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坂本龍一や細野晴臣のアルバムや本は持っているけど、高橋幸宏のは持っていなかった。ジョージ・ハリスンが理想像と書いてあるけど、ちょっとかぶる。教授ほど重くなく、すっと読めちゃうボサノバみたいな本。実にスマート。高橋幸宏が好きなアルバムを聴き直してみると、また違った感動があるかも。彼自身のもなんか一枚買わないと。何がいいだろうか。
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高橋幸宏が半生を振り返りながら語るディスク・ガイド。
その穏やかな語り口と音楽への思いにグッときちゃいます。同時期にリリースされたトリビュート盤を聴きながら読むべし。
ちなみに一番心に響いたのは、「計算され尽くして作られた歌謡曲とか、そういうのを本当は無機質と言うんだよ。」という細野さんのお言葉でした。
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ユキヒロさんの音楽遍歴。作家の読書録や音楽家の音楽体験を追体験するのは楽しい。特にそれがお気に入りのミュージシャンだったりすると、まるで自分がその音楽を聴いて感動したかのような錯覚を覚える。そういう意味では楽しくユキヒロさんの音楽に対する想いを追体験できました。
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ユキヒロさんが影響を受けた音楽を自信の音楽史と絡めて紹介。ファンにとってはたまらない一冊。そして、やっぱり自分の好きな音楽とも共通項があるんだよね。これ読んで色々聞いてみたくなりました。
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一見PHP新書っぽいタイトルに見せて、実はそうでなかった幸宏らしさ。
細野さんとの出会いのエピソードで感じる何とも言えない懐かしさ。
満足度6
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今でもたまに聞きたくなるYMO。
そのメンバーだった著者による「私的」名曲ガイドブック。
もう、ほとんどラジオでのゆる~い対談を聞いている感じ。
いろいろ聞きたくなる曲も紹介されていて楽しい。
まえがきにある「音楽に限らず、ものを創るのは楽しい」が全てを表しています。
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高橋幸宏編纂によるディスクガイドのようなタイトルだが、そういう実用性でいうと低い。むしろ高橋幸宏という音楽家が何を聴いて、どう考え、どう音楽と向き合ってきたかを幼少の頃からワールドハピネスの最近まで、コンパクトにまとめたものである。高橋幸宏ファンなら読んでいて楽しくなるに決まっている。ファンなら各々の項目についてこの50倍くらいは深く掘り下げて聞きたいものである。
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YMO好きとして、読んでいて楽しかった。高橋幸宏と細野さん、そして教授の距離感は、他のYMO関係の書籍や記事で読んだ通りだったんだな〜と。
ただ、今になって、その距離感が縮んでいるのかな?と。
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幸宏さんが今まで聞いてきた音楽や影響を受けた音楽を案内してくれているので、音楽の幅を広げていくにはいいかもしれません。
細野さんもそうだけど、やっぱりほんとにいろんな音楽を知ってるんだな~と改めて感心していまいます。
「YMOはさんざん無機質な音楽だと言われていたけど、「計算されつくして作られた歌謡曲とか、そういうのを本当は無機質な音楽というんだよ」というのが細野さんの意見だった」
というのはよく分かりますね。
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タイトルからしていっぱい曲を紹介していく本かとおもいきや、自分の関わってきた音楽の話がメインでした。
そこまで高橋幸宏さんのファンでもない自分にはそんなに見どころはなかったかも。
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幸宏さんの音楽史。また、彼の友好録や好きなアルバムが書かれた本。
もう一回ゆっくり読んでみたいです。
YMO3人のソロアルバムまでは、ほとんど聴いていませんからね。
(アルバムリスト)
・ジョージハリソン オール・シングス・マスト・パス
70年発売。フィルスペクタープロデュース
・デビッドボウイ
ジギースターダスト、ロウ、ヒーローズ、ロジャーといった70年代のもの。
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幸宏さんは、昔っから、洋服やポップ音楽のセンスはずば抜けて良い人だという認識がぼくにはあり、ツイッターをはじめた2010年くらいからかっこよさがわかるようになったんです。それで、そんな幸宏さんのお話を、まるで身近でお聞きするような本がこの本なんですよ。バカラックの話、ビートルズの話、そして細野さんやユーミンたちと知り合った若いころの話。音楽の傑物たちが同じ場所に集まっていたんだから、そこに働いていた引力みたいな不思議な運命のようなものを感じるのですが、すごい人はすごい人と巡り合うんですよね、なんだか。交流、親交、そういったものを垣間見るような語りになっています。文章も軽やかで、読みやすかった。YMOだとかはっぴいえんど周辺、音楽史好きには目からうろこのエッセイだと思います。
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ミュージシャン名、バンド名、アルバム名、とにかく固有名詞が次々出て来るので、知っている人は面白いけれど、そうでない人にはちんぷんかんぷんかも知れない。ワタシはまあ、面白かったけど。いかにもユキヒロさんらしい語り口調の文章も心地よかった。
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楽しかった。ただ、新書ではなくて、もっとおしゃれな装丁の本でいてほしかった。幸宏さんの本なのだから。
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ドラムは小学5年生の時に買ってもらった。中学生の時に、兄のバンドで時々ドラムを叩くようになった。高校時代にアマチュア・バンドのブッダズ・ナルシーシーに参加。
兄たちが軽井沢で開催していたパーティに出た時に、バーンズのトラとして参加していた細野晴臣と出会った。ユーミンは、兄が組んでいたフィンガーズのファンだったため、家に来たこともあった。シングル「返事はいらない」のレコーディングにも参加した(アルバムの収録は、キャラメル・ママの演奏)。ユーミンとともにヤング720に出演した時に、加藤和彦と出会った。19歳の時に、ロンドンの通りで偶然に加藤和彦と再会し、帰国後にサディスティック・ミカ・バンドに入った。日比谷の野音で、山下達郎のバックとして参加した坂本龍一と初めて会った。細野の「ファム・ファタール」のレコーディングで、坂本と3人が初めて集まった。アルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」のB面は、ゴダールの映画のタイトルを並べた(東風、中国女、マッド・ピエロ)。
影響を受けたミュージシャン
ベンチャーズ「ベンチャーズ・イン・クリスマス」
スライ&ザ・ファミリー・ストーン Dance to the music
モビー・グレープ「オマハ」
モータウンのホーランド兄弟とラモント・ドジャー
シュープリームス
マーサ&ザ・ヴァンデラス「ジミー・マック」
フォー・トップス「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア」「It's the same old song」
ジョージ・ハリソン
デヴィッド・ボウイ
プロコル・ハルム「ソルティ・ドッグ」「青い影」「月の光」
スティービー・ワンダー
フランシス・レイ
バート・バカラック「雨にぬれても」
ザ・バンド Music from Big Punk
クラフトワーク「ヨーロッパ超特急」「人間解体」
ディーヴォ「サティスファクション」
細野晴臣「ホソノハウス」
細野晴臣「トロピカル・ダンディー」
泉谷しげる「光と影」(演奏参加)
加藤和彦「ベル・エキセントリック」
坂本龍一「B-2 UNIT」
坂本龍一「音楽図鑑」