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医療現場でのトラブルを実例をまじえて書いた、このような本がもっと増えてほしいと思います。
トラブル解決には「先を読む力」、「クソ度胸」、「場数の多さ」が必要だと説く筆者。なるほど、クレーム対応に慣れた人が若い人であることはまずないですよね。
こういう本でクレームの実例を少しでも多く知っておくことは、医療関係者は特に必要だと思われます。
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トラブルの7割が患者さん側の誤解から生じる。
以下のような誤解です。
① 医師にかかれば病気は必ずなおる。
② 診療や検査で病気の原因は必ず突き止めることができる。
③ 医師は病気を完全に治す義務を負っている。
④ 治療や薬は誰に対しても同じ結果をもたらす。
⑤ 患者は医師の診療に協力する必要はない。
⑥ 医師はどのような場合でも診療を拒否することはできない。
他のサービス業の感覚では、お金を払えばそれ相当の対価が得られるというのは当然なことなのですが、医療に関しては残念ながら通用しません。
誤解を生じさせるには、医療側も責任があると思います。
トラブルの最大の責任は、「医師の説明不足」であり、伝えようとする熱意の不足によるもの。
医療側は、相手の気持ちに寄り添い、誠意を尽くした行動で表すことができれば本当の信頼関係が築け、多くのトラブルは避けることができる。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11560782928.html
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トラブル解決の3要素は、先見性、勇気、現場力
トラブルのケース集のような感じで、興味深く通読できた。
出会いたくはないが、出会った時のための予習ができたような感じ。少しは慌てず対応できるかもしれない。
大阪は著者のような経験豊富な方がアドバイスしてくれるなんていいなぁと思いつつ、自分のいる地域でも同じような人がいるのだろうか?
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日経ヘルスケアで「なにわのトラブルバスター」として連載を持っている著者が、そこで扱った事例をもとに書き下ろした本。
病院関係者は読んで損はない内容