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このお話、続くんだか続かないんだか、とても中途半端な終わり方でモヤモヤしました。
珪のお姫様っぷりと、ライルの珪好き好きっぷりはわかったのですが、なんかこう、この設定でなくても同じ展開ができたんじゃあ・・・なんて身も蓋もないことを思ったりして。
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久々和泉さんの本を読みました。
今回、受の方の性格?雰囲気があんまりすきになれなかったです…こういうのを健気受っていうのかな、自分はあんまり惹かれなかったです;;でも最後まではらはらしながら楽しく読めました^^
ライルの脇にいたルカのお話も読みたいなあ…
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面白かったです。
作者ご自身が「軽い明治時代風のスチームパンク」とおっしゃっているように、あまり暗く深刻すぎる雰囲気ではありませんでした。
これ以前に平安時代を舞台にした「婚礼奇譚集」を読んでいるため、本作も時代物だから似たような重厚な雰囲気なのかなとある意味では期待していました。
その期待は少し外れてしまいましたが、、、
本格的な時代物とはまた対照的で、これはこれで面白いと感じます。
天才的科学者の父が国家どころか世界を揺るがす世紀の研究をしている-そのために誘拐されそうになった少年珪。
女装までして行方不明になった父を探す船旅に出ました。
そこで乗っていた船が難破したところ、攻めのライルに助けられます。
まさに、運命の出逢いでした。
スートーリーや設定そのものは結構緊迫したというか、重めなんだけども、明るいノリで進むのはやはりライルや珪のキャラによるものでしょうか。
良い意味で、物事を深刻に考えすぎず、前向きな人たちです。
そのお陰で、楽しく最後まで読めました。
実際の明治時代を彷彿とさせる表紙や物語り紹介ですが、そこを期待すると、いささか期待ハズレになるかもしれません。
この前に読んだ同じ作者さんの時代物が素晴らしかっただげに、コチラは明るく爽やかなのは良いんですが、やはり物足りなさは感じます。