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紙の本
てっぺんまでの切なさ
2013/01/17 12:15
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投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前の作品の文庫化です。
高校の同級生で今はモデルの暁(攻め)と上京してきたりす(受け)のお話です。
高校生のとき二人はまわりからみれば心中未遂と思われるような事件を引き起こし
そのことがきっかけで暁とりすは引き離されてしまいます。
未成年という親の保護なしではどうすることもできない二人が、迷い、惹かれあい
追い詰められていく様が、その部分はりすの視点で刻々と綴られているこの作品。
読んでいて心がぎゅっと締め付けられました。痛い・・・
物語の始まりは暁が叔母に預けられるところから始まります。
最初は従兄弟の五月視点なのでてっきり五月と暁のお話かと思って読んでました。
この五月のおかげでお話はスムーズに進んでましたね。みんなの間のクッション役です。
どんな親でもやっぱり親、子供としては見捨てられないという理屈ではどうしようもない現実。
やさしいりすとそのりすを精一杯受け止めようとする暁。
不器用な二人がこれからどう生きていくのか、ラストはとても前向きでした。
書き下ろしとSSペーパーは暁の独占欲丸出しのお話でした。
暁はいつも嫉妬でキリキリしてるみたいでしたがりすは結構のんびり構えていて
やはりお似合いの二人。うん、悪くはないなぁ。ハッピーエンドってやっぱりいいですね。
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