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そもそも密室で死んだ男を殺人として証明しろ、という初っ端の展開が笑えます。でもちゃんと時代小説でちゃんと本格ミステリで…だけど途中であら!これ好き♪のメタ展開。そこでのやり取りがまた楽しいのです。他にも見立てとか館とかアリバイとかぎゅうぎゅうと詰まってます。そして最後にダメ押しが来て力が抜けました。言われてみればあれもこれも伏線じゃないか。落ち着く先がそれとは、絶対誰も思わないでしょう。壁投げ本?いやいや本格好きな私ですが十分楽しみました。
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タイトルのセンス無さは如何ともし難いが。
ミステリーじゃなくて時代小説だから…と涼しい顔で"アクロイド"やってるけど、密室殺人に見立て殺人ときて、それは通らないでしょう~しかもメタ。でも「時代小説のメタ」って、司馬遼太郎の語りも考えてみればそうだから、そもそもアリなのよね。
ま、"とりかえばや"はモヤイ結びのところでバレる仕掛けだけど、「内侍之佑」=「典侍」だし、「女の御使番もいる」って明記されてたのに気付かなかったのが不覚。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2012/08/post-6038.html
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"バカミス"との評価が高い作品だが、なんかそこまでバカじゃないような...
「川が逆流する」という自然現象を使ったトリック、そして紐を括り付ける柱となる船を動かすというトリック、どちらも悪くはないが、"バカミス"というほどの突き抜ける意外さはなかったかな。
中盤で明かされる語り手が犯人という事実、そしてそれを著者自身が正当化するメタ的構造は割と好みだった。
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時代小説にまさかのガチガチ本格ミステリーがはいってくるとは!嬉しいかぎり!!
この質でたくさん書いてほしいですね〜
ぜひ〜