そんな話かと思っていたら全然違ったです。
とても、愛らしい話だったです。
(気力ない時にでも読める系)
大事な馬を失った騎手のトラウマから始まって
フォルトゥーナ(運命)という馬とその馬主と騎手の
恋物語でした。
馬の面倒・調教からレースまでもきっちり描写していて
話に深みと厚みを持たせています。
馬のシーンがとても良かった。
東城も初対面の時はこのまま強引に調教?とか思ったのですが
それ以後は態度は横柄ながらも、
そこまで酷いことはしない。
駿一もじわじわっと好きって気持ちが盛り上がっていって
その上で邪魔されて自分の不安定な気持ちに確証を得るみたいな流れになっていました。
琉聖は最初っから駿一好き好きオーラがでていたので
大けがおって可哀想な感じでしたけど
高碕も・・・邪魔したのは仕事だけが理由じゃないよねー
わーーって感じになってしまいました。
うん、意地悪しすぎ!
馬のシーンがとても良くて
お話はじれったさが可愛いい感じで
東城は月曜の恋人から昇格できると良いねーって
思ったお話でした。
ちなみに下着ネタは何気にツボに入ってしまいました。
うん、全然手にとった時に思っていた話とは
違う話だったけど、これはこれで良しです。
☆3.5評価の4です。
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面白かったです!っていうか良かったです。 恋愛的には、始まりかた?というか最初の出会いと行動はあまり好みじゃないんですけれど。 馬と人間の絆っていうか信頼関係がすごく心に染みましたね。レースのお話をもっと読みたいとか思ってしまったのですが、すごく良かったですね。 ラストの怪我をしながらも走りきるフォルトゥーナとか、落馬した時、駿一を心配する所とかがすごく素敵でした♪
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やり手オーナー馬主×ツンデレジョッキー。
タイトルにビビリましたが、本文はそこまで純潔とかに拘らず、全くイロコイ沙汰に疎い騎手が、一頭の馬を通して知り合った馬主に振り回されつつものめり込んでいくさまが書かれています。
騎手としての仕事はきちんと描写があるのに、馬主のほうのお仕事はほとんど触れられてなく、ちょっと片手落ちに気もします。まあ、そこまで描くには受視点だと難しいか。
馬主の秘書が引っ掻き回すのかなと思ったのに、意外とあっさり引いてしまって拍子抜け。
この辺が引っかかったものの、概ね楽しませていただきました。
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競馬界が舞台のお仕事もの。入念に下調べされたのか、非常に詳しく細かいところまで丁寧に描かれていて、競馬というものへの好奇心も満たされました。
攻受の関係だけではなく、騎乗する馬への愛情や信頼関係にも心打たれるものがありました。
馬主×騎手。想像していたとおり、強引で不遜な青年実業家に騎乗依頼される美人騎手というcpだったのですが、ストーリーは期待以上で満足度の高い出来です。
レース中の事故で亡くしてしまったオルクラウンが忘れられず、怪我が治癒しても復帰することができなかった駿一。そんな彼に自分の馬へ騎乗することを強引に迫る東城。その馬は廃棄寸前の無名の凡馬で、呆れる駿一に「俺の目に狂いはない」と東城は断言。しかも「おまえに惚れたから依頼している」と迫られてしまいます。
駿一は、自分に手を出さないという条件つきで無名の凡馬、フォルトゥーナに騎乗することを契約するのですが。
オーナーとジョッキーの関係が、もうじれったいし切ないしで萌えました。
シリアスでウルッとするところもありながら、ちょっと笑わせるラブコメちっくなところもあって、面白かったです。傲岸不遜な攻と思われた東城が意外にヘタレだったりするところもよかったし、クール美人なお姫様かと思ったら恋愛に全く疎くて生真面目だった駿一にもきゅーんとさせられました。
恋愛スキルが低いのが、駿一だけじゃないところがいいんですよね~
東城に会うことができなくなってからの駿一の気持ちが切なかった。会えなくなってやっと駿一は自分の気持ちに気付くのですが、私はてっきり東城の駆け引きかと思っていましたよ。
東城と秘書の高碕の仲を疑い嫉妬するまでに、ぐるぐるしてしまう駿一です。そして、怪我をした駿一におろおろする東城がとても良かったのでした。
エロ的には「純潔契約」ですからね。絡みシーンはラストのみ。でも、数々の色っぽいシーンが競馬のお仕事のあちらこちらに挟み込まれていて、うまく盛り上げています。
要するに、名もない馬だったフォルトゥーナが輝かしい栄冠を手にするまでの、シンデレラストーリーなんですよね。そんなことありえないなと思いながらも、感動します。夢とロマンがありました。そして、駿一の初恋の成就も満足度抜群。馬主と騎手ならではのロマンスです。勝負ぱんつ、激しく印象的だった。
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なんでしょう。登場人物の出現率不足?攻も受もあんまり出てきていたような気がしない。ページの割に詰め込んであったからか。
おもしろかったからこれでいいような、物足りないような。
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攻め:馬主・東城真嗣
受け:騎手・百鬼駿一
馬主×騎手
三冠を狙っていた菊花賞で乗っていた馬が転倒、薬殺されて以来騎手として復帰出来ない駿一に名指しで凡馬の騎手にと言ってきた男・東城。
競馬好きなので面白かった。
リブレだからどうかな?と危惧していたけれど思っていたより読みやすく面白かった。
リブレ独特の底の薄さを感じなかったのはBLではあまり馴染みの無い競馬界が舞台だったせいか?砂床さんだったせいか?
絵師さんが好きな陸裕さんだったせいかな?
いずれにしても楽しんで読みました。
BLの攻め用語と競馬用語がリンクしていてそこがちょっと、リンクさせすぎな感じもしたけど概ね良かったと思います。
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子供っぽいアラサーの攻めだった。競馬の騎手が受けの話だったからいろいろ競馬関係の話がでてきてサラッと読めなかった。私的には高崎と社長の組み合わせが良かった