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人斬り龍馬を筆頭とした、時代モノ短篇集。
面白す。二本松少年隊の話って前にドラマかなんかなってませんでしたっけ…?
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話の流れが雑だった。新撰組なのに(しかもこういう類の話で)土方が出てこないのはいくらなんでも変。アイデアは良いだけに龍馬ももっと一癖も二癖も欲しかった。もうちょっときちっと読みたい。料理が雑で残念すぎる。
絵も下手。
「龍の棲む山」にカタリベのバハン様が出てくる。
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龍馬で人斬り(以蔵)!?と思ってしまったのが運の尽き。
挙げ句最後のオチの人物が「誰!?」と思う絵に……ごめんなさい。無理でした。
他の短編もなんとなくしっくり来なくて評価低めです。が、「龍の棲む山」はちょっと面白かったです。
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『もやしもん』で人気漫画家となった作者による幕末の動乱期を舞台にした本格時代漫画三編と、謎めいた中世を舞台にした和風ファンタジー一編が収録されています。表題の「人斬り龍馬」前後編、「二本松少年隊」全3話は平成16年に、「とどかぬ刃」は翌年にリイド社発行の時代劇漫画誌『コミック乱』に掲載されました。「神の棲む山」は平成11年に応募した「ちばてつや賞」に準入選、15年に『モーニング』に掲載されます。17年にリイド社から親本が刊行、24年に少年画報社から刊行の新装版が本書です。
幕末ものはいずれもシリアスな本格作品で、史実の裏で繰り広げられる驚きの真実を描くものです。想像の羽を広げるとこうなるのですね。あの龍馬が人斬り?だったとか、近代史に紛れはあまりないと思いますが、これも才能のなせる業でしょう。この作者の作風は本当に幅が広いようです。絵にも迫力があります。「二本松少年隊」は凄惨な戦いとなった会津戦争の隠れた秘話を描きます。「神の棲む山」は女剣士が魅力的。初期の応募作品ですが、すでに今と同水準の画力が完成されていたのが分かります。