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徐々に各勢力の背景が語られて話が進んでいくが、本作では一番、人間とは異なる石工(メイスン)の正体が本作で明かされるが、第1作でダダーたるノルルスカンに従う意味合いが読み取れるものの、まだまだ全ては明かされていない。ロイズがミスチフ陣営であることが明かされ、ノルルスカンが未だ羊の言葉として警告を発するだけで、代理戦争的な様相を示しつつ、未だ話は終着点が見えないまま、突っ走る。特に後段の宣戦布告から不幸な連鎖により、更に不幸な結末が見えるだけに先が気になるが、パート2がパート3で終わることを期待しながら、次作を待ちたい。それにしても圧倒的な繁殖力で全てを一色に染め上げるミスチフが何故に太陽系では、これほど回りくどい手を取っているのかが分からないが、これもおいおい明かされるのを期待しよう。それにしても10作で終わるのかな?
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しゃべり言葉の実験。筒井康隆が昔よくやっていた。なつかしい。助詞が少々違ってても分かるが、ギリギリのところ。
もともと全体にワザと誤読を誘う書き方をしているし、そういうペダントリックなところも魅力のひとつ。
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PART1に引き続き物語が加速。長き恨みの蓄積と、それぞれの思惑、そして気持ちのすれ違いが、事態を混迷化させ、壮絶なカタストロフィを想像させる。
いったい何が起こり、1巻メニー・メニー・シープに至ったのか、ピースがどんどん埋まっていくものの、先は見えず。 そして、まだまだ裏がありそうで、目が離せない。
既巻を読み返しながら、作品世界を読み解き、思いを馳せるのがほんとうに楽しい作品。リアルタイムで読めることに感謝。
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おお!続きだ!と思って購入。この巻も続きだった…。次は来年か…。
ここにきてようやく1巻の主要種族と人物と物が登場!って言う感じですね。そして最初異形の形で彼女が現れた理由もドロテアワットが地球にあることもなるほどこう繋がるのかな、と。次の巻は悲劇の予感がするので少し気が重いですが続きも楽しみです。
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この長い物語の重要なターニング・ポイントのPart2。
完結の暁には、日本SF史だけでなく世界のSFの中でも重要な作品になるであろう大傑作の匂いがプンプンしている。
胸躍らせ血をたぎらせながら、次巻の刊行を刮目して待つ!
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異星人に振り回されつつ、悪い方悪い方に進んでいる感じ。こういう流れになったら確かにこう行くだろうなと思えるので、総体としての人間は愚かですね。
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待ちに待った、待ちきれないPart2だったがPart3があるのね…
真の歴史を知りながら、アイネイアと再会してもなお、
クラスト化するイサリの決断が単に「力」であるのは
納得しがたい部分が残る。
けど、人間、それも死病から回復した者でありながら
普通の人にふさわしい扱いを受けることが無かった
500年の積み重ねに、さらに加えられた決定的な一撃が
『宿怨』の悲しい爆発につながったのかね。
ところが第1巻のラスト5行を思い出せば
更なる『宿怨』が待っているはずであり
そしてこの巻までではその5行のまだ3行目まで至っていない。
あと、どれだけ待てばいいのだろう。
『おめでとう。もう、やめていいのです』とは言ったり
言われたくないけど。
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続きものは1巻だけ評価していたのだけれど、あまりにたぎったので。
すべてのものの意図により、あらゆる望みが絶たれようとしていく巻。
章題の“五百年の凱歌”――その歌はあまりに悲しい。
それでもなお。
抗う者がいる。
ああ続きが待ち遠しい!
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ついに切れた救世群。このまま人類を征服するにはちょっと危なそうな展開。カルミアンとノルルスカインとミスチフ?も暗躍しているし。
セアキ、イサリ、スキットル、ラゴス、シェパード号…
I とはどうつながっていくんだろうか。
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パート3だとう!?
物語の核心が、なんだかよくわかんなくなっちゃった。
結局、まだやめられないじゃん。wwww
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やばいな…。胸キュンしたり、はらはらしたり、格好良すぎて痺れたり、やり場のない痛み苦味に胸を圧されたり、言い様のない不穏さに思考が停止しかけたり、さりげない優しさに気持ちは救われたり…色々と満喫してしまった。
人間が生まれる以前からの思惑が舞台時間の25世紀にまで渡っていて、何か一つでも解決できるものがない気がするくらい、歴史や経緯が壮大で、作者の頭はどうなってるんだと思わずにはおれない。
太陽系規模の戦争が始まって、離脱していくジニ号とドロテア・ワットがいずれ一緒になって、第一巻のハープCに至るのかなくらいの予想しか出来ない。第一巻のフェロシアン、イサリはずっと生き続けていたってことでいいのだろうか。イサリ以外が生殖能力が無くしたなら、プラクティスの存亡をかけてイサリが追われ続けたのも何となく納得。拙い予想をしながら次巻を待つ。
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ここへ来て、あいつの正体がこれで、更にアレまで出撃?おいおいおい、どうなっちゃうの?Part3早くお願いします~!(我が儘スミマセン)
第六部はオールスター戦にして天王山の様相、ここまで数千年分にわたって丹念に散らされてきたピースが、かちりかちりとはまっていく。たぎる!
(そして羊飼いのあの子とカルミアンの口調には萌える、オムニフロラに続く口調萌えだ(笑))
Part1を読む前に、第一部読み直しておいてほんと良かった。
たぎるんだが、タイトル「宿怨」が常に頭をちらちらとよぎるし、この先に見えるであろうカタストロフを思うと胸のドキドキが収まらない。
それにしても第六部でこの佳境っぷりって、第七部から完結予定の第十部まで、一体どう展開してメニー・メニー・シープに至り、その先へ進むのだろうか……楽しみすぎる。何度でも同じことを言うけれど、リアルタイムで読める幸せ、いや特権を噛み締めるぞ。そのうち、スピンオフ外伝も読みたいね。
そして、最後の一行に目を見張る。引用しておく。
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「おめでとう。もう、やめていいのです」
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「異星」との交流って難しいな、と。
相手も決して悪気があるわけではなく、自分の種族アイデンティティに従っただけなんだろうな、とみえるのがなんとも。
とはいえ、あのしうちはきつい・・・のだろうねぇ、読む限り機能だけではなく欲求ごとなくされたみたいだし。
あと、やはり見るべきものが見えないほど復讐にこりかたまってたんだな、とね。なんかよくわからんものに手を出しちゃいけないよ、という大原則が守られていないような。
過去からの積み重ねって正直よくわからんが、いい迷惑としか。
そういえば、展開体といい、昆虫どもといい人類は実は既に
エイリアンに支配されているのではなかろうか。
(・・・アリもどき、殺虫剤きくのかな?)
さて、これからpart3。part1と2をあえて読まずに待った、一気読みの特権。
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いさり「はあ・・・、冥王班なんてなければいいのですが・・・」
・ワ・「なくせますが?」
いさり「え?!」
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はぁ、地球外生命そんなに出てきますか。さらに文明崩壊の気配が漂ってきました。「メニー・メニー・シープ」の時代へどう繋がってさらにどう締めくくるのか楽しみ!