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恩田陸のドミノを思わせる展開です。
色々な人の人生が、ある日、ある場所で、交わってしまう…。
面白かったのですが、最後が正直残念でした。
色んな人の色んなストーリーがすごい勢いで出てきていたので、とても面白かったです。
でも、これを最後にどう回収するのかなー?と疑問でした。
そして、最後はやっぱり少し、分かりづらかったし強引だったかなと思います。
それが残念だったかな。
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不法侵入した数人が繰り広げる深夜のデパートでの出来事。短編ではなく、いろんな登場人物の目線でストーリーが展開されるため、ちょっぴり読みにくさもあった。警備員の半田さんがとにかくカッコよくて、最後のお母さんとの再会のエピソードが、終わりよければすべてよしみたいな感じで、いい本だったと思わせてくれる。
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んー。おもしろかった…、のは間違いないし、途中はハラハラドキドキで、続きが気になって…って没頭して読んだのだけど、なんだかオチが釈然としないというか、個人的には含みを持たせずに、わかりやすく終わって欲しかったな。
こんがらがった、糸が、ほどけた…のか…?
あ、ほどけてたんだね!って感じ。
わたしがバカなだけかな?
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明かりの消えた真夜中のデパートにうごめく人影。その日に限って、なぜか居場所をなくした人々が集まってくる。よからぬ企みを抱く女性店員。生きる希望をなくした中年男。訳あり家での高校生カップル。道を踏み外した元刑事・・・。悩める人々がつどう時、奇跡の一夜が訪れる。
生き字引警備員の良作さんがナイスな役回りだわ!なんで、本店にこだわるのか・・・助けてもらっただけじゃなかったんだな。そこにいたら、お母さんが迎えにきてくれるかもしれないって思って、ずっと働いてたんだろうな。
一夜の出来事だけど、波瀾万丈で読み応えがあるし、
みんな悩みを持ってるけど、生きて行けばどうにかなるって思える。
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昭和30-40年代?デパートが子どもの遊び場や家族の憩いの場であった世代には少し懐かしい読み方ができるかもしれない。話としては真保さんらしい部分もあり面白いが「有頂天ホテル」のデパート版?
閉店後の老舗デパートに、世を儚んで自殺しようとしている中年男性、男に捨てられ復讐しようとしている女子社員、訳ありで逃亡している若いカップル、賄賂がらみの元警官とマネージャー。それぞれの思惑で潜む。
巡回警備を掻い潜り5人が絡み合いながら逃げ惑う。
このデパートを愛するベテラン警備員、4代目ボンボン社長も絡んで奇跡の一夜が訪れる。
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初真保作品。
登場人物それぞれが持つデパートへの想い・事情が行動に移し絡み合いながら物語は進む。
展開は恩田陸の「ドミノ」、語り口は浅田次郎を思い起こした。もちろんマネなんかではなく、じっくりと典快が楽しめた。
これからしばらく真保作品を追ってみよ。
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登場人物がたくさんいたのに、みんながつながっていて、どんどん物語の中へ引き込まれていく。久しぶりにそんな楽しい気持ちになった。結末も良かった。
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久々の真保裕一。三谷幸喜の映画になりそうな、デパートを舞台にした色々な人が関わる痛快な作品。面白かった!軽く読める感じ。
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何年か前に電車広告で読みたいと思った本を読んだ。どの登場人物にも感情移入が難しかった。期待し過ぎたせいかな。
ただラストのまとめ方は面白かったし、ホジティブなラストで良かった。
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閉店後、真夜中のデパートの話。
登場人物がコロコロ出てきて、語りべが変わる分、最初は読みにくいが、
後半につれて、意外な繋がり・急展開をありで面白かった♪
最後はほっこり出来る一冊。
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深夜のデパートを巡る群像劇です。
登場人物の一人がデパートに思い入れがあって、その思い出がところどころ出てくるのですが、それが妙に郷愁をかき立てられて切なくも懐かしい気分を得ました。
その一点だけでもこの作品が好きになりました。
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真保裕一といえば、硬派な感じでミステリってイメージだけど。
この作品はそういう意味では、色が違う。
誰もいないはずの深夜のデパートで繰り広げられるドタバタ劇。
8人の登場人物がだんだんと一本の糸で繋がっていくあたりは、ミステリっぽいけど。
そして、「あーそういうことだったの!」と最後の最後の糸が繋がった時に涙が溢れた。
とてもいい作品です。
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深夜の鈴善百貨店日本橋本店で、何人も人がそれぞれ違った目的を持って右往左往する。
それが最終的に互いに縁を持っていることがわかる。
本当の深夜のデパートに縁を持った人でなくても、これだけ集まるのは考えられない。また、視点がかなり入れ替わり戸惑う。
相関図を作ろうと思ったがネタバレ甚だしいのでやめた。
文庫化されてすぐの作品は図書館で結構借り易くねらい目。「アマルフィ」も文庫化されたらしいので気をつけてみていようと思う。
でも、本著者の作品の中では「奪取」や「ホワイトアウト」あたりのほう面白かった。
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主となる登場人物が8人もいる群像小説。舞台は東京・日本橋にある老舗デパート。創業100年祭開催中の夜のデパートで、年齢・性別・職業も様々な人々が隠れ、階段を上り下りして走り抜ける。講談社の創業100周年を記念する1冊。
デパートが舞台というのもなるほど、という感じ。
いろいろな商品・サービスを手がけていて、老若男女いろいろな人がやって来て、となるとやっぱりデパートが一番かも。
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感動した。
面白かった。
一気に読んだ。
けど最後もっと詳しくして欲しかった。
こういう終わり方、流行ってんのか?
この手の話はハッピハッピハッピーエンドじゃないと最後が気持ち悪い。所々レビューでもあるように少し腑に落ちない感じw
あくまで個人の感想だけども